『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

まことの心を知るは・・・

2016-06-25 10:11:00 | 仕事
昨日は6時半の早朝出勤で、
晩の9時半帰宅という
ロンゲスト・デイであった。



城跡公園のお堀の
紫陽花と野菊が美しく、
車を降りて出勤前に
一枚撮影した。

なかなかに
さわやかな
一日のスタートであったが、
何人もの涙を見る日にもなった。





JCがカウンセリング中に
描いてくれたカエルとの
相合傘(笑)。




カルテを記載するデスクサイドの
コルクボードには、
ラファエロとダビンチの
聖母子像が掛けてある。

セッションの合間合間に
宗教画を眺めては、
心をリセットし、
傷つき、怒り、悲しみ、
涙し、号泣する
子どもたちの傍に佇み
看護る聖母子のようであろうと
努めている。

この日も、
友だちに傷つけられ、
3階から飛び降りようとして、
迎えに来た
施設の先生に抱きしめられ
大泣きした子の姿が
目に痛々しかった。

帰路、偶然に、
米良美一の歌う
『もののけ姫』の歌詞を聞いて、
ハンドルを握りながら
ふいに目頭が熱くなった。

 かなしみと怒りにひそむ
  まことの心を知るは
   森の精
    もののけ達だけ

カウンセラーや
心理屋なんて
森の精かい、
「もののけ」なんかい・・・と、
独り言ちた。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モモリン・バッチ

2016-06-24 05:00:00 | オシャレ
シャツのポケットに、
手製のモモリン・バッチをつけて
出勤したら、
保健の先生が
「可愛いですね」
と見つけてくれ、
「渋カワです・・・」
と照れ笑いの
アラ還オヤジだった。

(´ε ` )ゞ



『市政だより』かなんかの
広報誌にあったモモリンを切り抜いて、
透明フィルムを貼って固くし、
裏側にピン留めをつけた。

我ながら暇というか
マメなことしてるな・・・と、
呆れるやら、感心するやら。

(^▽^)>テヘ…♪

こんな些細なことでも
仕事のストレス発散に
なっているのかもれしない。




オフィスエイトの
クーポン券が3年がかりで
やっと1.000円分たまったので、
書籍紙を2.500枚ほど
仕入れてきた。

9月の盛岡講演での
頒布用に20冊ばかり
震災関連のワンコイン本を
造る予定である。

ついでに、
『復興支援リサイタル』のCDも
売ってこようと思って
増版している。




フルート・デュオ「ピアミルダ」の
月例練習を音楽堂別館の
音楽室でやってきた。

この日は、
何度もカウンセリングしたJKが、
学校で深く自傷して
病院に搬送されたので、
カウンセリングに呼んだのだが
保健室で拒ばまれてしまい、
仕方なく、その場で
Confrontation(直面化/対決)となった。

それは修羅場のカウンセリングでもあり、
かなりのエネルギーを使うので
音楽堂に行くのに
肝腎の楽譜を忘れてしまった。

8針ほど縫って
外科医にも叱られたようだが、
先生や親を心配させていながら、
もう解決したから
カウンセリングなんかしなくていい、
と開き直られて、
「癒されても、治らない。
 治っても、助からない」
という
師匠の市橋先生の
名言を思い出してしまった。

歯医者が嫌で行かないのなら、
歯が痛いと泣き言はいうな、
という理屈を
よく子どもたちに話すことがある。

病んだ心を治すのにも
痛みや辛さを伴うものだが、
自分の「病み」と向き合うことが嫌で
治療をしたくないのなら、
「死にたい」
と愚痴ったり
勝手に自傷して周囲に迷惑をかけるのは
「甘ったれ」でしかない。

その脆弱性、幼児性も解るのだが、
ある程度の期間、
母性的関与で「甘え」を満たしても、
いつまでも幼児的万能感で
周囲を操作しようとするのは
やはり、病的でしかない。

殊に、限りある人生の時間で、
他者の貴重な時間を奪って
その自覚と反省がないのは、
小児病である。

「縁なき衆生は救い難し」
とお釈迦様はのたもうたが、
治療動機なき生徒を救うのは難しく、
あとは、神谷美恵子先生の仰った
「愛」の実践をするのみである。

「愛・・・
それは、ひとりの人間の持つ可能性を
本人自身よりもよく見て取り、
それを固く信じて疑わず、
たとえ、外見上、どんなに
それに反するような歩み方をしても、
いつかは本来の道に戻るであろうと
望み、信じ、待ち続け、
また遠くから『汝の本質に返れ』と
呼び続けているもの・・・」

これは
信仰的な陰祈念そのものである。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勉強と研究

2016-06-23 09:15:00 | 勉強
在野の心理屋なので、
自主研修である専門の勉強は
欠かすことが出来ない。

中でも、
最新の研究論文集である
ジャーナル(学会誌)は
勤務の空き時間に
目を通して、新技法や
新説を習得しようと努力している。



英語力を錆付かせないように
abstract(概説)を
よく読むが、未だに
新しい英単語にぶつかる時があり、
そのたびに日本語訳と
照らし合わせている。




先日、NHK特集での
『キラーストレス』は
最新の心理療法である
マインドフルネスが紹介され、
以前、香山リカの講演で聞いて以来、
気になっていたメソッドの
詳細がよく解った。

録画したものを
ポーズにして
要所要所をノートにまとめた。

また、秋頃には
K高で恒例の
「ストレス・ガイダンス」があるので、
今年は、最新メソッドの授業が
やれそうである。

もう亡くなられた
大学院の時の師匠には、
「勉強と研究は違うんだよ。
 勉強はインプットで、研究はアウトプット。
 つまり、自分に役立つのが勉強で、
 研究は、人に役立つ新しい発見を
 するための過程なんだ」
ということを
教わった。

最近では、
学会誌に投稿・査読・訂正という
ロングターム・プロセスが煩わしいので、
興味を持って取り組んでいるテーマは
もっぱらネットで発表したり
自著に記すことにしている。




三つの中学に勤務しているが、
JC(女子中学生)で
毎日、3、4時間しか
睡眠を摂っていないという子が来て、
驚いて、ダニエル・クリプケの
研究結果である「睡眠と寿命」の
生理心理教育をした。

生物学科(学部)と
心理学科(院)の両方で学び、
生物学(高校)と心理学(短大)の
教師だったこともあり、
脳、神経、脳内物質や
情緒の不安定感、問題行動について、
本人や親、教員によく、
エビデンス・ベースト(科学的根拠に基ずく)の
説明をする機会が近頃多くなった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田んぼアート

2016-06-22 06:19:00 | 風景
鏡石への通勤路に
田んぼアート区画があり、
はじめて隣接する
図書館4階の展望室から
全貌を眺めてみた。



すべて古代米とかの
色つき苗を使って
表現している。




ローカル番組でも
取材にくるほどの
地元ではちょっとした
観光スポットである。





帰宅時に
鏡石駅近くの踏み切りで
つかまって、
電車通過を待っていたら、
ちょうど野の花越しの
いい風景だったので、
「撮り鉄」じゃないが、
一枚「野菊と電車」風景を
撮影してみた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャツに凝る

2016-06-21 07:54:00 | オシャレ
仕事から帰って、
陽の落ちた夕方に
裏庭のビワの半分を
収穫した。

生でも二三ケやってみたが
なかなかにいい味に
熟してくれた。

袋掛けで
右肩を痛めた
甲斐があった。

(;_;)/ マダイテーヨ~



そのままでは
腐ってしまうので、
一つひとつ皮むきをして
コンフィチュール(ジャム)に
仕立てた。

我ながら
マメなことやってんなぁ・・・と、
思わないでもなかったが、
「人生深生き」を
モットーとしているので
そのプロセス、手間、労こそが
「今を生きる」ことなのだと
思っている。

出来上がった自家製ジャムは
さすがにいい味で、
朝な夕なにと
ヨーグルトに添えて
楽しんでいる。




アマゾンにオーダーした
『サルトリア・ナポレターナ』が
4冊送られて来たので、
さっそく楽しみながら
再読している。

殊に、この夏は
シャツに凝ってみよう
と思っていた矢先、
恰好の薀蓄が載っていた。




さっそく、
市内の数件の古着屋を巡って
新品の珍しいシャツを
ワンコインで仕入れてきた。

クロークの中にも
まだ、袖を通していない
新しいものが何着かあるが、
それらは仕事着ではなく、
講演やミニコンサートのたびに
卸して着ることにしている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする