『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

栗弾ける

2018-09-15 06:02:00 | 趣味
散歩道で
氏神様の祠前の
土中から掘り出した
母校の校章を磨いて
アクセサリーに仕立ててみた。



中学時代は、
人生で唯一の
坊主頭の三年間だったが、
生涯で最も思い出深い
楽しい時だった。

ヴィヴィッドな感覚と
性に目覚めた頃だったので、
何もかもが新鮮で
楽しく感じられた。

それと、
小学生の頃にはなかった
女の子が妙に寄ってきて
誰もが親しげにしてくれたのが
なんだか嬉しかった。

ミサオちゃんは、
美少女だったノリちゃんや
精悍なエッちゃんを
紹介してくれたり、
レーコちゃんとは
委員会でよく冗談で
ジャレ合っていた。
(後年、ご本人は
覚えていらっしゃらなかったが…笑)

近所のヨーコちゃんとも
気が合ったし、
学年トップのチズちゃんは何故か
学級委員や地区委員に
推薦してくれた。

目がハートになったのは、
博多人形系美人で
超美声だった
セッちゃん。

一学年下の
グラマースイマー
クミちゃん。

長年、心の恋人だった
シホちゃん。

でも、
彼女やガールフレンドができる
時代ではなかった。





玄関に飾ってあった
イガ栗をペンチで
剥いてみた。

みっつから
6ケほど
食べれそうな栗の実が
取り出せたので、
オーヴンで焼くことにした。

晩飯の仕度をしていたら、
「バーンッ!!」
という
ものすごい爆発音がして、
見たら、オーヴンの栗が
粉々に弾け飛んで
跡形もなかった(笑)。

\(゜(ェ) ゜)/  

そうだった、
『サルカニ合戦』でも
囲炉裏のクリは
バチーンと弾けたんだった(笑)。

夕飯の栗ご飯は
夢と消えた。

~(;▽;)~




きのうは
ソータの王位戦があって、
勤務日だったので、
休み時間ごとに
職員室に行っては
共用PCで対戦中継を見ていた。

持ち時間が
双方で8時間だったので、
退勤時間に急いで高速に乗って
ぶっ飛ばして帰宅した。

6時半頃に、
ちょうど終盤の佳境に入った処で
ソータが敗勢であった。

なんとか、
奇跡の逆転を願っていたが、
けっきょく奇手も奏効せず
敗北した。

相手はNHK杯の優勝者で、
ソータが奨励会時代の
幹事役だった山崎八段だった。

さすがに
格上の将棋を指され
持ち時間も
ソータが先に切れていた。

しかし、
プロになってから、
まだ連敗が二度目というので、
解説者をして
「信じられない。
 さすが桁はずれですね」
と驚かせていた。

そして、
数十手先の展開を見据えての
奇手に対しては、
「天才や超人でなきゃ、ありえない」
とも言わしめていた。






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校章再生

2018-09-14 04:18:00 | 趣味
国試の自己採点で
安全圏に到達してなかったので、
すっかり気落ちして、
あーあ、ダメかもなぁ・・・と、
久しぶりに予期不安と
敗北感を味わっている。

やだなぁ・・・
ネットで発表見んの・・・。

満点取ってやる、
と意気込んでいたのに、
蓋を開けてみたら
ミスばっかりで・・・、
うろ覚えも多くって、
基本問題さえしくじった。

あと3点欲しかった。

エ~ン。・゚゚'(/o\)'゚゚・。 




気落ちしながら
散歩に出た。

いつも寄る
氏神様の祠では、
どうぞ奇跡を・・・と、
口の前で十本の指を合わせた。

「口」偏に「十」と書いて
「叶う」なので、
未練がましく神頼みした。

そしたら、
土のなかに
銅貨のようなものが埋まっていて、
よく見ると母校の校章ではないか。

自分もアキも着ていた
詰襟学生服の金ボタンである。

いつ、だれが落としたのか、
それはかなり古びていて、
古銭以上に時代がかっていた。

すくなくも
数年物だなぁ・・・と、
掘り起こして
土を洗い流してから、
裏技番組で見た
タバスコ液に数時間浸してみた。

それから
金タワシと古歯ブラシで
ゴシゴシ磨いたら、
おおーッ!!
赤銅色が甦った。

ペンチで
裏の縫いつけ針金をはずして、
ラペルピン用のピンを
接着剤で取り付けた。

今日の通勤用シャツの
胸ポケットに
さっそくアクセサリーとして
クラッチでとめて飾ろうかと思う。

氏神様の御処で
掘り当てたので、
「一中」が
「ひとつは中りにしてやる」
と読めて、
オカシかった。

ʅ(-"-;)ʃ ハハ…




お昼には、
街に繰り出し、
ついでに、何とはなしに
信夫山に車を向かわせて、
はじめて独り墓参りと
墓掃除をしてきた。

なんとはなしに、
苦しきときのホトケ頼み
なのかしらん(笑)
とも思った。

藁にもスガリたいんだろうなぁ・・・と、
自分が不憫だった。

齢(よわい)カンレキにして、
こんなセンチになるとは
想像もしなかった。

イグジナシ・・・(笑)。

先日観た
『きみ膵』の
男の子みたいな心境になって・・・
「ボク、泣いてもいいですか・・・」
ってな感じだった。

(ノ I `。) ウゥ…





BSで録画した
『ユナイテッド93』を観た。

面白かった。

『エアポート』シリーズを
全作見てきたが、
問題にならないくらいに
迫真的だった。

ヒーローが出てきて、
予定調和的に無事助かって、
めでたし、めでたし、ではない。

最後の最後まで、
市井の人たちが
力を合わせて犯人たちに抗い、
それでも墜落していくシーンは
見ていて胸が痛かった。

9.11は史実であるがゆえに、
人間の狂気と勇気、
怒り、哀しみ、
不条理さを
まざまざと感じさせられた。

犯人たちが
「神の意志だ。
 目標に到達できる。
 神は偉大なり!
 神に栄光あれ!」
と狂気走った笑みを湛え
いっちゃってる目をして、
自爆に向かう様は
「邪教」の恐ろしさを
再認識させた。

日本にだって、
オウム信者たちの
狂気に満ちた
テロがあったのだ。

「宗教」や「信念」、
「イデオロギー」は、
ひとつ間違うと
ナチスやタリバンやオウムを
生み出してしまうのである。

そういう危うさについても
毎月の宗教臨床研究会では、
話題にしている。










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風邪気味?

2018-09-13 08:03:00 | 健康
明け方頃、
お手水に行って
寝床に戻ったら、
クラクラッと眩暈がして、
(ヤバッ…!!)
と思って、
頭の位置を立て直した。

首周りが凝ったり、
風邪で自律神経失調になると、
時折、起こる症状なので、
安静にして寝て
凝りをセルフ・マッサージでほぐすと
たいていは改善する。

名人マッサージ師・
マキノ先生からは
首周りの脳低動脈が
圧迫されると眩暈が起こる、
と聞いた。

今朝方も寒くって、
書斎ではストーヴを点火した。

昨日は、
朝方は長袖長ズボンだったが、
午後からは半袖短パンだった。

春先の三寒四温みたいに、
秋口の残暑と冷涼の
せめぎ合いが
やっぱり老体には堪える。

まして、日曜には、
心身エネルギーを消耗するような
人生初体験の国試受験を
終えたばかりなので、
その緊張と後の弛緩の落差度も
けっこうストレスフルである。

老体なので、
三、四日後に
頭脳戦の披露が出て、
凝りから眩暈が発症したんだろう。

たしかに、
国試直前までの
物理的な忙しさと、
過度の緊張感、
当日の過度の集中は
非日常的なものであった。



きょうは、
明日の棚倉出勤に備えて
一日、養生日にしようと思う。

きのう、
夏用の冷感ベッド・パッドから
秋冬用の毛の長い
フワフワ・すべすべのものに
交換したので、
すこぶる寝心地がいい。

なので、
子ども部屋に設えた
漫画ライブラリーから
幾冊か持ち込んで
ゴロ寝養生である。




連載終了した心理サイトの
カウンターだけは
一日一回見ているが、
国試翌日からは
あんのじょう激減して
想定どおりなのが
オモシロイ。

もうしばらく養生して、
気力が回復したら、
国試の講評を
第二部として
連載するつもりである。

やっと
自力検索での自己採点を終えたが、
そしたら、ポツポツと
予備校やら塾やら、
はたまた大学教授やら心理士たちが
予想回答をアップしはじめたので、
つき合わせてみた。

まだ、
配点が分からないが、
過去の看護師・保健師・助産師
などの配点を参考にしたら、
どうも192満点で合格ラインが
保健師・助産師と同じ60%以上なので
115点以上のようである。

予想回答には
バラつきがあって、
正式に試験センターか
厚労省サイトから発表されないと
確定はできないが、
現在、112~122点、58~63%の
まさに「当落」境界ゾーンにある。

ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ アヒャ~ッ!  

なんだか、
確率1/2のあたりだ。

これは、もう、
どっちもアリで、
あとは神様の御心のままに
お任せするよりない。
 
°゚(T人T)゛

発表まで、
不安だから、
再起を期すべく
出来なかった箇所を
勉強して待つことにしよ。

ケアレスミスが4問、
マグレ当りが4問だったので、
チャンチャンであった(笑)。

┐(´ー`)┌

当日、万一の
腹下し対策にと
紙オムツを持参していた。
(ジジイの必需品!… 笑)

緊張のせいで、
すこし腹痛気味だったので、
試験場のトイレで
こっそり装着したが、
腹巻がわりになって温まったせいか
腹痛が治まった(笑)。

少し蒸れはしたが、
やっぱ
役に立った(笑)。

ツイッターには
受験後の感想が何百とあったが、
ある会場では
異臭がしたというんで、
やっぱオシメを忘れて
粗相したジジイがいたんだぁ(笑)。




なんだか、
自己採点結果が
当落線上にあるのを知って、
胸キュンになった。

宝くじよりは
確率高いかもしれないが・・・。

自我防衛のために、
ダメ元だーい、
もっかい勉強楽しもー、
まだ修行が足りないか・・・と、
いろいろ雑念が過ぎる。

朝方、
水溜りができていたが、
なんだか晴れ渡ってきた。

散歩&買い物
にでも出かけて
気でもまぎらすかぁ・・・。

玄関の
ホオズキが
いい色に黄色くなって
なかなかいい。

飾りの栗もはぜてきたので
今夜の「栗ごはん」にでも
しようかしらん。










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夏炉冬扇

2018-09-12 08:08:00 | 風景
今朝方、
毛布一枚では寒くって、
足元のタオルケットを
さらに重ねた。

トイレの温度計が
15℃だったので、
だいぶんと秋めいてきた。

パジャマも
半袖短パンから
長袖長ズボンに換えた。

今季、はじめて、
ストーヴを炊いて
22℃くらいまでに室温を
調整した。

それでも、
9月中旬頃に夏日が
戻ってくることが
しばしばあるので、
まだまだ扇風機はしまえず、
タオルケットも足元で
スタンバッている。



春先と秋口は
まさに
夏炉冬扇という言葉が
思い浮かぶような
混在模様である。








ハードな国試が終わって
気抜けしたせいか、
すぐには来春のリサイタルの
プログラムには
着手する気にもなれず、
気ままに自分のためだけに
好きな曲を弾いていた。

楽譜書庫には
50年間弾いてきた
数百もの曲集が
ライブラリー化してあるので、
弾きたいと思った曲が
すぐに取り出せるようになっている。

昨晩は、
なんだか今年のリサイタルの
デュオのオープニングでやった
ラベルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』が
弾いてみたくなり、ソロ版を
久しぶりにさらってみた。

庭の虫たちの
涼やかな鳴き声を耳にしながら、
『亡き王女』の名旋律を
ゆったりと奏でていると、
なんだか不思議な多幸感に
つつまれた。

そして、
ああ、ギターが弾けるって、
いいもんだなぁ・・・と、
しみじみと思った。

20代には、
コンクールに挑戦しては
落ち続けて落胆したこともあり、
超絶技巧を極めんと
ハードな練習を課して
ギターが精神修養のように
辛かった時代もあったが、
還暦の今は、なんだか、
しみじみと楽しめているのが
ありがたい。

若い頃、
懸命に極めようとした芸事は、
ジジイになっても楽しめる
ということを
今、味わい深く思っている。

30代後半からの20年ほど
『ボッケリーニ讃』全楽章(テデスコ)
『カプリース24番』(パガニーニ)
『バガテル』(ウォルトン)
『グラン・ソロ』『大序曲』
『蜂雀』『熊ん蜂』『アラゴネーズ』
・・・など等、数々の
超絶技巧曲集に挑戦して
発表会にかけてきた。

短縮版ながら
『アランフェス』全楽章独奏、
『新世界』全楽章独奏、
などという無謀な挑戦もして
半分呆れられ、半分感心されもした。

でも、その頃、
真剣に技術力向上と
編曲に精魂を傾けてきたことが、
今となっては、かけがえのない
自分の財産になっている。

ギターを始めたばかりの
子どもの頃のように、
弾けないという曲は、
もうない。

考えてみれば、
なんでも弾けるというのは
スゴイことである。

50年以上やってりゃ
アタリマエかもしれないが・・・。

自己流のピアノでは
こうはいかない。

いいとこ、
『エリーゼの為に』どまりである。

『悲愴』も『ラ・カンパネラ』も
『ラプソディー・イン・ブルー』も
『水の戯れ』も『幻想即興曲』も
思いのままに弾けたら、
どんなにいいだろう。

でも、
ピアニストでなく
ギタリストを選んだことに
後悔はない。

『アルハンブラ』が弾け、
『魔笛』が弾け、
『アランフェス』が弾ける。

それだけでも
十分かもしれない。

今宵も書庫から
バッハのリュート組曲を出して、
自分のためだけに、
ギターとリュートの音色で
バッハの敬虔な音楽に浸ろうと思う。





国試の自己採点が
やっと135問目まで進んで、
どうにかカットラインの93点まで
取れていそうだが、
「とらタヌ」
(獲らぬ狸の皮算用)で、
これまで何度も
イタイ目に遭ってきたので、
駄目だったことを前提にして
復習と補修の自学をしている。

再来月末の合否発表まで、
出来なかった箇所や
関連箇所、派生箇所を
徹底勉強して、
再チャレンジに備えて
結果を待とうと思う。

運転免許の学科でも
一度落ちたし(笑)、
各地での教員採用試験や
コンクールでも
何べんも落ちた。

中学では家庭科で
「1」も取ったし(笑)、
高校では物理で
「0点」を取ったこともある。

それなのに、
後年、看護学校で物理を
2年もおせーた(笑)。

教員採用試験で
三度も落とされた
教育委員会からは
新任教員研修の講師を依頼されたり、
今、嘱託カウンセラーにも
なっている(笑)。

人生、どーなるか
ワカランから
オモロイのかもしれん。

(^◇^)┛







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闘い済んで、夜が明けて・・・

2018-09-11 06:44:00 | 勉強
国試の翌日も
平生どおり出勤して、
生徒のカウンセリングや
先生のコンサルテーションを
行ってきた。

昨日から
職場体験がはじまり、
生指会議がなかったので、
いつもほどキツキツではなかった。

空き時間があれば、
国試の自己採点をしようと
問題冊子を持参していたが、
けっきょくは
数頁ほどしか出来ず
そのまま持ち帰った。

昼休み、放課後と
予約なしの“飛び込み”JCが
三人できて、
「いじめ」の話から
それぞれの複雑な家庭歴の話となり、
笑いを交えながらも
「人生の生き方」について
語り合った。

三人とも父親がいなくて
父性性欠如のようだったので、
愛娘に語る老父のように
慈眼と笑いで包んであげたら、
癒されて満足したように
帰っていった。

結婚後、
娘が欲しいとずっと願っていたが、
けっきょくは三人息子だったので、
ドーター・コンプレックスがあって
女の子にはついつい
甘く優しくなってしまう(笑)。

愛娘はとうとう持てなかったが、
JCやJKたちが
代わるがわる相談に訪れるので、
そうだ・・・この子たちが
可愛い娘たちなんだ、
と或る日、気が付いた。

長年、不妊で子どもが出来ず
沈んでおられた或る先生には、
「教え子という、すばらしい子どもたちが
沢山いるじゃないですか」
と助言してさしあげたら、
元気になられて、
益々いい教師になられた方もいる。

我が子も
教え子も
自分と縁あって
この世で出逢った、
と考えれば、
虐待やらおざなりな交わりは
できないと思うのだが・・・。

( ̄(エ) ̄)ノ  



加齢と共に
だんだん早朝覚醒するようになり、
夜明け頃には
もう書斎のPCでブログを
書き始めている。

西の空に
尾頭付きの虹が
朝日に輝いていて
「早起きは三文の徳」
という古い諺が
思い浮かんだ。

仏語では、
ラルク・アン・シエル
(空の弓)である。

それにつけても、
まだ、日曜の国試体験が
残像として体感に残っている。

第5回『復興支援リサイタル』に並ぶ
今年の二大ビッグ・イベントが終わって、
やはりポスト・フェステム・シンドロームに
やや陥っている。

疲労感と安堵感で
まだ自己採点が終わっていないが、
なんだか現実認知から
逃避したい気持ちも
ないでもない。

今んとこ、
154問中31問まで自己採点して
21ケの正解率なので、
合格ラインが92ケ辺りのようなので
残り101ケのうち71ケが当ってりゃ、
ギリギリのラインである。

比例式で電卓計算したら、
理論値では104ケ当ってる確率だが・・・、
果たして、どーか。

(T人T) ドキドキ

山勘で答えた処を
一々、正答を検索して
検討しなくてはならないので、
なかなかスムーズに進まない。

テッパン(鉄板)正解の所だけ
さっさと数えればいいのだが、
なんだかドキドキして
着手できないでいる(笑)。

(๑˃̵ᴗ˂̵)و こえ~よ。

イグジナシ・・・(笑)。

これって、
ひょっとして、
ドキドキを味わって
楽しんでるのかしらん(笑)。

「人生、深生きだなぁ・・・」

ヘヘ・・ (。・´з`・) ゞ





黒岩虚空蔵祭の
画像がいくつかまだあり、
山門に張られていた
ちょっとベタな禅語に
すこし心惹かれた。

祭礼提灯を見て、
「そっか、国試もオレ祭りだったんだ」
と思い当たった。

リサイタルの舞台袖で
緊張している時に、
楽屋見舞いに来てくれた
指導主事だったC先生から
「佐々木祭りなんだから、
楽しんだらいいでしょー」
と喝を入れられて
「あ、そっか・・・」
とシャンとしたことがある(笑)。





日曜の晩、
ソータとユーキの
巌流島決戦があって
堪能した。

佐々木勇気六段は
ソータが四段の折、
破竹の29連勝を止めて
一躍有名になった
イケメン棋士である。

なので、
その雪辱戦が
非公式戦ながら
第一回アベマ・トーナメントの
決勝が決戦舞台になった。

持ち時間3分で
それが切れたら一手10秒の
超早指し戦なので、
まさに直感による頭脳戦である。

三番勝負で
二勝したほうが優勝という
珍しい形式だが、
ソータは初戦をミスで落とし、
二、三戦目を完勝した。

非公式戦ながら
並み居る強豪を倒しての
堂々の優勝である。

詰め将棋選手権
4連覇の実力を
まざまざと見せ付けた。

ソータは
90分の試験を
25分で解いて途中退室し、
全問正解で優勝という
偉業を成し遂げ、
他の棋士たちからは
「バケモノ!!」
と畏れられていた。

先日の国試でも、
120分試験で
途中退室が認められたが、
そんな超天才心理士は
誰もいなかった(笑)。

「四百年に一人の天才」
という称号は
伊達ではない。

そんなソータも
負けることがあるが、
そのたびごとに強さを増すのが
ズコイところである。

「自分はただ、将棋が好きなだけです」
と言い、
彼の子ども教室時代の師は、
「世界で一番将棋の好きな子だったが、
今は、世界で一番将棋の好きな棋士だ」
と言った。

その「好き」の度合いと
「強くなりたい」という
向上心の度合いも
超ド級なのだろう。

この稀代の天才少年を見習い、
我もまた、
仕事や学問や音楽、生活、人生・・・と、
軽薄短小でなく重厚長大に、
より深く
コミットしていきたいものである。

ε=(-᷅_-᷄๑)  
























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