きのうは
ソータのNHK杯2回戦で
早くも地上波に登場したので、
10時半からの対局開始が
朝から待たれた。
(7/8収録)
過去の公式戦績は
1勝2敗と負け越している
久保九段なので、
なんとか勝って
タイに持っていってもらいたい
と願っていたが、惜敗した。
さすがに、
A級棋士/九段で
タイトル7期保持者である。
データベースによれば・・・
2019/7/9 久保利明九段 ● 先 角交換四間飛車 第27期銀河戦決勝T
2019/7/8 久保利明九段 ● 後(千) 四間飛車 第69回NHK杯本戦
2019/7/5 久保利明九段 〇 後手 ゴキゲン中飛車 第32期竜王戦本戦
2019/3/11久保利明九段 ● 後手 四間飛車 棋聖戦二次予選
2017/12/10久保利明九段〇 先手 ゴキゲン中飛車 名古屋フェス(非公式戦)
・・・と、
いずれも
「四間飛車」戦法に
敗れている。
しかも、
二日続けての
対局での敗戦は珍しく、
何やら因縁めいている。
ソータは「居飛車」派で、
久保九段は棋界最強の
「振り飛車」派で、
「さばきのアーティスト」
という尊称がある。
朝日杯で二連覇したソータは、
優勝賞金の1.600万で
最新型のAIマシンを導入すると
言っていたので、
おそらくは「四間飛車」戦法に対する
攻略法を研究していると思う。
ソータが負け越しているのは、
久保九段と豊島名人であるが、
この二人の宿敵をどう攻略するか
というのが、棋界の頂点に立つ
彼の研究課題である。
きのうの解説は
ソータの師匠の
杉本八段だった。
なんと、
一局目は千日手で
指し直しとなって、
「視ている方にとっては、
藤井将棋を二局視れて
お得かもしれませんねぇ・・・」
とお茶目なことを言って
聞き手のアヤちゃんを
笑わせていた。
「後手」を引いた久保九段が
千日手に持っていって、
指し直しで「先手」を得たので、
その辺りの作戦も
老獪であった。
過去、この作戦で、
ソータは豊島名人にも
敗れている。
策を練らず、
正々堂々の正面突破を目指す
十代の少年棋士の弱点を
年長者は老練な策で
いなしているのである。
玄関室礼を改めた。
色紙には
二十年ほど前に
極細の面相筆で書いた
自筆の「白雲流水」。
「塔のへつり」と「大内宿」での
笹の葉と青い栗を竹籠に飾り、
濃い紫の扇子をも添えてみた。
これは、
カミさんが京都で
アキに買ってやったものらしく、
しばらく行方不明になっていたという。
裏磐梯の
林間に流れる
小川の風景を
絵画に仕立ててみた。
必ずや、
体験を何らかの
アウトプット(創作)にして
表現しないと
気がすまない性質(たち)
のようである(笑)。
ソータのNHK杯2回戦で
早くも地上波に登場したので、
10時半からの対局開始が
朝から待たれた。
(7/8収録)
過去の公式戦績は
1勝2敗と負け越している
久保九段なので、
なんとか勝って
タイに持っていってもらいたい
と願っていたが、惜敗した。
さすがに、
A級棋士/九段で
タイトル7期保持者である。
データベースによれば・・・
2019/7/9 久保利明九段 ● 先 角交換四間飛車 第27期銀河戦決勝T
2019/7/8 久保利明九段 ● 後(千) 四間飛車 第69回NHK杯本戦
2019/7/5 久保利明九段 〇 後手 ゴキゲン中飛車 第32期竜王戦本戦
2019/3/11久保利明九段 ● 後手 四間飛車 棋聖戦二次予選
2017/12/10久保利明九段〇 先手 ゴキゲン中飛車 名古屋フェス(非公式戦)
・・・と、
いずれも
「四間飛車」戦法に
敗れている。
しかも、
二日続けての
対局での敗戦は珍しく、
何やら因縁めいている。
ソータは「居飛車」派で、
久保九段は棋界最強の
「振り飛車」派で、
「さばきのアーティスト」
という尊称がある。
朝日杯で二連覇したソータは、
優勝賞金の1.600万で
最新型のAIマシンを導入すると
言っていたので、
おそらくは「四間飛車」戦法に対する
攻略法を研究していると思う。
ソータが負け越しているのは、
久保九段と豊島名人であるが、
この二人の宿敵をどう攻略するか
というのが、棋界の頂点に立つ
彼の研究課題である。
きのうの解説は
ソータの師匠の
杉本八段だった。
なんと、
一局目は千日手で
指し直しとなって、
「視ている方にとっては、
藤井将棋を二局視れて
お得かもしれませんねぇ・・・」
とお茶目なことを言って
聞き手のアヤちゃんを
笑わせていた。
「後手」を引いた久保九段が
千日手に持っていって、
指し直しで「先手」を得たので、
その辺りの作戦も
老獪であった。
過去、この作戦で、
ソータは豊島名人にも
敗れている。
策を練らず、
正々堂々の正面突破を目指す
十代の少年棋士の弱点を
年長者は老練な策で
いなしているのである。
玄関室礼を改めた。
色紙には
二十年ほど前に
極細の面相筆で書いた
自筆の「白雲流水」。
「塔のへつり」と「大内宿」での
笹の葉と青い栗を竹籠に飾り、
濃い紫の扇子をも添えてみた。
これは、
カミさんが京都で
アキに買ってやったものらしく、
しばらく行方不明になっていたという。
裏磐梯の
林間に流れる
小川の風景を
絵画に仕立ててみた。
必ずや、
体験を何らかの
アウトプット(創作)にして
表現しないと
気がすまない性質(たち)
のようである(笑)。