人生日訓(311)
「百姓の訴えは一日に千事あり」
聖徳太子の言葉。なかなか幅の広い意味を持っている。ぶっ
つけ、世間の公務員に聞いて欲しい名句である。「百姓」とい
うのは何も田舎で百姓をしている農民に限ったことではない。
一般国民のこと、百姓のことである。手っ取り早く言えば、納
税している国民のことである。国家の主権者たる一億二千万
の全国民のことである。公務員達も毎日忙しかろうし、仕事も
山積みしているだろうが、国民の立場から見ていると、言いた
い文句は山ほどあるし、不平注文は一日に千事ではあるまい。
万事兆事になるであろう。こうした国民の訴えというものは謙
虚な心持を以て耳を貸して欲しいものである。しかし、これは
国家公務員や地方公務員のことばかりではない。すべての
企業体に働いているサラリーマンにも当てはまることである。
歳時記
穀雨
4月19日。 および立夏までの期間。 太陽黄径30度 清明から数えて15日目頃。 春季の最後の節気。春雨が百穀を潤すことから名づけられ たもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。この 時季に、特に雨が多いというわけではありませんが、穀雨以 降、降雨量が多くなり始めます。 「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りること もなくなる」という言葉があるように、南の地方ではトンボが飛 び始め、冬服やストーブとも完全に別れる季節です。 変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まって きます。 昔から、この日を田植えの準備をする目安にしているようです。 穀雨が終わる頃に八十八夜を迎えます。 |
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4月から咲く花「松葉菊(まつばぎく)」
・開花時期は、 4/ 5 ~ 8/末頃。 ・葉は松葉のような形で多肉質。 地を這うように広がる。 また、花は菊のようなので 松葉菊の名になった。 ・南アフリカの砂漠などに自生する。 多肉植物。 ・ピンク、赤、橙などの色の花が いっぱい咲く。 開花時期はいろいろあり、 4月~6月頃に咲くものや、 少しおいて 7月~8月に咲くものもある。 ・4月12日の誕生花 ・花言葉は「忍耐」
(季節の花300より)