名句名句(566)
「ハナニアラシノタトエモアルゾ「サヨナラ」
ダケガ人生ダ」『井伏 鱒二』
この世は無常で、出会いは必ず別れを伴う運命にあるという「会者定離
(えしゃじょうり)」という言葉もあります。なぜ、人と人とは、出会
いがそのまま出会いとして永続しないのでしょう。たえず別れの思いを
頭の片隅に置きながら、人との関わりを持たなければならないこの人生
は、実に無常です。この無常をくぐり抜けて行くところに、人間として
の逞しさが育つのだともいえるのでしょう。井伏鱒二(1898-1993)は、
小説家として名作『山椒魚』などの短編を書いていますが、かたわら
詩作にも手を染めており、詩の実作の効果が、漢詩の日本語訳にもあら
わているのです。
=============================
3月から咲く花)「日向水木(ひゅがみずき)」
開花時期は、 3/15 ~ 4/ 5頃。
・「日向~」の名前の由来は、
日向(宮崎県)に多く
植栽されていた、という説と、
明智日向守光秀(みつひで)の
所領だった丹波地方(京都北部)に
多く植栽されていた、
という説がある。
・魚のうろこが
重なったような形の花が
ぶら下がるようにして咲く。
・「土佐水木」「支那水木」と
花姿が似ているが、
日向水木は一房の花の数が少なく、
全体に丸っこく小さめなので
区別できる。
おしべの部分は黄色。
・「水木」には似ていない。
・別名
「伊予水木(いよみずき)」
(季節の花300より)
「ハナニアラシノタトエモアルゾ「サヨナラ」
ダケガ人生ダ」『井伏 鱒二』
この世は無常で、出会いは必ず別れを伴う運命にあるという「会者定離
(えしゃじょうり)」という言葉もあります。なぜ、人と人とは、出会
いがそのまま出会いとして永続しないのでしょう。たえず別れの思いを
頭の片隅に置きながら、人との関わりを持たなければならないこの人生
は、実に無常です。この無常をくぐり抜けて行くところに、人間として
の逞しさが育つのだともいえるのでしょう。井伏鱒二(1898-1993)は、
小説家として名作『山椒魚』などの短編を書いていますが、かたわら
詩作にも手を染めており、詩の実作の効果が、漢詩の日本語訳にもあら
わているのです。
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3月から咲く花)「日向水木(ひゅがみずき)」
開花時期は、 3/15 ~ 4/ 5頃。
・「日向~」の名前の由来は、
日向(宮崎県)に多く
植栽されていた、という説と、
明智日向守光秀(みつひで)の
所領だった丹波地方(京都北部)に
多く植栽されていた、
という説がある。
・魚のうろこが
重なったような形の花が
ぶら下がるようにして咲く。
・「土佐水木」「支那水木」と
花姿が似ているが、
日向水木は一房の花の数が少なく、
全体に丸っこく小さめなので
区別できる。
おしべの部分は黄色。
・「水木」には似ていない。
・別名
「伊予水木(いよみずき)」
(季節の花300より)