季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花(アカンサス)

2010-07-04 05:42:57 | インポート

一日一言ん

推(お)して知るべし

どうなるか、どういう事かは推し量ってみれば、

誰にでもすぐ分かる、と言う意味で、一般には

「他は推して知るべし」の形で使い、一事がは

っきり分かっているので、他の事は推量してみ

るだけで明らかであると言う場合に用いる。

★今回の敗戦は、日頃のトレーニングの様子

から推して知るべしであろう。

類語:自明の理


6月から咲いている花「アカンサス」

開花時期は、  6/  5頃~  7/20頃。
・おもしろい花のつきかたをする。         
・すごく背が高い(人の背丈以上になる)。 
・地中海沿岸原産。日本には大正時代に渡来。

・古代ギリシャ建築に使われたコリント様式の
  柱の頭の部分は、このアカンサスが題材と 
  なっている。                           
  紀元前5世紀のギリシャ時代、ある彫刻家が
  コリントという土地で、女の子のお墓に   
  あったアカンサスの姿形からヒントを得て、
  コリント様式の建築物を作ったらしい。   
・別名  「葉薊(はあざみ)」。           
          ギザギザな葉が薊の葉に似ている。

(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花(石榴)

2010-07-03 05:48:42 | インポート

一日一言

押し付けがましい

無理やりさせるようだと言う意味で、

相手のことを考えず自分の思った事

を、やたらに人に無理強いする態度

を表せ場合に用いる。

★あの会社の社長は、取引先に自社品

を押しつけがましく売りつける強引さは

醜い。


6月から咲いている花「石榴(ざくろ)」

開花時期は、  6/  5頃~  7/20頃。     
・西南アジア原産。日本へは10~11世紀頃渡来。   
・若葉は赤いのでよく目立つ(4月頃)。         
  なぜ若葉が赤くなるかは、                     
  紅要黐(べにかなめもち)を見てね。           
・漢名の「石榴」の音読み「せきりゅう」が       
  しだいに変化して「ざくろ」になったらしい。   
  また、おもしろい説として、原産地近くの       
  ”ザグロブ山”の名前からきた、というのもある。


・実(み)は食べられる。                       
  おもしろい形。不規則に裂けている。           
  種(たね)が多いことから、アジアでは昔から   
  子孫繁栄、豊穣のシンボルだった。             
  また、実を煎じた液でうがいをすると扁桃腺炎に 
  効き、陰干しした花や実を煎じて飲むと         
  下痢止めになる。                             
・実に残る”帽子状”のガクの部分は冠にも似ており
  王冠をいただく果物として権威の象徴にもなった。
  昔のソロモン王の宮殿の柱頭にはこのザクロが   
  デザインされたという。                       
・男性の中にいる唯一の女性のことを「紅一点」と 
  いうが、これは中国の王安石が石榴の林の中に   
  咲く花を詠んだ詩から出た言葉。               

・「姫石榴(ひめざくろ)」は、花や葉っぱが小さく
  花は夏から秋にかけて咲く。                   


・「鈴なりの  石榴いろづき  埃風の             
        なかに揺るるよ  その赤き実が」  大橋松平

  「ざくろの実  いまだ青しと  待ちしより       
        今日雨にぬるる  大き紅」      佐藤佐太郎

(季節の花300より)



 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花(夏椿)

2010-07-02 07:01:46 | インポート

一日一言

惜し気(げ)もなく

物を惜しむ気持ちが無い、物惜しみする

様子が見えないと言う意味で、気前の良

い様子を表す場合に用いる。

「惜し気なく」と言うようにも使う。

★彼は一切の私財を惜し気もなく福祉施設に

寄付し仏門に入った。


6月から咲いている花「夏椿」

開花時期は、  6/  5頃~  7/10頃。       
  「椿」とはいえ、梅雨の頃に開花します。         
・すっきりした白色がきれいな花です。5枚の花びらの
  縁(ふち)には、こまかいギザギザあり。         
・花の形が椿によく似ていて、                     
  夏に開花することから「夏椿」。                 
・幹はすべすべしている。                         

・お寺によく植えられている。                     
    ・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」と呼ばれることもあるが、
  お釈迦(しゃか)様が亡くなったときに           
  近くに生えていたことで有名な「沙羅双樹」は、   
  全く別の熱帯樹のこと。                         
  「沙羅双樹」は日本の風土では育たない。         
  では、なぜ夏椿がこの「沙羅双樹」に             
  間違われたのか・・・。                         
  昔、ある僧侶が、仏教にゆかりのある沙羅双樹の樹は
  日本にもきっとあるはず、と山に入っていろいろ   
  探したところ、夏椿の木を見て                   
  「これが沙羅双樹だ!」と思い込み、             
  それを広めたため、との説がある。               
  (ちなみに、釈迦が悟りを開いたことで有名な木は 
    「インド菩提樹(インドぼだいじゅ)」)

(季節の花300より)


 

・別名  「沙羅の木」(しゃらのき)。             
        沙羅双樹とまちがえたためこの別名がついた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花(クララ)

2010-07-01 05:25:41 | インポート

一日一言

押しが強い

強引に我意を押し通すさまや、我が強くて、

ずうずうしく厚かましい様子を指して言う場

合に用いる。

★今度転任してきた上司は、前任者と違って

押しの強いのが目立つ。


6月から咲いていた花「クララ」

開花時期は、  6/  5頃~  6/20頃。
・根の汁をなめると目が”くらくら”するほど
  苦いことから「くらら」。                
  漢字の「苦参」は漢名から。              
  「眩草」とも書く。                      
・葉、根は薬になる。                      
  漢方では「苦参(くじん)」といい、      
  止血、健胃、駆虫剤として使われる。 

(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする