季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「姫女苑 (ひめじょおん)」

2016-07-26 04:28:37 | 暮らし

愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛をつかむ」

言葉の心遣い、それは、やはり、自分の痛みを他人には

させまいという優しさであり、口にしてはならない言葉

を呑み込んでしまう心の高貴さであり、意志の力であろ

うか。


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6月から咲いていた花「姫女苑 (ひめじょおん)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/20頃。
・北アメリカ原産の帰化植物。
・道端でよく見かける。

・本来「紫苑(しおん)」の
 漢字が使われるべきなのだが、
 日本産で「姫紫苑」
 という別の植物があり、
 それと区別するため
 「姫女苑」の漢字を
 あてたらしい。


・花は春紫苑(はるじおん)
 そっくり。

 以下、見分け方。

【春紫苑】
  花期が1ヶ月ほど早い。
   (4~5月頃)
  つぼみは下向きに
  ちょっと垂れる。
  白い花の部分はやわらかめ。
  葉っぱは茎を
  抱くような形で伸びている。
  茎は中が空洞。

【姫女苑】
  花期は夏(6月以降)。
  つぼみは上向きのことが多い。
  白い花の部分は
  ピーンと張っている。
  葉っぱは茎から
  ストレートに伸びている。
  茎には髄(ずい)という部分が
  詰まっている。


・姫女苑は、
 咲き始めの時期が
 ちょうど夏前の
 草刈りの時期とぶつかり、
 あっけなく
 切られてしまうことが多い。

・11月18日の誕生花(姫女苑)
・花言葉は「素朴で清楚」
      (姫女苑)


(季節の花300より)



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季節の花「小紫(こむらさき)」

2016-07-25 04:59:02 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「目に見えないけれど大切なもの」

決心すること自体は易いです。しかしながら、決心が

三日坊主で終わらないためには、絶え間ない自分との

闘いが必要であり、さらに、決心を破った時、そんな

自分に絶望することなく、再び決意を新たにする自分

への優しさが必要なのです。

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6月から咲いていた花「小紫(こむらさき)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/15頃。
・紫色のきれいな実をつける。
・根元に近い方から順次開花し
 先端に咲き向かう。
 それを追うように実をつけていく。
 実は、緑色から紫色に変わる。

・小紫は紫式部を小さくしたもの
 なのでこの名前になった。
 小さいが、実のつきかたがいいので
 花屋さんでは
 紫式部より人気が高い。

 紫式部
   やや大型(背が高い)。
   実も大きめ。
   実は比較的バラバラにつける。
   花の柄の根元と
   葉っぱの柄の根元が
   ほぼ同じところについている。
 小紫
   やや小型(背が低い)。
   実も小さめ。
   実は枝に沿って
   かたまるようにつける。
   花の柄の根元と
   葉っぱの柄の根元が
   ちょっとズレたところにつく。



(季節の花300より)


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季節の花「下野(しもつけ)」

2016-07-24 04:38:17 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「人間としてどう生きるか」

使命という言葉は、命を使うと書きます。だから、私たちは

一人ひとり、自分の命を使う使命を持っています。

世のため人のために、そんな大したことはできないかも知れ

ない、でも、生まれたからには生きなければならないという

根本的な使命があるのです。

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6月から咲いている花「下野(しもつけ)」


開花時期は、 6/ 1 ~ 8/10頃。
・ピンクまたは白色の花が密生する。
・下野国(栃木県)で
 最初に発見されたことから
 「下野」と名づけられた。

・秋から冬にかけての紅葉も、
 きれい。

・「下野草」(しもつけそう)は
 「下野」よりも大型で、
 山野に生える。



(季節の花300より)



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季節の花「紫陽花(あじさい)」

2016-07-23 04:38:18 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛をつかむ」

苦しみのない愛はない。その苦しみを美化することなく

味わい尽くす時、苦しみをさえ愛することが出来るよう

になるのだ。

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6月に咲いていた花「紫陽花(あじさい)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 7/15頃。
 ちょうど梅雨時期と重なる。
 紫陽花は日当たりが苦手らしい。

・名前は、「あづさい」が
 変化したものらしい。
 「あづ」は「あつ」(集)、
 「さい」は
 「さあい」(真藍)で、
 青い花が集まって咲くさまを
 表した。
 「集真藍」
 「味狭藍」
 「安治佐為」 いろいろある♪

・日本原産。
・本来の「紫陽花」とは、
 唐の詩人の
 白居易さんが命名した、
 別の紫の花のことで、
 平安時代の学者、
 源順(みなもとのしたごう)が
 今のあじさいに
 この漢字をあてたため
 誤用がひろまったらしい。
 (でも、いい雰囲気の漢字)
・中国では「八仙花」または
 「綉球花」と呼ぶ。 


・色がついているのは
 「萼(がく)」で
 花はその中の
 小さな点のような部分。
 しかしやはり萼(がく)が
 目立つ。
・「萼(がく)紫陽花」の
 ”萼”は
 ”額”と表記することもある。


・花色は、
 紫、ピンク、青、白など
 いろいろあり。
 花の色は、
 土が酸性かアルカリ性かに
 よっても変わるらしい。
   酸性土壌
     → 青色っぽくなる
   アルカリ性土壌
     → 赤色っぽくなる

 また、花の色は、
 土によるのではなく遺伝的に
 決まっている、という説もあり、
 また、    
 定点観測していると、
   青 → 紫 → ピンク
 とゆるやかに変化していく
 ものもあるので、
 決定的な法則は
 ないのではないか、と思います。


・江戸時代に
 オランダ商館の医師として
 日本に滞在したシーボルトは
 この花に魅せられ、
 愛人の「お滝さん」の
 名前にちなんで
 学名の一部に
 「オタクサ」otaksa の名前を
 入れたとのこと。
 (でも実際には、
  それより前に既に学名が
  つけられていたため、
  シーボルトがつけた
  「お滝さん」の学名は、
  採用されなかったらしい)


・6月2日、7月1日の
  誕生花(紫陽花)
 7月13日誕生花
 (萼紫陽花(がくあじさい))

・花言葉は
 「辛抱強い愛情、元気な女性」
        (紫陽花)
 「謙虚」
 (萼紫陽花(がくあじさい))


・「安治佐為(あぢさゐ)の
  八重咲くごとく
  弥(や)つ代にを
  いませ我が背子(せこ)
  見つつ偲ばむ」
   万葉集
   橘諸兄
   (たちばなのもろえ)

 「紫陽花や
  折られて花の 定まらぬ」
   藤原保吉
   (ふじわらやすよし)

 「紫陽花や
  藪(やぶ)を小庭の 別座敷」
   松尾芭蕉

 「紫陽花の
  末一色(すえひといろ)と
  なりにけり」
   小林一茶

 「紫陽花や
  はなだにかはる
  きのふけふ」
   正岡子規(まさおかしき)


・東京周辺の見どころ

 <鎌倉の
  明月院(めいげついん)>
   別名「あじさい寺」
   として有名。
   シーズン中は
   境内の通路は行列となる。
   青い紫陽花が多い。
   花見頃6月上旬~6月下旬。
   鎌倉市山ノ内。
   最寄駅
    JR横須賀線北鎌倉駅

 <白山(はくさん)神社>
   ”歯”の神様として
   知られる。
   花見頃6月中旬~6月下旬。
   文京区白山。
   最寄駅
    地下鉄三田線白山駅

 <飛鳥山(あすかやま)公園>
   桜の名所でもある。
   JRの線路沿いの道に
   紫陽花がいっぱい。
   花見頃6月上旬~6月下旬。
   北区王子本町。
   最寄駅
    JR京浜東北線王子駅

(季節の花300より)



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季節の花「金糸梅(きんしばい)」

2016-07-22 04:10:31 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「愛をこめて生きる」

他人のレベルまで下がってはいけないとしみじみ思う。

そrではあまりに自分が惨めではないか。他人は他人、

自分は自分、自分が心に定めた生き方を貫いて生きたい。


歳時記

大暑


2016年は7月22日、および立秋までの期間。

太陽黄径120度。小暑から数えて15日目頃。「だいしょ」ともいいます。

梅雨明けの時季で、夏の土用もこの頃。

いよいよ本格的な夏の到来です。

大暑って文字を見ているだけで汗が噴出してきそうな名前ですね。

最も暑い頃という意味ですが、実際の暑さのピークはもう少し後

になります。

動物園の白くまたちへの氷のプレゼントや打ち水などのイベントは、

この大暑の日に合わせていることが多いようです。

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6月に咲いていた花「金糸梅(きんしばい)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 7/15頃。
・中国原産。
 日本への渡来は1760年頃。
・黄色が鮮やか。
 梅雨時に咲き、雨に映える。

・いっぱいある黄色のおしべを
 「金の糸」に、
 5弁の花を「梅」にたとえた。

・園芸品種の
 「ヒドコート Hidcote」
 という花もよく見かける。
 金糸梅より、
 花びらがひとまわり大きい。


・「石垣に
  金糸梅咲く 在家かな」
   鶯 竹里

 「金糸梅
  水のひかりを ためらはず」
   六角文夫

(季節の花300より)





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