土曜日の夜11:45~12:15にNHK教育TVでやっていた「ミューズの微笑」という番組。
箱根ラリック美術館の特集だったので観てみました。
ラリックの作品は大好きなので箱根ラリック美術館はモチロンのこと、色々な美術館で「ラリック展」をやっているのを見つけるとよく足を運んではいたのですが、中にはとっても繊細で素敵なジュエリーやアクセサリーなんだけど実際コレはどんな人がどのように使ったのかしら???と首を撚るような作品があったのも事実。
そんな疑問に思っていたことがこの番組を見ていたら何となくわかりました。
初めはジュエリーデザイナーとしてもてはやされたラリック。
女優サラ・ベルナールにも舞台用のアクセサリーやティアラを依頼されたりと一時は大変な人気だったらしいのですがそれも長続きしなかったようです。
時代と共にファッションが変わって求められるジュエリーも変わったのに、彼は頑なに自分のスタイルを追い続けたために世間に受け入れられなくなります。
大きすぎて付けられないブローチとか戦闘シーンを細かい細工で再現したベルトのバックルとか・・・舞台ならいいだろうが誰がこんなのを身につけたいと思うだろうと酷評されたりしたそうです。
あのバックルは確かにあんまり欲しいと思わないなぁ。
そういえばとっても大きくて綺麗な花のジュエリーがあったのでコレは何かしら?と思ったら「ハットピン」と説明書きがあって「どうみても帽子に付けるのは不可能だよね?!」と思ったこともあるもの。
愛妻アリスに先立たれ、もてる技術をありったけ注ぎ込んだ素晴らしい細工のジュエリーも世間の人には酷評され、どん底のラリックに香水瓶のデザインの注文が舞い込みます。
この時期からラリックは香水瓶の製作に没頭するようになります。
そして彼の関心はパリ万博の女神像の大噴水に代表されるような素敵なガラス器へと移っていくようです。
ちょっとラリック風のトンボのペーパーウェイト。(息子の中学の時の作品)私のお気に入りです。
今までは作品を見ても「わあ、素敵!」「綺麗!」「これ欲しい!」位の感想しか無かったのですが、彼の人生と重ね合わせることで見方も変わりそうです。
また機会があったら箱根ラリック美術館に行ってみたい、そして前回は入れなかったオリエント急行の列車にも乗ってみたいと思いました。
BS日テレで火曜日夜やっている「ぶらぶら美術館・博物館」と云う番組もゆるーい雰囲気で楽しいですよ。
箱根ラリック美術館の特集だったので観てみました。
ラリックの作品は大好きなので箱根ラリック美術館はモチロンのこと、色々な美術館で「ラリック展」をやっているのを見つけるとよく足を運んではいたのですが、中にはとっても繊細で素敵なジュエリーやアクセサリーなんだけど実際コレはどんな人がどのように使ったのかしら???と首を撚るような作品があったのも事実。
そんな疑問に思っていたことがこの番組を見ていたら何となくわかりました。
初めはジュエリーデザイナーとしてもてはやされたラリック。
女優サラ・ベルナールにも舞台用のアクセサリーやティアラを依頼されたりと一時は大変な人気だったらしいのですがそれも長続きしなかったようです。
時代と共にファッションが変わって求められるジュエリーも変わったのに、彼は頑なに自分のスタイルを追い続けたために世間に受け入れられなくなります。
大きすぎて付けられないブローチとか戦闘シーンを細かい細工で再現したベルトのバックルとか・・・舞台ならいいだろうが誰がこんなのを身につけたいと思うだろうと酷評されたりしたそうです。
あのバックルは確かにあんまり欲しいと思わないなぁ。
そういえばとっても大きくて綺麗な花のジュエリーがあったのでコレは何かしら?と思ったら「ハットピン」と説明書きがあって「どうみても帽子に付けるのは不可能だよね?!」と思ったこともあるもの。
愛妻アリスに先立たれ、もてる技術をありったけ注ぎ込んだ素晴らしい細工のジュエリーも世間の人には酷評され、どん底のラリックに香水瓶のデザインの注文が舞い込みます。
この時期からラリックは香水瓶の製作に没頭するようになります。
そして彼の関心はパリ万博の女神像の大噴水に代表されるような素敵なガラス器へと移っていくようです。
ちょっとラリック風のトンボのペーパーウェイト。(息子の中学の時の作品)私のお気に入りです。
今までは作品を見ても「わあ、素敵!」「綺麗!」「これ欲しい!」位の感想しか無かったのですが、彼の人生と重ね合わせることで見方も変わりそうです。
また機会があったら箱根ラリック美術館に行ってみたい、そして前回は入れなかったオリエント急行の列車にも乗ってみたいと思いました。
BS日テレで火曜日夜やっている「ぶらぶら美術館・博物館」と云う番組もゆるーい雰囲気で楽しいですよ。