マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

GUEST HOUSE Wakiya

2010年10月12日 | グルメ
脇屋シェフの隠れ家レストラン「GUEST HOUSE Wakiya」に行ってきました。

JR目黒駅東口から庭園美術館の方向に歩いて10分位のところ。目立つ看板もなくひっそりとまさに隠れ家的なお店です。最初気づかずに通りすぎてしまいました。ドアを開けると壁一面に色とりどりの林檎。優しい笑顔の女性が迎えてくれました。
お客は1階は私たち二人だけ、2階にも1組だけのようでした。

私たちがいただいたのは5500円のランチコース。


まず始めに、野菜たっぷりのオードブル。色とりどりの野菜にピータン・チャーシュー・クラゲなど。素材を生かした淡白な味付け。結構食べ応えあります。この時点で少食の友達はかなりお腹いっぱいになったらしいです。


とても香り高い凍頂烏龍茶と差し湯用の鉄瓶。途中で茶葉も替えてくれます。おいしくて何杯もいただきました。


大アサリのお出汁の入った茶碗蒸し。上には銀杏のソース。とてもなめらかで濃厚な美味しさ。


押し豆腐で作った麺と松茸やらシメジやら色々な茸が入った中華風のスープパスタ?みたいなお料理。優しいいいお味。




こちらは辣豆腐と鰆、豆腐はかなり刺激的なピリ辛。優しい味付けのものの後には辛いもの、とメリハリある献立が鰆は一度昆布じめしたものを揚げてあるそうです。


大きくて立派な椎茸(サムライ椎茸だったかしら?)と大根の煮込み。肉厚の椎茸がまるで干鮑のうま煮のようでとーっても美味しゅうございました。大根ともよく合いますね。


麺はチャーシューメンと坦々麺の2種。私たちはチャーシューメンをチョイスしたのですが、おかわりにと坦々麺も持ってきてくれたので味見させてもらいました。チャーシューメンはあっさり、坦々麺は胡麻風味ではなく醤油ベースにラー油・青山椒たっぷりの結構な辛さでした。でもどちらも美味しかったですよ。


シメは紅酢炒飯。紅酢のお陰でとてもさっぱりしててお米もパラパラモチモチで美味しかった。


デザートはマンゴープリン。上にはマンゴーと木苺、マンゴープリンの中からは杏仁のソースが。


焼きたての一口アップルパイです。サクサクでした。


プーアール茶、クセがなくとても飲みやすかった。

野菜たっぷりでとてもヘルシー、味付けは淡白なお料理のあとには濃いものというように変化があってとても良かったです。

食べ終わってから次のお皿が出るまでの間に、シェフがシャカシャカ鍋を振る音が聞こえてきて思わず友人と顔を見合わせてニンマリ。出来立ての最高の状態で食べて欲しいというおもてなしの心が伝わってきました。

器がリモージュやロイヤルコペンハーゲンなどが使われているのも素敵。もともとこちらはフレンチレストランだったそうでその名残のようです。器の色や柄も人によって違うのも楽しいです。

お店の方もとても感じよく、つかず離れずのいい距離感での接客は好感が持てました。
お友達のお宅にお邪魔してるような居心地のよさについつい長居してしまいました。


大事な人と行きたいお店です。