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語学留学でセブに行く4-授業風景

2019-08-24 11:14:09 | Weblog
【とにかくしゃべる】
授業はすべて英語です。

G先生いわく、
日本はエコノミーとテクノロジーがすごい。フクシマの災害もあっという間に元通りにしちゃった。(ほんとうはしていない、と伝えたかったが、うまく私は説明できませんでした)
2013年11月にフィリピンのレイテ島などを襲った台風被害。あそこに昨年、行ったけど、壊れた家は壊れたまんま、なにも復興していなかったわ。
フィリピノタイムって知ってる? 8時の開始なら実際は9時。終業も5時までと言われれば4時なのよ。日本人は時間に正確ね。(過労死問題があるよ、と伝えたのですが、伝わったかどうか・・)

とまあ、怒濤のようにしゃべり続けました。
日本の先生と生徒の関係ではなく、先ず相手を知る、相手を好きになるのがフィリピン流なのか?

 授業というには、あまりに一方的。たぶん、私は英語でしゃべる語彙がないレベルなので、先生の話をヒヤリングするのが勉強だと先生が判断されたのでしょう。こうして毎日、顔を合わせるうちに先生の人生相談、恋愛相談タイムになっていきました。

その他の先生も年若く、多くはむじゃきに日本へのあこがれを口にします。そして、一度は日本に行ってみたい、と話します。

このようなよもやま話であっという間に授業は終了しました。授業は不思議でも、先生方の多くは、生徒のことを真剣に考えていて、英語の上達させたい、という、まごころがありました。親切なのです。先生方からは英語を教えるスキルを持つスペシャリストだという誇りも感じます。日本語は理解できないようです。

ただ、留学後半に事情通の生徒から聞いたところによると先生方の報酬は驚くほど少なく、その少ない給料の大半は家への仕送りとなっているため、自由なお金はあまりにも少ないようでした。
授業料の安さに釣られて入校した語学学校。授業は満足でしたが、先生方の待遇を思うと、人件費の安さの上にこの授業はあるのだと、複雑な思いに包まれました。

先に授業を開始していた家人によると、グループレッスンもあり、授業も教科書に沿って進んでいる。あたらしい文章などに接しているといいます。だいぶ、私と違うようです。
(つづく)
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