2. 2022年1月以降の格付け推移(続き)
(台湾、韓国より劣る日本と中国の格付け!)
(3)極東4カ国の格付け推移
2022年 2023年 2024年 2025年
1月 7月 1月 7月 1月 7月 1月
台湾 AA→ AA+→ AA+→ AA+→ AA+→ AA+→ AA+
韓国 AA→ AA→ AA→ AA→ AA→ AA→ AA
日本 A+→ A+→ A+→ A+→ A+→ A+→ A+
中国 A+→ A+→ A+→ A+→ A+→ A+→ A+
日本、中国、韓国、台湾の極東4カ国のソブリン格付けを比較すると、最も高い格付けを得ているのは台湾である。2022年1月の同国の格付けは「AA」であったが、同年上半期中に「AA+」に格上げされ、今年1月現在まで4カ国の中で最も高い格付けを維持している。韓国は過去3年間を通じて「AA」格付けである。
これら2カ国に対して日本と中国は「A+」の格付けである。経済力など規模の面では日本と中国は台湾、韓国を大きくしのいでいるが、格付け面では逆の様相を示している。
因みに格付け定義では「AA」は「債務者がその金融債務を履行する能力は非常に高く、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい」、また「A」は「債務者がその金融債務を履行する能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境や経済状況の悪化の影響をやや受けやすい」である。
(続く)
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