ITSを疑う

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スマートインターチェンジの制度実施要領、発表される

2006年07月11日 | ITS
7月10日の国交省発表によれば、社会実験を続けてきたスマートインターチェンジの本格導入を行うための要件、検討体制、事業区分、手続きなどを定めた「制度実施要綱」を策定したとのこと。これでスマートインターチェンジが正式にスタートすることになるようだ。
スマートインターチェンジについては、こちらを参照ください。

日本の高速道路のインターチェンジの間隔は約10キロで、欧米に比べ倍近いそうだ。なんか、国交省の発表はまるで他人事のような語り口であるが、そもそも国交省が決めたことだろう。

で、それを解消するためにETC専用出入り口をサービスエリアなどに作る、というのがこの話。

まあ、インターチェンジは多いほうが良いに決まっている。
でも、そのこととETCとは本当に関係があるのか?インターチェンジの増設は必ずETCとセットじゃなきゃできないのか?
ETCのおかげでインターチェンジができるようになった、的な言い方がよくされるが、そんなことはないだろう。

インターチェンジの数が少ないという話と、ETCを普及させたいという話はきちんと別々に最適化を考えて欲しいものだと思う。