株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(9.22.05)

2005-09-21 16:13:49 | 明日のモニタリング銘柄
今日は、後場新興市場は一部を除いて総崩れの様相を呈していました。唯一、買い直しでマークしていた3338九九プラスは、またちょっと欲をかき過ぎました。458Kで前場から指していたのですが、464Kの壁が突き崩されたときが買いでした。引けに買うことも考えましたが、場全体が明日は悪いようなので、九九プラスも影響を受ける可能性があるため思いとどまりました。明日の勢いや場の状況を見てから判断しても遅くはありません。

この悪い場で、後場に騙しにあったのは、4819デジタルガレージでした。一旦抜けたかに思えた576Kで買いました。その後、防御ラインの569Kまで突き崩されてしまったので、やむを得ず撤退です。-7K。こういう日の買い時は難しいものです。この株は、15日の大商いの余韻がまだ残っているようです。強気の方が多ければ買い上がったのですが、場が悪いためこうした大口の買いを封じ込めてしまったようです。捲土重来を期します。

そこで、一段と難しい相場になりそうな、明日の注目銘柄です。全般には、結構落ちるところまで落ちている銘柄が多いので、場次第では全面高の可能性もありそうですが、前場は少なくとも良くないと見ています。後場も、休日に入ることもあり不発に終わる可能性もありますが、いずれにしても、明日は一つの節目ですね。

1.1711省電舎 ○

 来期減益発表で、ここのところ売り込まれてきました。しかし、今日でOSCは37%と12%もコンバージェンスし、乖離幅も-70Kとなっております。RSIも11%で前日と同値です。底を打ったと言えます。この会社のビジネスモデルはファーストエスコよりも良いと、12チャネルのWBSで取り上げられたとき161万まで上昇したのは7月7日の七夕の時でした。夏を挟んで秋が深まろうというこの時期に、この株のこの凋落は誰が予想できたでしょうか。なかなかに苦労人の社長さんのようです。好意的に解釈すれば、まだビジネスの規模が小さいので、業績の振れも大きいのでしょう。しかし、大金をはたいて株を買う以上、何らかの業績向上のための布石を打ったなどのニュースが欲しいところです。

2.3773アドバンストメディア ▲

 段々と皆様の注目から外れて参りました。それはそれで、音声認識という話題性先行のビジネスに沸き立った市場のせいでもありましょう。しかし、見放されたかに見えるときに、じっくりとテクニカル分析を行うのが筆者の趣味のようなものです。

その観点から見ると、この株、OSCが28%と+2%コンバージェンスしております。RSIはまだ26%もありますので、更なる下落は明日の寄りつきではあるでしょう。ところが、今日の段階でも買い圧力が高まっておりますので、780Kあたりで踏ん張ってくれれば、そこからの反転は見込めるかも知れません。この株、スイングトレードするような株ではありませんので、その点は800K越えの適当なところで利確を行うことをお勧めします。何せ、人気離散中の銘柄です。余計なこだわりや情けは禁物というものです。音声認識が活躍する社会は、相当に高齢者が多くなって、ご老人の「もぐもぐ言葉」もやすやすと理解できる、安価で超小型化された音声認識デバイスが出来ないと、普及していかないと筆者は見ております。

3.2446ゼンケンオール ▲

 こどもの英語塾など、少子化を迎えあまり将来性のないビジネスを思っていた筆者がうかつでした。どっこい、この株9月7,8日にストップをつけるほどの勢いでよみがえりました。今日は下げておりますが、400Kを挟んでの攻防で、また意外な上昇が見られるかも知れません。少子化は少子化でも、昔と違って少ない子供に途方もないお金をかける親が増えていることを、筆者は見逃しておりました。よほど、親たちは英語で苦労したのでしょう。お父さんの二の舞を我が子にだけは繰り返させたくないという、特に若き母親の親心がこの会社を支えているようです。英語が出来ても、肝心の話す内容が空っぽの子供、そして幼い大人は、会社においても何ら評価されないものであることだけは、お忘れなく。そりゃ、英語を話せるにこしたことはありません。しかし、それは世界放浪の旅にでもかわいい我が子を放り出せば、何とか人に通じる英語くらいはマスターできるというものです。


【OSCコンバージェンスで注意】

 9424日本通信(170K前後からの反発に注意)
 2321ソフトフロント(OSC35%でコンバージェンス、そろそろ)
 4781日本ハウジング(乖離幅-25円、OSC42%で+1%コンバージェンス)
 6492岡野バルブ(よく盛り返しOSC59%は前日と同値)
 5726住友チタニウム(乖離幅-150円に注意。OSCも58%で変わらず。)

【売り込まれすぎか?】

 3760ケイブ(RSIは前日と同じ17%、OSCは26%、乖離幅ゼロ)
 3375ZOA(RSI7%OSC43%でコンバージェンス、一旦反発ありか?)
 3723日本ファルコム(思い切り売り込まれました。乖離幅-2K。その他良し)
 3746MEX(OSC25%、RSI11%、乖離幅-1K。)

【順張り】

 4566LTTバイオ(どういう訳か踏ん張っています。)
 2448イーコンテクスト(乖離幅-20K、OSC42%で前日と同値)
 2732クインランド(やっと20万台の底から脱出の気配)
 4835インデックス(安値下抜き、OSC+5%、乖離幅+1K)
 6675田村大興(OSCさらに上がって58%、強い。)
 
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はしご外しに注意

2005-09-21 11:24:09 | 株に出会う
昨日、テクニカル指標の面からあえて挙げる程の銘柄がありませんでしたが、案の定、朝の寄りこそ上げた銘柄もありましたが、その後の日経の下落に伴い、軒並みこの間上げていた銘柄が下げに転じました。その後の日経の回復局面でも、前場を見る限り、まだまだ新興市場の低迷は続いているようです。

その中で、筆者の唯一の持ち株の3338九九プラスは、昨日の予告通り上げてくれましたので、上げの1つの目安である464Kで一旦売却しました。+5K。ちょっと買いの仕掛けが早かったので薄利でした。昨日が買いでしたね。少し引けにかけて調整があると見て、456Kで再度買い指しをしていますが、前場はそこまでは届いておりません。

3度も裏切られて、きれいさっぱりと足を洗ったつもりの、海軍提督2351アドミラルシステムは、今日はドカーンと一発大きな大砲が鳴り響いたようです。210Kまで成り売りしたお方が出ました。筆者は、よからぬ胸騒ぎがして、昨日227Kで海底の竜宮城ぽいところに避難していましたので、何とかそのハリケーンと雷鳴が合わさったような音を、海面のさざ波で知るに留まることができました。一歩間違えば、あやうく命を落とすところでした。しかし、前場において、この株、OSCが30%と反転しております。いい感じです。引けにかけてこのような嵐の後の静けさが保たれているようなら、何とか昨日のリベンジを果たさねばなりません。九九プラスの救急処置で何とか、昨日の手負いの傷は癒えかけております。このままでは、杉田かおるさん(これまで呼び捨てにしていたのが災いしたようです。今日から「さん付け」に改めます)にも申し訳ないので、少し打診買いを入れて置こうかなと思っております。このぐらいの執着心を持たないと、株の売買において技術の進歩は見込めません。

後場は、注目銘柄の4743IT4の復活ぶりを確認してから、買いに入ろうかと思います。結構、大きな買いが前場に入っておりますので、やはり、この株の「善良性」に惚れた方々が、今こそ出番だとばかりに救出作戦を展開しているようです。しかし、前場終了段階では、OSC値はやっと前日と同様の32%です。これをきちんと上回ったときに買いに入ると良いでしょう。安定して600円台をうろうろしている時期が買い場かと。

後は、4776サイボウズが微妙なところで踏ん張っております。愚妻が何と243Kで乏しい資金を工面して買ったようです。何とか応援せねばなりません。前場ではまだOSCが46%と1%下まわっており、上げ上昇に転じたとは言い難い状況です。何しろ、天才プログラマーを擁する会社です。皆さんの期待の大きさの程が分かります。ウォッチを続けたいと思います。
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