株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(9.20.05)

2005-09-18 10:15:32 | 明日のモニタリング銘柄
明日ではなく、あさって20日の注目銘柄です。新興株も金曜日は後場にかけて結構戻している銘柄がありました。火曜日はその勢いが続くかどうか試されます。そこで注目銘柄です。

1.4776サイボウズ ○

 指数値が9月7日段階まで落ちてきました。乖離幅もたったの+1Kです。OSCはコンバージェンスし44%(+4%)と良好です。まだ下落懸念は残りますが、今回の上げの反動下げは一服した感があります。この会社200万社のユーザーを抱えるグループウェアの会社ですが、150名少々の規模で世界標準の情報共有ソフトを開発するためのラボまで作っております。(今のところ5名ですが)その気概や良しとしなければなりません。そのラボには「天才プログラマー奥一穂氏を招聘」とありました。そうなんです。ソフト作りには並の人材を大勢揃えても何にもなりません。それは、幾何学、天文学、そして力学に通じた人材を欠いて、古代エジプトのピラミッドの建立のために、奴隷上がりの土木作業員ばかり集めるようなものなのです。(土木作業員を決して蔑視している訳ではありません。彼らの根気と粘りがなければ、我が国土も荒廃したままだったでしょう。)従って、天才プログラマーという表現を臆面もなく言い放つこの会社に好感を持ちました。HPも飾り気なく庶民的な作りであり、改めてこの会社に賭けてみる気になりました。間違いなく中長期では成長するでしょう。押し目、押し目では拾うこととします。

追伸:この会社のHP、何と10ヶ国語に対応しております。タイ語やインドネシア語まであります。いやはや驚きました。いずれ多国語対応HPで世界制覇するかも知れません。

2.3760ケイブ ▲

 少し前に取り上げましたが、16日で明確に反転しております。まだOSCは+4%の37%です。明日あたり出来高を伴って上げるようだと追随買いです。アエリアの派手さはありませんが、地味にコンテンツを揃えております。25日線の875Kあたりは意識されますので注意。ところで、14日に上げ予想したアエリアは、OSC43%で-2%のダイバージェンスです。騙しもありますが、このダイバージェンスは時に更なる上げ予兆のケースもありますので、併せて注目。

3.3746MEX △

 この株、好決算と1:3の株式分割を発表してから、ご多分に漏れず分割効力発生日に向けてダラダラと下げ続けております。しかし、OSCも28%で+1%反転し乖離幅も-1Kです。一度は反転の上げがある頃です。まさかBBTと歩調を合わせているのではないでしょうね。あちらが上がるときには上げずに、下がるときには共に下げる、というのは世の中の理屈に合いません。何だか貧乏人が好況だからと言ってその恩恵を被ることがなく、不況になればいち早くその打撃を受けるという姿に似ております。これは実社会では残念ながら、筆者も如何ともし難い不快な現象ではありますが、公平・公正なる株式市場においては、少々理不尽であると考えざるを得ません。ぼちぼち、権利取りでこの株の将来性を買っている方は出番ですよ。

4.6677エスケーエレクトロニクス ○

 この間の理由のない下げに、ホルダー諸氏はボロクソにぼやいておりましたが、いつまでも下がり続ける株はありません。液晶の大型フォトマスクでは世界第二位の会社です。筆者も早く手を引きすぎて多少の損をこいておりますが、OSCも42%と7Kプラスの割には控えめに上昇し、きれいに13日の安値も抜いてきました。出来高も増えております。ここで1枚噛まなければこれまで注目してきた甲斐がありません。とりあえず控えめなプラスで始まるようだと素直に乗るという戦法でいかがかな。

5.5713住友金属鉱山 ○

 いよいよ3月の高値を突破して来ました。住友チタニウムのようなひと相場があるかも知れません。OSCは、これだけ上げても31%で-5%のダイバージェンスです。つまりテクニカルには下げの筈なのに、誰かが強引に買い上げている訳です。この株、世界でも有数の良質な金鉱もあり、このところの金の上昇も後押ししているのでしょう。円安と金高がこれまでは相反していたのが、この夏前頃から一致するようになってきました。筆者も1500円以下でそれまでは金をシコシコと買っていたのですが、6月初めから購入しておりません。この株はそうした意味では長期的に持つ株です。世界的なインフレ懸念は台頭こそすれ減退することはありません。その時、金価格は1970年代のオイルショックの時のように上がらないまでも、今の倍は行ってもおかしくはありません。そこに日本の財政破綻がかなり現実味を帯びると、ますます円安傾向になりますので、金高、円安のダブルで金価格は上昇します。その兆候がここのところの金価格上昇と、こうした金鉱株の上昇ではっきりと見えてきております。これは真面目な話。


【OSCコンバージェンスで注目】

8704トレーダーズ証券、 2384SBS、4835インデックス、4316B-MAP、2444セレブリックス、2109三井製糖、2384日本ハウジング(20日朝、追加)

【順張り銘柄】

2351アドミラルシステム、5384フジミインコーポレーティド、2385総合医科学研、8706極東証券、2428ウェルネット、3711創通エージェンシー、8798アドバンストクリエイト、2732クインランド、3734MPテクノロジー、3747インタートレード、5345日本セラテック(20日朝、追加)。
コメント
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