明日の注目銘柄（９．６．０５）

持ち株は思わしくないのですべて引けにかけて処分しました。メッツは６８６００円（－２３００円）で引けに成り売り。ＯＳＣは前日と同じ３０％ですが一旦撤退です。すっかり「メンツ」を失いました。この株で。

勝負をかけていたサイバーコミュニケーションも、後場、再度２２９Ｋの壁を崩され、２２９Ｋで処分（－３Ｋ）。ＯＳＣも４０％と１％落ちました。悪いパターンです。業績はよいので、どこかで切り返すときにリベンジ狙い。

４７４１ＩＲＩも引けにかけてどうしても下に行くので１６０Ｋで処分（－２Ｋ）しました。これもテクニカル指標は３２％と－２％ダウン。ＭＳＣＢ銘柄はやはり素直でない。

３７４６ＭＥＸは残り半分を前回と同じ４０９Ｋで処分しました。（－４Ｋ）しかし、引けに４１２Ｋまで戻しているので、この株は明日は一応期待は出来そうです。しかし、既に遅い。

その代わり、後場の寄りで業績拡大が見込める４７７６サイボウズを１８９Ｋで買い、１９３Ｋで売りました。（＋４Ｋ）その後、１９１Ｋで買いましたが、これは明日以降の動きを見て判断。出来高も急激に増えておりますので明日の一段高を期待しております。この株、８月２２日にはＯＳＣ８８％まで付けております。今日は６３％と－４％沈静化。

どうも先週末にかけて、落ち目の株ばかり抱え込んでいたようです。ドリームインキュベーダーやサイボウズ等のピンピン跳ねる気前の良さに比べれば、持ち株は実にみみっちい動きでした。やはり魚と同じで生きの良い銘柄を追っかけなければ勝てません。と言う訳で、仕切直しで注目銘柄を選びたいと思います。

１．３７６０ケイブ　▲

　ＯＳＣ４４％でコンバージェンス。指数値も８月３日以来に落ちましたが、今日の盛り返しの勢いで明日注目。乖離幅も－３Ｋ。出来高が細っているのが気がかりですが、ペッパー警部のがんばりに期待。

２．６７２６ＯＨＴ　○

　この株今日は２１４Ｋから２２２Ｋまでの切り返しで、ＯＳＣも５４％（＋４％）と良い形となりました。ちょっと上値が重いようですが、これで吹っ切れるかどうか。非接触通電検査という安定した技術が持ち味の会社です。

３．３７２３日本ファルコム　△

　この株、全く気まぐれです。今日も不発ですが、明日押し目での買いがチャンスのようです。１３０Ｋ台に大きく切れ込めばそこからの反転があるかも知れません。ファントム戦闘機のようにあっと言う間に上昇しますので、くれぐれも目を離さないように。しかし、下手にあわてて乗り込もうとすると、ドアに挟まれて振り落とされるので始末が悪い。

４．２３７９ディップ　▲

　しばらく利益の伸びが期待はずれと言うことで低迷しておりました。しかし今日でＯＳＣが５０％と＋５％も反転。出来高も倍近くまで伸びており、ここらで反転と見て良いかも知れません。明日寄りつきで下げないようだと、素直に乗ってみる手です。２７５Ｋあたりで第１弾の売りというのが良いでしょう。

５．２３２６デジタルアーツ　◎

　いよいよ新学期です。この株も出番を意識してか、上げ準備に今日入りました。ＯＳＣが４２％と＋８％コンバージェンスし、乖離幅は＋３Ｋ止まりです。指数値は２４日よりも落ちました。明日の動きに注目。寄りで高くなればうまみ少ないので手を付けないこと。（２５日の教訓）今日の引けで買いでしたね。

６．３７１１創通エージェンシー　▲

　出遅れ萌え銘柄の順張り。今日の調整は軽微なマイナス（－３Ｋ）でした。しかし、ＯＳＣが５７％とコンバージェンスしています。ガンダムを中心とした版権ビジネスは利益率が良いはず。何せ、まだＰＥＲは１７倍です。ひと相場あっても良さそうですので、ちょっと注目しておいてください。

７．４７７１エフアンドエム　○

　この株、以前から取り上げておりますが、そろそろ下げも潮時のような気がします。ＯＳＣは３６％のままです。金曜日には一旦上げると見せかけ、今日は最後の駄目押しのような下げでした。明日は、下げて始まるようだと、もうひと芝居、生保レディ向けにありそうですが、そうでない限り素直にFlower Message（Ｆ＆Ｍの正式名称）という美しい響きに酔いしれましょう。業績は堅調です。

８．４３０４Ｅストアー　▲

　この株もいよいよ煮詰まって参りました。ＯＳＣはわずかですが１％プラスの４２％。ＲＳＩも２８％、指数値は２月の記録を取りだして以来の最低値。明日、２５０Ｋ割れになるようだと、一気に買いが入るかも知れません。そこを遅れずについていくことです。ここまで下げると騙しもクソもないでしょう。

９．４３１２サイバネットシステム　△

　この株もはっきりしない株です。今日で４１％とＯＳＣは上昇しましたが、これが反転のサインかどうか。しかし、目を離すと急に上げていたりします。そろそろ、テクニカルにはその時期ですので、とりあえず、出来高にも注意して注目下さい。ＣＡＥソフトを開発しており、富士ソフトＡＢＣの子会社という血筋の良さはあります。しかし、このような日本の製造業を支えている地味な会社は、昨今の刺激の強いブーム株に比べれば、どうしても話題性に欠けます。その分、玄人筋がじっと耐えて待っているのですが、「サイバネティクス」という言葉の本来の意味を一向に解しない人々には、「サイバーＸＸ」とかという社名の方にどうしてもなびいてしまうようです。
　
その他、オシュレーター（ＯＳＣ）がコンバージェンスしていたり、反転している銘柄は下記の通りです。

３３５０ダイキサウンド、４８０９パラカ、９３９９新華ファイナンス、２３６１ＣＮＡ、８９１４エリアリンク、３７４６ＭＥＸ、４７５５楽天、８６９９ＨＳ証券、４８４９エンジャパン、２３８９オプト、４８１５ＪＤＣ、４７９７ＩＣＦ、４７８１日本ハウジング、５００１新日本石油。

もぐらたたきのような相場

５日の前場、狙っていた株は思うように上がらず、持ちこしの株も下落に見舞われており、テクニカルにも危険な水準を右往左往しています。前場は何も売買なし。持ち株の状況は下記の通り。

４７４４メッツは、一応、朝の下落から回復しＯＳＣも３１％とコンバージェンスしているので、引けにかけての動向で判断します。３７４６ＭＥＸは、上値が重いものの下落もなくＯＳＣは４０％と更に上昇しているので、このまま４０８Ｋを割らない限り保持とします。危ないのは４７８８サーバーコム。１３週線に前場タッチしまずいかなと思ったものの、そこからは一応耐えております。ここを耐えて２３１Ｋを抜くかどうかで引けに判断。そして、残りの４７４１ＩＲＩは既に１３週線を割り込んでいるので、今日どこまで戻すか正念場。前場のままの１６０Ｋなら、これも残念ながら撤退の予定。

以上、どれもこれも、にっちもさっちもいかない状況です。片や、３７３６コネクトがストップしたり、７７１７Ｖテクの反発があったり、東証では石油株の６３７９新興プランテックがますます上昇気流に乗っていたりと、筆者の目の届かないところで局所的な活況が見られます。

ちょっと態勢を立て直してから動かねば。市場の動きやテーマにうまくついて行けてないようです。