新年明けましておめでとうございます。
このブログは、2005年3月11日にスタートしました。あの大震災の6年前です。新年を迎えて11年目となります。2014年6月19日からは、それまでの毎日更新を休止し、週間での更新にしております。
その間には、2008年のあのリーマンブラザーズの破綻という大きな出来事がありました。このリーマンショックを機に、株式投資に対する熱狂もかなり冷めたようですが、アベノミクスとやらの「呪文」(クルーグマンも認めたように、リフレ派の理論は既に破綻しておりますので、今や、アベノミクスは「呪文」としかいいようがありません。)に乗った投資家が、再度株式市場の上昇を見て参入してきているのが現下の状況かと思います。
当時より、金融情勢は良くない方向へと進んでおりますので、いずれ大きなしっぺ返しがあることを覚悟しておいた方が良さそうですね。
さて、1月1日(金)-実質は12月31日-までの1週間の市場概況です。 ( )内は12月25日比
◆CME日経先物:18760円(-40円)OSC52%(+8%)RSI45%(+10%)売買指数20%(-10%)→
◆日経平均:19034円(+265円)OSC49%(+8%)RSI45%(+7%)売買指数72%(+15%)↑
◆TOPIX:1547(+31)OSC48%(+6%)RSI48%(+11%)売買指数48%(+9%)↑
◆マザーズ指数:887(+59)OSC55%(+18%)RSI51%(+17%)売買指数183%(+96%)↑
◆東証2部指数:4730(+137)OSC48%(+15%)RSI46%(+20%)売買指数193%(+86%)↑
◆日本10年物国債先物(JGB):149.05円(+13銭)↑ 金利低下
◆信用残評価損益率:売り残-10.258%(-3.327%) 損失幅大幅拡大
買い残- 7.989%(-2.986%) 損失幅大幅縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:-1.4%(-1.9%)下方乖離大幅縮小
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部: 79.79%(+3.21%)↑
マザーズ: 69.33%(+4.43%)↑
東証2部: 85.91%(+5.12%)↑
【海外市況】上海を除いて24日現在。
◆NYダウ:17425(-127ドル)OSC55%(+7%)RSI47%(+3%)売買指数9%(-25%)↓
◆上海総合:3589(-89)OSC49%(-14%)RSI61%(+-0%)売買指数26%(-115%)↓
◆ドル・円:120.1(-30銭)OSC42%(+4%)RSI36%(+5%)売買指数32%(+4%)↓円高転換
◆米10年債利回り:2.27%(+0.02%)RSI53%(+1%)↑
◆米3ヶ月国債利回り:0.16%(-0.04%)RSI43%(-7%)↓
対10年債スプレッド:2.11%(+0.06%) 3%が好況の目安。
◆VIX指数:18.21(+2.47)RSI52%(+7%)↑
◆CRB指数:176(+-0)RSI46%(+3%) →
◆WTI原油先物:37.07ドル(-1.05ドル)RSI43%(-3%)↓
◆NY金:1061ドル(-15ドル)RSI43%(-7%)↓
海外株式市場の下落傾向をものともせず、日本株は飛ばしております。特に、新興市場と東証2部市場。商品価格は横ばいも、原油はじわりと下げております。どうやら30ドル割れを予想する向きもあるようですね。
米10年債と3ヶ月債の長短利回り差が着実に上昇しているのも、現下の米経済の好調さを示しているように思えます。
しかし、ドル・円相場は着実に円高方面へと向かっており、今のところはFRBの政策金利の利上げを見込んでドル買い・円売りに傾斜していたファンド筋が、利上げ後に織り込み済みとして逆にドルを売り込む動きで円高が「演出」されているようです。このドル売り(円の買い戻し)が一巡すれば、本来のドル・円の金利差から来る、正常なドル高・円安局面へと回帰するものと思われます。しかし、この見通しはあくまで中短期のものです。長期ではドル・円のこの金利差を、経常収支および購買力平価でのバランス調整が凌ぐ形での、ドル安・円高へと動くものと思われます。
このブログは、2005年3月11日にスタートしました。あの大震災の6年前です。新年を迎えて11年目となります。2014年6月19日からは、それまでの毎日更新を休止し、週間での更新にしております。
その間には、2008年のあのリーマンブラザーズの破綻という大きな出来事がありました。このリーマンショックを機に、株式投資に対する熱狂もかなり冷めたようですが、アベノミクスとやらの「呪文」(クルーグマンも認めたように、リフレ派の理論は既に破綻しておりますので、今や、アベノミクスは「呪文」としかいいようがありません。)に乗った投資家が、再度株式市場の上昇を見て参入してきているのが現下の状況かと思います。
当時より、金融情勢は良くない方向へと進んでおりますので、いずれ大きなしっぺ返しがあることを覚悟しておいた方が良さそうですね。
さて、1月1日(金)-実質は12月31日-までの1週間の市場概況です。 ( )内は12月25日比
◆CME日経先物:18760円(-40円)OSC52%(+8%)RSI45%(+10%)売買指数20%(-10%)→
◆日経平均:19034円(+265円)OSC49%(+8%)RSI45%(+7%)売買指数72%(+15%)↑
◆TOPIX:1547(+31)OSC48%(+6%)RSI48%(+11%)売買指数48%(+9%)↑
◆マザーズ指数:887(+59)OSC55%(+18%)RSI51%(+17%)売買指数183%(+96%)↑
◆東証2部指数:4730(+137)OSC48%(+15%)RSI46%(+20%)売買指数193%(+86%)↑
◆日本10年物国債先物(JGB):149.05円(+13銭)↑ 金利低下
◆信用残評価損益率:売り残-10.258%(-3.327%) 損失幅大幅拡大
買い残- 7.989%(-2.986%) 損失幅大幅縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:-1.4%(-1.9%)下方乖離大幅縮小
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部: 79.79%(+3.21%)↑
マザーズ: 69.33%(+4.43%)↑
東証2部: 85.91%(+5.12%)↑
【海外市況】上海を除いて24日現在。
◆NYダウ:17425(-127ドル)OSC55%(+7%)RSI47%(+3%)売買指数9%(-25%)↓
◆上海総合:3589(-89)OSC49%(-14%)RSI61%(+-0%)売買指数26%(-115%)↓
◆ドル・円:120.1(-30銭)OSC42%(+4%)RSI36%(+5%)売買指数32%(+4%)↓円高転換
◆米10年債利回り:2.27%(+0.02%)RSI53%(+1%)↑
◆米3ヶ月国債利回り:0.16%(-0.04%)RSI43%(-7%)↓
対10年債スプレッド:2.11%(+0.06%) 3%が好況の目安。
◆VIX指数:18.21(+2.47)RSI52%(+7%)↑
◆CRB指数:176(+-0)RSI46%(+3%) →
◆WTI原油先物:37.07ドル(-1.05ドル)RSI43%(-3%)↓
◆NY金:1061ドル(-15ドル)RSI43%(-7%)↓
海外株式市場の下落傾向をものともせず、日本株は飛ばしております。特に、新興市場と東証2部市場。商品価格は横ばいも、原油はじわりと下げております。どうやら30ドル割れを予想する向きもあるようですね。
米10年債と3ヶ月債の長短利回り差が着実に上昇しているのも、現下の米経済の好調さを示しているように思えます。
しかし、ドル・円相場は着実に円高方面へと向かっており、今のところはFRBの政策金利の利上げを見込んでドル買い・円売りに傾斜していたファンド筋が、利上げ後に織り込み済みとして逆にドルを売り込む動きで円高が「演出」されているようです。このドル売り(円の買い戻し)が一巡すれば、本来のドル・円の金利差から来る、正常なドル高・円安局面へと回帰するものと思われます。しかし、この見通しはあくまで中短期のものです。長期ではドル・円のこの金利差を、経常収支および購買力平価でのバランス調整が凌ぐ形での、ドル安・円高へと動くものと思われます。