1月22日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は1月15日比、
◆CME日経先物:17230円(+435円)OSC53%(+18%)RSI38%(+16%)売買指数186%(+154%)↑
◆日経平均:16959円(-189円)OSC41%(+7%)RSI30%(+7%)売買指数164%(+133%)↓
◆TOPIX:1374(-28)OSC40%(+7%)RSI29%(+3%)売買指数162%(+127%)→
◆マザーズ指数:774(-27)OSC40%(-1%)RSI32%(-7%)売買指数168%(+149%)↓
◆東証2部指数:4287(-130)OSC37%(+3%)RSI26%(-7%)売買指数173%(+162%)↓
◆日本10年物国債先物(JGB):149.49円(-7銭)→ 金利上昇
◆信用残評価損益率:売り残- 5.345%(-0.121%) 損失幅拡大
買い残-16.428%(-0.653%) 損失幅拡大
◆日経平均25日移動平均乖離率:-6.1%(+1.5%)下方乖離縮小
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部: 62.19%(+2.48%)↑ 前日は53.82%
マザーズ: 64.62%(+7.17%)↑ 56.45%
東証2部: 67.69%(+1.14%)↑ 60.16%
【海外市況】
◆NYダウ:16094(-286ドル)OSC45%(+9%)RSI27%(+5%)売買指数168%(136%)↓
◆上海総合:2916(+16)OSC53%(+18%)RSI32%(+12%)売買指数107%(+77%)→
◆ドル・円:118.76(+1円83銭)OSC58%(+20%)RSI45%(+28%)売買指数175%(+139%)↑円安昂進
◆米10年債利回り:2.07%(+0.04%)RSI42%(+8%)↑
◆米3ヶ月国債利回り:0.31%(+0.07%)RSI67%(+11%)↑
対10年債スプレッド:1.76%(-0.03%)↓ 3%が好況の目安。
◆VIX指数:22.34(-4.7)RSI50%(-12%)↓
◆CRB指数:164(+4)RSI41%(+17%) ↑
◆WTI原油先物:32.25ドル(+1.57ドル)RSI43%(+17%)↑
◆NY金:1098ドル(+9ドル)RSI56%(+3%)→
激動の一週間が終わりました。終わってみれば、原油の週末二日間での急反発により、株高、円安へと導かれております。いわゆる中国不安は、上海総合の株価を見る限り、この1週間では大した変化はありませんが、ここが正常な西欧の市場とは異なり、当局の差配があるのかどうか、じわりじわりと安値を切り下げる動きとなっております。
注目すべきは日経225先物と日経平均の相関関係が崩れていることですね。いずれにしても株価がここまでボラティリティを大きくしているのは、あのリーマンショックの後のサーキットブレーカー発動の時以来です。あの時は、乱高下の後、結局は大きく下げていった訳ですが、今回も、原油の持ち直しを契機として、ECBの追加緩和観測が後押しし、一時的な株価の反発はあったにせよ、世界経済が内包する諸問題は一向に解決されておりません。
今は、原油価格という分かりやすい指標で株価が大きく左右されているおりますが、この原油価格の下落に伴い、次なるショック、例えばシェール企業の破産続発や中国の特に地方政府の財政問題の顕在化などが出てくるなら、これは世界経済の大きな波乱が本格的に起こり、今回の一時的な株価の持ち直しが、更なる大きな下落の波に襲われる可能性があると言えそうです。
日経225の24ヶ月移動平均は、現在、17500円近辺です。これをきっちりと超える勢いが出ないと、こうした懸念は現実化しそうですね。ということで、今は過渡期というか正念場というか、中長期で見てかなりクリティカルなポイントに差し掛かっていると言えるかと思います。
◆CME日経先物:17230円(+435円)OSC53%(+18%)RSI38%(+16%)売買指数186%(+154%)↑
◆日経平均:16959円(-189円)OSC41%(+7%)RSI30%(+7%)売買指数164%(+133%)↓
◆TOPIX:1374(-28)OSC40%(+7%)RSI29%(+3%)売買指数162%(+127%)→
◆マザーズ指数:774(-27)OSC40%(-1%)RSI32%(-7%)売買指数168%(+149%)↓
◆東証2部指数:4287(-130)OSC37%(+3%)RSI26%(-7%)売買指数173%(+162%)↓
◆日本10年物国債先物(JGB):149.49円(-7銭)→ 金利上昇
◆信用残評価損益率:売り残- 5.345%(-0.121%) 損失幅拡大
買い残-16.428%(-0.653%) 損失幅拡大
◆日経平均25日移動平均乖離率:-6.1%(+1.5%)下方乖離縮小
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部: 62.19%(+2.48%)↑ 前日は53.82%
マザーズ: 64.62%(+7.17%)↑ 56.45%
東証2部: 67.69%(+1.14%)↑ 60.16%
【海外市況】
◆NYダウ:16094(-286ドル)OSC45%(+9%)RSI27%(+5%)売買指数168%(136%)↓
◆上海総合:2916(+16)OSC53%(+18%)RSI32%(+12%)売買指数107%(+77%)→
◆ドル・円:118.76(+1円83銭)OSC58%(+20%)RSI45%(+28%)売買指数175%(+139%)↑円安昂進
◆米10年債利回り:2.07%(+0.04%)RSI42%(+8%)↑
◆米3ヶ月国債利回り:0.31%(+0.07%)RSI67%(+11%)↑
対10年債スプレッド:1.76%(-0.03%)↓ 3%が好況の目安。
◆VIX指数:22.34(-4.7)RSI50%(-12%)↓
◆CRB指数:164(+4)RSI41%(+17%) ↑
◆WTI原油先物:32.25ドル(+1.57ドル)RSI43%(+17%)↑
◆NY金:1098ドル(+9ドル)RSI56%(+3%)→
激動の一週間が終わりました。終わってみれば、原油の週末二日間での急反発により、株高、円安へと導かれております。いわゆる中国不安は、上海総合の株価を見る限り、この1週間では大した変化はありませんが、ここが正常な西欧の市場とは異なり、当局の差配があるのかどうか、じわりじわりと安値を切り下げる動きとなっております。
注目すべきは日経225先物と日経平均の相関関係が崩れていることですね。いずれにしても株価がここまでボラティリティを大きくしているのは、あのリーマンショックの後のサーキットブレーカー発動の時以来です。あの時は、乱高下の後、結局は大きく下げていった訳ですが、今回も、原油の持ち直しを契機として、ECBの追加緩和観測が後押しし、一時的な株価の反発はあったにせよ、世界経済が内包する諸問題は一向に解決されておりません。
今は、原油価格という分かりやすい指標で株価が大きく左右されているおりますが、この原油価格の下落に伴い、次なるショック、例えばシェール企業の破産続発や中国の特に地方政府の財政問題の顕在化などが出てくるなら、これは世界経済の大きな波乱が本格的に起こり、今回の一時的な株価の持ち直しが、更なる大きな下落の波に襲われる可能性があると言えそうです。
日経225の24ヶ月移動平均は、現在、17500円近辺です。これをきっちりと超える勢いが出ないと、こうした懸念は現実化しそうですね。ということで、今は過渡期というか正念場というか、中長期で見てかなりクリティカルなポイントに差し掛かっていると言えるかと思います。