バサバサバサッと、表でハトの羽ばたく音が3度した。
どうもいつもと様子の違う音だった。
窓の向こうのハトの巣を覗くと、ハトの替わりに蛇がいた。
アオダイショウだった。
お腹のあたりが膨らんでいるところを見ると、
ハトの卵を呑みこんでしまったらしい。
棒で突いてみたのだが、逃げていく様子はない。
しばらくすると、蛇はハトの巣を離れて行った。
それにしても、ここは2階の窓だ。
蛇も良くここまで登って来たものだ。
蛇がいなくなってしばらくすると、ハトが戻って来た。
卵が無くなってしまった巣の様子を見てだろう、
クウクウクウと、いつもより悲しげな声で鳴いていた。
少し離れた所からも、クウクウと別のハトが鳴いている。
クウクウクウ・・・・・・クウクウと、しばらくハトの鳴き声が続いていた。
1年目、無事に雛たちは巣立っていきました。
2年目も同じ場所に巣を作り5羽の雛が生まれました。
何度も巣から落ちてその度に戻しましたが、結局、巣立ちは確認出来ませんでした。
3年目、やっぱり同じ場所に巣作りし卵が孵って餌を求めるピヨぴよが賑やかだったある日、買い物から帰宅すると、けたたましく騒ぐ親ツバメに何事か?と小屋を覗くと、巣に迫るアオダイショウがいました。
夫がその場は追い払いましたが、1度狙われたらダメですね。
翌日、巣の中は空っぽで悲しげに小屋を出入りする親ツバメたちの姿だけがありました。
翌年からツバメの為に小屋を開けておくのは止めました。
弱肉強食の自然界においては、仕方のないこととはいえ、身近でみるのは辛いですね。
長々と突然、申し訳ありません。
アピールチャンスで見掛けたので、お邪魔させていただきました。
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読み逃げが多いかと思いますが、宜しくお願い致します。