まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

自民党の復活はありうるのか

2007年09月13日 | その他
 今日の政治ニュースは、安部首相後に誰が後継足りうるのかに全てが集中しています。麻生氏優勢から一挙に福田氏優勢に、そして19日総裁選が23日に後送り、この展開に8月27日の政治評論家の森田実氏の講演が蘇ります。

 森田氏は05年衆議院選挙を「小泉クーデター」論分析を主張しマスコミからある意味で追放されました。私は森田氏に質問をしました。今回の参議院選挙は小沢民主党勝利で2大政党制が確立した思うが政治思想としてはどのような対立なのか。

 勿論、安部=新自由主義=グローバリズム、小沢=伝統的保守=中央集権的税再配分の対立かと尋ねたわけですが、答えは新自由主義は一時的にも後退し、自民党は伝統的保守に政策転換をし、総選挙は同路線・保守通しの闘いとなる、でした。

 現実に福田首相成立であれば、まさに森田氏の分析どおりです。政治の世界は一寸先は闇ですから、軽々には論じられませんが、福田氏がどのような対民主党戦略を持ちえるかです。そう簡単に総選挙で民主党を破ることは出来ません。

 問題は、私自身が評論家ぶっていても仕方ないわけで、自民党の政策大転換と派閥政治復活のこの状況をどう分析し、静岡県の政治改革の道筋を語れるかです。大いなる緊張感で自らの政治的役割を提示し続けたいものです。