午後の参考人は江藤俊昭教授。日本における議会改革論の第一人者。県議会事務局判断か山田総務委員長判断か、今日の議論にふさわしい参考人です。江藤教授とは昨年の米子市での「自治体議員政策情報センター」全国研究会で議会改革分科会でご一緒。
佐野、多家、源馬、落合(自民、藤枝市)増田(自民、掛川市)の質問を聞きました。江藤教授のスタンスはしっかりしていて、県民投票運動が生まれる背景に「議会と民意のずれ」がある、住民自治を実現するために議会は今回の機会を活用すべき。
仮に修正がなく、継続もなく、否決する場合でも議会は県民投票静岡等住民団体との継続的な意見交換の場を設け「ずれ」をうめるべきと、答弁鮮明。終了後にご挨拶、静岡での講演お願いをしました。超多忙の先生だけにスケジュール確保できるか。
写真は、江藤教授ぶら下がり会見。やはり、市町の投票事務受け入れ拒否の場合をどう考えるか、が焦点。「拘束型住民投票でないのだから、法制度が整っていないとかでなく議会が住民団体と十分に話し合って修正していくべきでは」ときっぱり。
あとの参考人は「規制委員会や中電の取組み含め適切な情報が提供されることのない段階では」「県民の意向確認していくことは重要だが、その時期であるかどうか」という資料提出の興直孝氏と名古屋大学の山本章夫教授。途中退席しました。