まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

阪神淡路大震災を経験した神戸市の東日本大震災を踏まえた防災計画

2012年10月30日 | ニュース・関心事

総合治水、海岸保全、防災対策特別委員会視察の第一日目は、神戸市の浸水対策、受援計画、危機管理センターの3つのテーマ。1995年の阪神淡路大震災を経験した神戸市だけに東日本大震災から何を学ぼうとしているのか、注目しての参加。

...浸水対策は、2004年の台風により市民病院とつながる道路が浸水し救急車もストップする事態となったため、神戸アクアプラン2015、下水道事業の中に位置づけた300億円事業。河川事業でなく下水道事業というところが埋立市街化区域の特徴。

災害受援計画とは、東日本大震災支援として昨年度1796名の職員を派遣して、情報共有、指揮系統など不十分な点を実体験したことから、支援を受ける側が災害以前から計画を立てておく必要があるとして市長が今年の1月に提案し取り組んでいるもの。

10月12日に第1回目の策定委員会が開かれたばかり。大いなる注目です。また、危機管理センターは、消防、水道、危機管理室が一つの建物に拠点を作り緊急時に対応しようとするものでまだ完成したばかり。静岡市との比較でこれも注目です。

写真は、神戸市市役所からポートアイランドを見たもの。既にポートアイランド入口の京橋ポンプ場完成で昨年の台風でも浸水はなかったのことで、浸水対策は着々進行しているとのことです。