まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ロシアの軍事的圧力のもとでのクリミア併合に抗議します!

2014年03月23日 | ニュース・関心事

日曜日政治番組はいっせいにロシアによるクリミア併合がテーマ。ハーグでの核サミットで日韓首脳会談開催見通しの中、ロシア・プーチン大統領との外交アピールを大きな成果としてきた安倍首相にとってクリミアは何をもたらすか、が議論。

明らかに、ロシアの大国主義的介入は許されません。一方で、イラク戦争以降、世界の警察官としての振る舞いを続けてきたアメリカの後退局面で、中国の台頭含め世界のパワーバランスが大きくきしみ始めている現状を突きつけられています。

下記の現時点における「WORLD PEACE NOW」の主張に同感です。
写真は、NHKWEBニュース6月23日
※ロシアによるウクライナへの軍事介入に抗議し、クリミア併合という軽挙を行わないよう要請します
WORLD PEACE NOW
2014年3月18日

ロシア連邦大統領 ウラジーミル・ウラジーミロヴィッチ・プーチン様

私たちWORLD PEACE NOWは、2003年のアメリカならびに多国籍軍によるイラクへの戦争・軍事占領に反対して作られた運動体です。私たちは「武力で平和はつくれない」という理念の下に戦争、戦争につながるあらゆる動きに反対し、人びと自身が平和を築き、世界の人々とつながっていく活動をつづけてきました。私たちは、日本政府がこの戦争に加担し、自衛隊を海外に派兵することにも反対してきました。

私たちは、今回のウクライナの政変を機に、ロシアがウクライナ領であるクリミアに軍事介入し、その圧力の下で、ロシア系住民を中心にしたクリミア自治共和国政府による「住民投票」という手段で、クリミアをロシアに編入・併合しようとしていることに強く抗議します。
紛争と「ロシア人保護」「クリミア自治共和国政府の支援要請」などを口実にしたウクライナ領クリミアへの軍事介入、そしてロシア軍の圧力下での「住民投票」と「住民の意思」を理由にした他国領土の自国への編入――これらはいずれも、国連憲章、国際法、ウクライナの憲法に違反する行為です。
ロシアの軍事力を背景にしたクリミアの住民投票に対しては、人口の24%のウクライナ人や、18%を占めるクリミア・タタール人の多くが反対し、とくに、かつて第二次大戦中に自らの意に反して中央アジアに強制移住させられたクリミア・タタール人は、自らの苦難の歴史的体験を思い起こし、ロシアへの強制編入に反対し、投票をボイコットしたと報じられています。
ウクライナの主権を侵害し、相対的な少数民族の意思や権利を侵害した今回の不法な行為は、地域と世界の平和を破壊し、緊張を作り出すものであると私たちは考えます。
私たちは、ロシアであろうとウクライナであろうと、民族的差別と敵対をあおるあらゆる排外主義に反対し、少数民族の権利の尊重の上に立って、民族間の平等にもとづく平和と共生の関係を築き上げていくことが必要であり、それは可能だと考えています。
私たちはプーチン大統領とロシア政府が、軍隊をクリミアから即時撤退させ、「住民投票」を理由にしたクリミアのロシアへの編入・併合を行わないことを強く求めます。
WORLD PEACE NOW