江戸学の権威で女性として始めての法政大学総長に就任された田中優子氏。自治体議員政策情報センター研究会メインゲストとしてお呼びしたいとお願いをした経緯もあり弁護士会主催の講演会に参加しました。
非常に刺激を受けました。コロンブスのアメリカ大陸発見以降のグローバリズムの世界で朝鮮出兵・植民地化戦略で大敗北をした豊臣秀吉の時代から徳川家康の平和外交の時代=「戦争しない国づくり」の問題提起。
その250年の歴史から日清・日露の戦争の時代をへて日本国憲法が誕生する世界史的意義について、江戸時代の「戦争をしない国づくり」がどのように世界に受けいれられたのか、朝鮮通信史の功績など指摘。
今の安倍政権の集団的自衛権の解釈改憲という容認のその姿勢は「まさに日清・日露の時代そのもの」と喝破する田中氏。そして、それは自民党憲法改正草案の「国家中心、天皇中心の国づくり」に表現されていると。
明日は「自治体議員立憲ネットワーク」設立総会。今晩、明日のゲストの一人である秋葉忠利・前広島市長を囲む会への参加を誘われていましたが泣く泣く欠席をしての田中氏の講演会への参加でした。ウーム!
※写真は、集会での田中氏の撮影は禁止で終わり間際の会場風景。