2月26日衆議院予算委員会分科会で山梨1区選出の中島克仁議員が、桜エビの不漁問題に端を発した日軽金の波木井発電所の水利権更新問題と雨畑ダムの砕石業者ニッケイ工業による凝集剤入り汚泥の不法投棄・強い毒性を持つとされる凝集剤成分の有機物(アクリルアミドモノマー)について質疑しました(静岡新聞2月27日報道)。
今回の現地視察は、静岡新聞社と中島議員や阿部知子衆議院議員の共同調査として計画されましたが中島議員が所用で不参加。昨年9月議会で「桜エビ不漁と日軽金雨畑ダムなど富士川水系の水質汚濁」テーマの質疑をしていたことからの突然の参加となりました。新たな発見が沢山ありました。今後国会で引き続き大きなテーマとなります。
3つのコップは、左が雨畑川の通常の濁った水、真ん中がアクリルアミド汚泥を溶かした濁り水、その濁り水をアクリルアミドとは違う凝集剤を混ぜて水とアクリルアミド汚泥を分離させたもの。
雨畑ダムは、現在貯水をやっておらずダムの堰でほんのわずかに水はあるがあとはほとんどが大雨によって流れ込んだアクリルアミド入り不法投棄土砂と山からの通常の土砂でダム機能はゼロ状態・開門をしていました。
阿部知子議員と松谷が立っている後ろは5メートル近い矢板で作られたバイパス道路で反対側は不法投棄や自然災害でダム底は民家の同じレベル。大雨で民家が濁流に流されないように矢板の道路で堤防の役割。矢板の右側に民家があります。