自民党(22)、志政会(6)、公明党(6)連携で議長には鈴木和彦議員、副議長に山根田鶴子議員が選出されました。初めての女性の副議長誕生となり歓迎すべき事態です。
本来なら議長は第一会派から鈴木和彦議員、副議長は第二会派から白鳥実議員、というのは憲政の常道です。
しかしながら、田辺市政を支持する自民党・志政会・公明党連合の方々の強引な候補者方針であったため、創生静岡から議長に白鳥議員、副議長に安竹議員の候補案が示されました。
そうした中、市議会議員選挙前の清水庁舎の是非を問う住民投票運動の経験を生かす形で創生静岡、共産党、街づくり研究会、緑の党による各会派代表者会議もたれました。今後、創生静岡として議会改革、議会運営において重要な局面において4会派として連携を進めていくリーダーシップを発揮していくとの方向性が示され、14人が一致して議長に白鳥議員、副議長に安竹議員を投票することになりました。
これまでの議長・副議長選挙にこのような形は異例ですが、今後の議会運営において大きなインパクトを与えることができました。
ただ、こうした経過があったとしても、当選したからには鈴木議長、山根副議長にはコロナ禍、緊急事態宣言が発令されているこの現状において、「ノーサイド」で緊張感と透明性を確保したうえでのスピード感あふれる議会運営に努めていただきたいことを要望したいと思います。