まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ドミニカ共和国訪問その5

2008年05月08日 | ニュース・関心事
 ドミニカ共和国といえば、新大陸発見のコロンブス、首都サントドミンゴが世界遺産として登録されています。旧市街地はまさにスペイン文化そのものの街づくり。コロンブスの銅像があります。

 先住民を絶滅させたスペイン。総督府のあった建物は歴史博物館として観光客でにぎわっています。初日にそこを訪ねたときも高校生と思しき一行が修学旅行で来ていました。その城壁の真下は軍鑑が停泊する海軍基地となっています。

 近代の始まりである新大陸発見。しかしコロンブス自身は、一時は成功者であったもののその後は不遇な人生を送ったといわれます。
歴史博物館にはスペインの戦士同様に徳川の武将の甲冑が飾られていました。

 先住民を滅ぼしたこの植民地はスペインと独立戦争を闘います。旧市街地の何箇所かにそれをたたえる記念の建築物が建立されています。複雑な思いで見て回りました。おみやげ物も結構楽しいです。

ドミニカ共和国訪問その4

2008年05月07日 | ニュース・関心事
まちを歩くと、路上で子供たちが遊んでいる場面にどこでも遭遇します。学校は午前中だけなので時間があるといえばあるのですが、子供のつながりは日本の「昭和」のイメージです。

 病院にも鉄格子がいたるところにあります。不思議な光景です。そして、定期停電は毎日のようにあります。オペ室とICUなどは自家発電で対処、暗いところを歩きながら病院見学でした。

ドミニカ共和国訪問その3

2008年05月07日 | ニュース・関心事
 これがドミニカ共和国の料理の一つの典型といわれました。芋をすって粉にし、それを皮にして中に鶏肉のひき肉を種にチマキのように笹のような葉でまいて蒸したもの。普通、屋台でやっているんだそうです。

 食べたのは、日本に戻る28日の空港に向かう前、市中心部のレストラン風な店。とてもおいしかったです。よく考えたらドミニカ料理というものを食べていないことを痛感。もはや遅し。

 次の料理は、青年海外協力隊員の宿舎の大家さんからいただいたもの。ドミニカ共和国のお米を日本のおかゆ風に煮込み、その中に鶏肉を入れたものとパスタ。これって確か、韓国でも食べた料理。

 そして、リゾート地での朝食。1泊6000円の中で朝食はバイキングで食べ放題。パン、飲み物、ジャガイモなどの煮物、ハムや肉類、デザートなどいろいろな出店が出ています。おなかはいっぱいになります。

ドミニカ共和国訪問その2

2008年05月05日 | ニュース・関心事
 この貧富の格差と教育・社会保障の脆弱さの中で、海岸一体を独占する海外資本によるリゾート地の活況に目を奪われます。ドミニカ共和国のもう一つの姿、貴重な1日半をエンジョイする機会をえました。

 一番東のサンタ・プナという海岸のサンスケイプというリゾートホテル。ヨーロッパ系外国人ばかり。1日6,000円で食事、プール、海岸でのひなたぼっこやスポーツ、ディナーショーなど様々な「楽しみ」を提供。

 日本人は中国人として見られ「チーノ」「チーナ」と差別言葉で呼ばれることしばしば。働いているのは、全国各地からの若い男女で2ヶ月、6ヶ月、2年、6年など雇用期間はまちまち、みんなの陽気さには驚き。

 5月16日大統領選挙に向け国上げての「お祭り騒ぎ」。22の政党があるとのことで主要政党は3つ、紫、赤、白など色で自分たちを表現。選挙集会は「昔ながら」のカネとモノがばら撒かれての動員。

 選挙CMでヘリから20ペソのお金をばら撒くシーンも使われ「尋常な」選挙運動でなさそう。選挙結果で相当数の幹部入れ替えがあり官庁も選挙現場。あるJICA支援プロジェクト機関でも「仕事」への影響も懸念。

 地方の道路構造にはびっくり。排水路は水が流れていくとは思えないような造りで、雨が降るとすぐに道路は水浸し状態。現大統領派の帽子をかぶっていたら「チーノは現職支持か」と抗議される場面も。

ドミニカ共和国訪問その1

2008年05月04日 | ニュース・関心事
 先月末のドミニカ共和国視察について、報告をしたいと思います。

 ドミニカ共和国で一番驚いたことは、各家々にみんな鉄格子がついていること。銃保有率は60%、犯罪率がどれくらいかについてはデータははっきりしていません。

 そして、便利なのがモトコンチョというバイクの後ろに人を乗せるバイクタクシー、あと箱型乗用車をドアをあけたまま走るゴアゴアというミニバス。いろんなところが停留所。

 飲料水はみんなミネラルウウォーター。タンク入れて最初に120ペソくらい、水だけだと40ぺソ。水の配給車が巡回しています。モトコンチョ、ゴアゴア、配給車にしても大半が日本車。

ドミニカから戻って見える日本の政治状況

2008年05月01日 | ニュース・関心事
 24日からのドミニカ共和国訪問を終えて、昨日戻りました。思っていた通り、ブログが全く更新できない状況でした。今日から再開します。

 成田空港到着が13:10頃で国会議員会館に15:50頃でしょうか。緊迫する国会運営を想定しての帰国でしたが「騒然」は回避されているようでした。

 山口県2区選挙、民主党を軸にした野党共闘の大勝利を踏まえて民主党がどのような解散戦略に打ってでるのか。問責決議案は5月12日以降の第2政局へと舞台を移した感があります。

 それにしても、マスコミの論調は、世論調査で民主党の支持率の伸びのなさにか、自民党・公明党=与党批判は当然としても民主党への批判も厳しいものがあります。暫定税率撤廃を予測できなかったマスコミ。

 どの視点での民主党批判であるのか、明確でないように思えます。小沢民主党代表の戦略は権力闘争主義の側面があることは間違いありませんが、マスコミ自身がいくつもの過去の見誤りを教訓にしているのか。

 そして、私(たち)自身がこの局面の打開にどのような主体的な戦略を描ききれるのか。客観的報道なるものが存在しないように、傍観者的政治評論は許されません。悩み多き政治状況です。

 ※写真は、静岡市中心部青葉公園で行われたメーデー。挨拶をさせていただきましたが、王子特殊紙静岡営業所の突然の閉鎖、偽装請負…静岡の労働問題もかなり深刻です。