まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

広重美術館など静岡市施設見学に同行

2011年02月10日 | ニュース・関心事
本日、城北地区・福祉を考える会による静岡市施設見学が、清水区興津にある坐漁荘、由比の広重美術館、そして清水港を対象に行われ、私も顧問という立場で同行させてもらいましたが、学ぶことが沢山ありました。

多くの方々の感想は「灯台もと暗し」でこんなに素晴らしい歴史的施設をきちんと自分の視野に入れていなかった反省、それは旧静岡市の住民による旧清水市、旧蒲原町、旧由比町施設見学という意味で、とてもよかったと思います。

私も広重美術館で、版画体験に挑戦し広重気分で由比町と蒲原町の作品を作りました。3枚分で300円。4枚の版画に色を塗って完成させていくのですが、意外に難しかったです。でも枚数を重ねると少しずつ上達します。

蒲原町に関係するのが雪景色で、新潟県にも蒲原というところがあり間違えていないかとの指摘もあるそうですが、確かに昔はこんなに蒲原に雪が降っていたのかと疑問はあります。とにかく、完成品は実家の母に送ろうと思います。

福祉を考える会の活動、いろんな課題があります。市街化区域と調整区域の間にあるこの地域、そうした地区でのコミュニティの再建や田園地帯のれんげ畑の復活など。今日の活動が活性化のきっかけになるといいですね。

偶然にも、広重美術館見学の後の桜エビ素材の昼食で満足して外に出ると、何と市長候補の海野とおるさんが若いメンバーと一緒に街頭演説していました。びっくり。市長選挙がだんだんに日常化していきます。

静岡病院の補助金ゼロへの減額補正の快挙!

2011年02月09日 | ニュース・関心事
2月7日の議会運営委員会、8日の議案説明会、そして、本日病院局の補正予算説明を詳細に聞きました。何と、決算見込みで静岡病院の収益が大幅に改善し、何と赤字補填のための7億2200万円の補助金のゼロへの減額補正。

収益が23億3095万7000円。どうして、こんなにアップできたかについて説明して貰いましたが、DPCや診療点数の改正、ベッド占床率の向上などが効を奏しているとの事ですが決めつけられるものはないと。

しかし、最大の理由はドクターはじめ医療スタッフの方々の最良の医療サービスの提供と経営をも意識した医療活動に専念していただいたことです。それにしても驚くべき結果が今回の補正予算として提案されました。

まだ、これらの根拠事態もきちんとは把握していませんが、昨年の厚生委員会としての視察で補助金ゼロの経営が病院で成り立つと云う事を学んで、静岡でも可能のはずと意見を述べてきましたが、ここまで想定していませんでした。

それにしてもすごいです。来年の予算が楽しみでもあり、今回の病院形態の転換に向けての動きが非常に希望あるものに走り出します。予算委員会では病院長も出席予定とのことで、実りある審議にしていきたいと思います。


「トルプル選挙」の爆風、民主党「田辺氏の推薦せず」を決定か?!

2011年02月08日 | ニュース・関心事
「トリプル選挙」の爆風は各新聞社の静岡版に大反響し見出しに「ショック」の言葉が躍ります。「県内政党関係者に驚き」(静岡新聞)「「愛知の風」を警戒」(朝日新聞)「民主、自民が警戒」(毎日新聞)

「民主一転相乗り慎重論」(読売新聞)「愛知ショックに民・自に危機感」(産経新聞)を掲げました。「トリプル選挙」の影響は一時的か、統一地方選挙全体へかは評価が分かれますが3月13日の市議選で第2派となります。

名古屋市の知人の前議員(リコールで現職は皆前議員)によればある5人定数区に3人の「減税日本」「みんなの党」、そして前職5人と約2倍の候補者乱戦になりつつあると云います。すごい選挙戦が繰り広げられます。

そして、ネット情報では、民主党前市議団は「報酬の半減を認める」選択をしたとのことですが、反対意見も強くあったようです。「減税日本」地域政党は「現職を当選させるな」という新キャンペーンを始めてるとのこと。

なかなか賢いキャッチです。海野氏は地域政党をたちあげる、との情報もあります。昨日「田辺氏ー自民党政策協定」の二元代表制原理とあいれない中身についてはお知らせしましたが、ようやく市長選挙本格化しそうです。



静岡市長選挙、選挙に向け辞意表明の安竹市議会議長の「田辺ー自民党」政策協定批判の正論

2011年02月07日 | ニュース・関心事
本日の議会運営委員会で安竹のぶお市議会議長が市長選挙出馬の為に公私の紛れが出てくると辞意を表明しました。出馬表明以来、自民党市議団から「辞職への圧力」が伝えられる中で真意について質問。一身上の理由と。

それにしてもふがいない自民党と民主党の候補者探し、そして両政党の雪崩を打つ形での田辺氏との政策協定。民主党とはまだ正式合意に至っておりませんが、自民党とは下記の内容で合意。それに対する安竹氏の批判。

ある意味で正論です。昨日の名古屋市長選挙の結果を考えると自民党にしても、田辺氏にしても、二元代表制の原理を否定するその姿勢は厳しく批判されるものです。今日の議会運営委員会でそのことも指摘しようと考えましたがおさえました。

8項目の政策協定ですが6項目はそれそれの政党と候補者の関係ですのでとやかくいいません。しかし、7,8項目はまさに「首長と議会」二元代表制の原理に対する姿勢。今からでも遅くありませんので撤回すべきでしょう。

※安竹氏のブログでの政策協定批判。
「1月31日に田辺氏と自民党静岡市静岡支部と清水市部が政策協定書を交わしました。
                       記
 1、静岡市第2次総合計画の継承

 1、行財政改革の一層の推進

 1、地方分権への努力

 1、日本平・久能山の整備促進を図ること

 1、清水港ビジョンの実現に向けた取り組みと県との連携強化

 1、企業誘致の強化による経済の活性化

 1、議会との協調姿勢を保つこと

 1、自民党静岡市議会議員団との密接な連携を図ること
                                      以上

私の考えですが、何と言うか、お粗末な協定書ではありませんか。

議会制民主主義は、二元代表制の下で、行政と議会は対峙と協調姿勢を明確にする事で守られおります。彼は、民主党から離れるおつもりか?民主党や連合との協定書はどんなものになるのでしょう、楽しみである。」


名古屋「トリプル選挙」、河村戦略の圧勝!

2011年02月06日 | ニュース・関心事
予想通りとはいえ「トリプル投票・河村戦略」の圧勝です。市議会リコールにより3月13日市議会議員選挙となりました。この結果如何によりますが、静岡市長選挙の3人候補の選挙戦略の見直しは必至ですね。

明日は2月ー3月議会のはじまりで10:00から議会運営委員会です。安竹議長が辞職を表明するとのことでマスコミの注目となります。それにしてもその辞職理由が何になるのか、ここはしっかりと確認しないといけません。

地方から政治を変える、私が考えてきたこととは違う形で歴史が動こうとしています。国政のどうにもならない状況の中、統一地方選挙、市長選挙を通じて新たな政治のうねりが生まれるかもしれません。

ここは、しっかり時代に胸を合わせるしかありません。そして、時代とともに変革の嵐の中に身をおきたいと思います。

相撲協会の春場所の中止決定

2011年02月06日 | ニュース・関心事
「八百長」疑惑で揺れる相撲協会は、春場所を終始することを決定しました。ただ、ずっと気になっていたのは、警察の捜査情報があんなに詳細にマスコミに流れているのは何故なんだろうか、でした。

今日の朝日テレビの「フロントライン」で、警察捜査情報が文部科学省に渡されそこから今回のマスコミ報道となっているのだということが分かりました。このような情報提供、ちょっとまずいんではないか、と思います。

「フロントライン」では、スポーツライターの玉木正之氏の主張が違う角度からの「中止批判」でした。常識的には理解しにくいものですが、今回の「八百長」はお金が動いていないので「八百長」ではない。

「あれは、人情相撲の世界の話であんなことをやっている連中は強くならない」「公正、公正というがアジアカップでのレフェリーの笛は公正か」、そして、「相撲は神儀、興行、スポーツの3要素で成り立っている」。

神儀の部分を考えると、これまでの継続性からすれば決して中止してはならない、非公開でもやるべきだ、でした。それにしても、この間の朝青龍、野球賭博、エンエンと続いてきた不祥事、何も解決していなかったんですね。

どうなる?幼稚園・保育園・学童保育 「子育て新システム」を考えるシンポジウムに300人近い市民参加

2011年02月06日 | ニュース・関心事
今日もシズウエル7階で300人近い市民参加で「どうなる?幼稚園・保育園・学童保育 「子ども・子育て新システム」を考える緊急シンポジウム」が実行委員会により開催され参加してきました。きのうからの連続。

基調講演を実方伸子さん(全国保育団体連絡会事務虚構長)、渡邉保博さん(静岡大学教育学部教授)、パネリストに相田芳久さん(静岡県私立幼稚園理事長)、太田嶋信之さん(静岡県保育所連合会会長)

神谷みどりさん(静岡市学童保育連絡協議会会長)、橋本隆夫さん(静岡市保育課職員)の4人。コーディネーターに石原剛志さん(静岡大学教育学部准教授)。「反対でなく交流学習会」という石原さんの発言が印象的。

「新システム」の中身をこうした形で情報提供してくれた実行委員会には感謝です。昨日同様にシンポジウム進行の難しさはありましたが、幼稚園団体、保育園団体の方々の考え方がよくわかり大変、勉強になりました。

神谷さんからの、新法で整備されたばかりの学童保育は、法律で最低基準も示されていないがその現状は、新システムによって不安を指摘されている保育園や幼稚園の将来像に似ている、との指摘にはっとさせられました。

また参加者からの「学童保育は応益、医療費も応益、これからの子ども園での応益負担がどうして間違いであるのか、教えてください」の本質的質問に「答えは難しいが、将来は医療費含め無料化にすべきである」と答え。

「反対署名を集めていると、あなた方は子ども手当てを貰っているじゃないのと言われたが、どう説明するか」など、幼保一元化と子ども手当てなど子ども施策の全体像をどう理解し批判し将来像を語るか、大きな難問です。

静岡市 公共交通シンポジウムに300名近い市民参加

2011年02月05日 | ニュース・関心事
静岡市役所17階の会議室は会場外にまで椅子が並び満員御礼状態の上記シンポ。市民の公共交通への関心の高さが伺われます。議員関係も多く参加していました。少し遅れて参加。パワーポイント資料で追いつきました。

基調講演は「静岡市の都心地区における交通まちづくり」を主題に埼玉大学大学院工学研究科教授 久保田尚さんで非常に整理された問題提起でした。その後のシンポジウムは、4人のパネリストとコーディネーター。

講師の久保田さん、静岡鉄道株式会社取締役社長 酒井公夫さん、おはなしききたい 代表 田中知子さん、静岡市副市長 清水喜代志さんがパネリスト、静岡文化芸術大学大学院 教授 川口宗敏さん。熱気むんむん。

進行は自己紹介と問題意識の紹介から。せっかくの議論をどこにもって行くかの方向性が明確でなく、パネリストの発言のつながりあいを生み出せないままに時間切れ。あそこは、若干時間オーバーでも続けるべきでした。

そのあとの会場からの質問にシャットアウト対応、続く質問者もパネリスト発言とは違った流れの質問。結局時間切れ。中途半端さを川口さんからは、市長選挙での政治争点にする形で動きを創って欲しいというまとめ。

シンポジウム進行の難しさがでました。あれだけの参加者ある中、非常に残念でした。市民の関心の高さが分かっただけでも成果でしょうか。今後の市民参加形式による徹底討論の場を期待したいと思います。

『堕ちた翼 ドキュメント JAL倒産』(大鹿靖明 朝日新聞出版)を読む

2011年02月04日 | ニュース・関心事
巻末の言葉が「JALの次はメディアである」という刺激的な言葉で閉めくくられる『堕ちた翼 ドキュメント JAL倒産』。自ら朝日新聞社AERA編集部に所属しながら基盤そのものをも切り込もうというジャーナリスト大鹿靖明氏の著書。

『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』の続編『ヒルズ黙示録・最終章』を書き下ろし、堀江貴史氏の新たな時代の申し子的挑戦を同時代人としての客観評価と検察の国策捜査批判として展開した大鹿氏がその次に選んだのがJAL。

JALの赤字体質を国・政治家の地方空港建設の被害者的分析を排し、経営者としての努力が本当にあったのか、何が間違いであったのか、を詳細な人物像の分析含めてのドキュメンタリー。読む側を物語的に引き込んでいきます。

その真骨頂は「本来は国力を強めるはずの効率や公正さを求める抜本的な改革は、「新自由主義」としてさげすまされ排斥される。「格差是正」を名目に利権的政治家と古い左翼が結びつき、時計の針を巻き戻す」この認識です。

当然ながら、これは民主党鳩山→菅政権の評価に重なっていきます。私自身は「新自由主義」の側にくみしませんが、「効率さと公正さを実現する抜本的改革」は求めています。この境界線をどう実践としてこじ開けるか、がカギ。

新燃岳の噴火のすごさ

2011年02月03日 | ニュース・関心事
鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)で爆発的噴火が続いています。1月26日以来の既に9回目。夜に見える溶岩の噴き出る空を画像で見ていると何か恐ろしさを感じます。

日本海側の大雪のすごさと九州における火山噴火、自然の力の大きさは私たちに何かを訴えようとしています。雪による死者も出ているので一般論は言えません。火山による被害は今のところ、火山灰と避難場所での生活。

空振という火山に伴う振動による被害ということを初めて知りました。6キロメートル離れた地域からのマスコミ報道でその大変さを知るところです。何か出来ることがあるのか、まだ状況把握の段階です。

ただ、こうしたニュースと同時に毎日のマスコミのスポーツ報道は斉藤祐樹投手の動向。名護市にファンが殺到し連日の賑わい。経済波及効果の数値も示されています。ただ、名護市は、あの普天間基地の移転先の名護市。

名護市の全体像はどうなんだろうかと、気にしながらテレビ報道に目を投じています。日本の政治の行き詰まりの中の災害現場。そこでのリアル感を想像できる自分でなければと云い聞かせています。