場所:紀ノ川河口、水軒沖
条件:中潮 3:13干潮 9:29満潮
釣果:ハネ 1匹 サバ1匹 サゴシ 5匹 タチウオ 不明
昨日の天気予報がちょっと変わっていた。
北部の方が波が高いという。
潮は中潮で加太へ向かうのにはいい感じだがこの天気には何か嫌なものがある。そして翠勝丸の舵が重くなってきているので修理のお願いをしている。いつ来てくれるかがわからないので出撃は控えておいた方がいい。またまた、潮時は夜明け前に満潮に向かっている。これは泣きの一手でスズキを狙える最後のチャンスかもしれない。今年はスズキを1匹も釣り上げていないのだ。
昨日のフェイスブックのメンバーの情報ではまだツバスも釣れているらしい。
と、いうことで今日はスズキ→タチウオ→ツバスの3連リレーで出撃した。
スズキとタチウオの時合いはほぼ同じなのでできるだけ早く出港してスズキを狙ってタチウオに備えたいので今日は午前3時50分に出港。
ポイント到着時は真っ暗だ。
ボイルらしきものはないが僕の中の定石どおりポッパーからスタート。しかしアタリはない。ならばとリップレスミノーをキャスト。これでもアタリはない。少しミノーのままでキャストを続けていると水面をたたく音がしてきた。
いくつかのパターンの音が聞こえてくるが、その中にはスズキらしきボイルもありそうな感じだ。今度はペンシルベイトに交換。これが当たった。真っ暗でどこにルアーがあるのかはわからないが間違いなくルアーにアタックしてきた。フッキングはできなかったが間違いはない。そして3回目のアタックでフッキングに成功した。この時点でも真っ暗。大きさもわからない。スズキはヒットしてすぐは相手も何が起こったかわからないのか全然引かない。ただ、この魚は小さかった。最後まで強烈な締め込みはなかった。しかし、今年の最初で最後のスズキ(とは言えないが・・・)だ。これはうれしい。
ボイルもなくなったので再びリップレスミノーに変更してキャストを続ける。そうしたら2回目のアタリが出た。今度は前よりも少し型がよさそうだと思ったが上がってきたのはなんとサバだ。それも結構な型だ。こんなところにこんなサバが泳いでいるのには驚きだ。いくつかのパターンの中に水面を素早く走るやつがいたのだが、あれが多分サバだったのだろう。
今日は雲が多いので地平線は真っ暗だが空の部分部分が明るくなってきた。スズキ狙いはここで切り上げてタチウオ狙いに変更。青岸の前からスタート。
これはいきなりアタリが出た。それからどんどんアタリが出る。型は小さいがほとんどが連で上がってくる。灯台を回って築港の中に入ろうと考えていたのだが、そこまで到達しない。アタリがあって魚を回収している間に東の風が小船を押し戻すのだ。明るくなってもアタリは止まらない。しかし、3つ目のターゲットが待っている。
午前6時に前回のツバスポイントに移動。これもすぐにアタリが出た。しかしツバスではなくてサゴシだ。バッチ網を避けながら引っぱり続けていると強烈なアタリ。今度は間違いなくツバスだ。2連で上がってきた魚体はツバスというよりももうハマチサイズだ。その後サゴシを追加して午前7時に終了。
今日はいつもなにかとお世話になっているちからさんも出撃していた。同じ場所を流していたので僕の姿を撮ってくれていた。
なんだかへっぴり腰で今にも落水しそうだが、これでもちゃんと魚を回収しようとしているのだ。
今朝も電気ウキを拾った。
僕にはウキを拾った日は魚が釣れないというジンクスがあるのだが、今日はなかなか違った。
しかし、よくよく考えてみたら、ほとんどの場合、魚に糸を切られてウキが流れていくのだからウキが流れている日は魚がいるということにほかならない。
特にタチウオを釣る電気ウキは道糸をかじるほどタチウオがうようよいると考えられるから、本当は吉兆だったりするのではないだろうかとこれからは考え方を変えようと思ったりするのである。