イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口、水軒沖釣行

2017年09月11日 | 2017釣り


場所:紀ノ川河口、水軒沖
条件:中潮 3:13干潮 9:29満潮
釣果:ハネ 1匹 サバ1匹 サゴシ 5匹 タチウオ 不明

昨日の天気予報がちょっと変わっていた。
北部の方が波が高いという。



潮は中潮で加太へ向かうのにはいい感じだがこの天気には何か嫌なものがある。そして翠勝丸の舵が重くなってきているので修理のお願いをしている。いつ来てくれるかがわからないので出撃は控えておいた方がいい。またまた、潮時は夜明け前に満潮に向かっている。これは泣きの一手でスズキを狙える最後のチャンスかもしれない。今年はスズキを1匹も釣り上げていないのだ。

昨日のフェイスブックのメンバーの情報ではまだツバスも釣れているらしい。
と、いうことで今日はスズキ→タチウオ→ツバスの3連リレーで出撃した。
スズキとタチウオの時合いはほぼ同じなのでできるだけ早く出港してスズキを狙ってタチウオに備えたいので今日は午前3時50分に出港。
ポイント到着時は真っ暗だ。



ボイルらしきものはないが僕の中の定石どおりポッパーからスタート。しかしアタリはない。ならばとリップレスミノーをキャスト。これでもアタリはない。少しミノーのままでキャストを続けていると水面をたたく音がしてきた。
いくつかのパターンの音が聞こえてくるが、その中にはスズキらしきボイルもありそうな感じだ。今度はペンシルベイトに交換。これが当たった。真っ暗でどこにルアーがあるのかはわからないが間違いなくルアーにアタックしてきた。フッキングはできなかったが間違いはない。そして3回目のアタックでフッキングに成功した。この時点でも真っ暗。大きさもわからない。スズキはヒットしてすぐは相手も何が起こったかわからないのか全然引かない。ただ、この魚は小さかった。最後まで強烈な締め込みはなかった。しかし、今年の最初で最後のスズキ(とは言えないが・・・)だ。これはうれしい。
ボイルもなくなったので再びリップレスミノーに変更してキャストを続ける。そうしたら2回目のアタリが出た。今度は前よりも少し型がよさそうだと思ったが上がってきたのはなんとサバだ。それも結構な型だ。こんなところにこんなサバが泳いでいるのには驚きだ。いくつかのパターンの中に水面を素早く走るやつがいたのだが、あれが多分サバだったのだろう。

今日は雲が多いので地平線は真っ暗だが空の部分部分が明るくなってきた。スズキ狙いはここで切り上げてタチウオ狙いに変更。青岸の前からスタート。



これはいきなりアタリが出た。それからどんどんアタリが出る。型は小さいがほとんどが連で上がってくる。灯台を回って築港の中に入ろうと考えていたのだが、そこまで到達しない。アタリがあって魚を回収している間に東の風が小船を押し戻すのだ。明るくなってもアタリは止まらない。しかし、3つ目のターゲットが待っている。
午前6時に前回のツバスポイントに移動。これもすぐにアタリが出た。しかしツバスではなくてサゴシだ。バッチ網を避けながら引っぱり続けていると強烈なアタリ。今度は間違いなくツバスだ。2連で上がってきた魚体はツバスというよりももうハマチサイズだ。その後サゴシを追加して午前7時に終了。

今日はいつもなにかとお世話になっているちからさんも出撃していた。同じ場所を流していたので僕の姿を撮ってくれていた。
なんだかへっぴり腰で今にも落水しそうだが、これでもちゃんと魚を回収しようとしているのだ。




今朝も電気ウキを拾った。



僕にはウキを拾った日は魚が釣れないというジンクスがあるのだが、今日はなかなか違った。
しかし、よくよく考えてみたら、ほとんどの場合、魚に糸を切られてウキが流れていくのだからウキが流れている日は魚がいるということにほかならない。
特にタチウオを釣る電気ウキは道糸をかじるほどタチウオがうようよいると考えられるから、本当は吉兆だったりするのではないだろうかとこれからは考え方を変えようと思ったりするのである。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2017年09月07日 | 2017釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 6:34満潮
釣果:タチウオ 18匹 サゴシ 2匹

いよいよ秋本番という感じになってきたが加太へ向かうにはもう少し時間が必要に感じる。
それに今日は午後から雨模様だ。実際、お昼前から何やら怪しい風が吹いてきていた。

例年なら、もうとっくにタチウオが釣れているころだが、今年はまったく僕のところには回ってきていない。
今日は満を持しての出撃だ。
朝は午前4時20分に出撃。夜明けはもう5時半を越えているので空はまったくの夜である。ただ、今日は満月。足元を照らす電気を点けなくてもちゃんと仕掛けが見える。



いつものとおり、水軒一文字の切れ目を越えてすぐに仕掛けを下してみる。アタリがない。新々波止に向かうがまったくアタリがない・・・・。
満月が浮かび上がらせる1本の道はボウズへいざなう苦難の道なのだろうかと思えてくる。



新々波止を越えて青岸へ向かう途中にやっとアタリが出た。しかし、小さい。そして1匹だけだ。
そして、今日はタチウオ仕掛けを引っぱっている船は築港の中に集まっている。僕もそこへ合流。するととたんにアタリが出だした。
最高は5本の鉤のうち4匹にタチウオが付いてきた。海保の巡視艇が停泊しているところからフェリーの出口にかけての場所でアタリが集中している。
青い鳥のように、今日は遠くへ行かなくても港からすぐそばで魚が釣れてしまった。日の出を少し過ぎたころまでアタリは続き、午前6時過ぎに終了。

叔父さんの家に持っていくにはまだ早すぎる。タコを釣るために残していたマルアジがあったので一応タコの仕掛けを下してみたが、まったく兆候もなく終了。

ひと夏植えてもらっていた韓国激辛唐辛子の最後の収穫をおこなった。ちょっと元気がなくなってきたというので叔父さんが肥料をやるとあれよあれよと実をつけだしたそうだ。
少しずつ摘みながらここまできたのだが、今日は最大の収穫量だ。こんなにもどうしよう・・・という感じだ。
赤くなった唐辛子をオリーブオイルに漬け込んでおく分だけあればよかったのだが、急きょ柚子胡椒の追加生産を決定。海南の産直市場まで足を延ばして青柚子を買い、午後は一所懸命唐辛子をスリスリ。



なんだかまだ夏が終わっていない感じがしている。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀ノ川河口、水軒沖釣行

2017年08月30日 | 2017釣り
場所:紀ノ川河口、水軒沖
条件:小潮 6:28干潮
釣果:ツバス 11匹

なんとか8月中にスズキを釣り上げたいと紀ノ川河口を目指したが、今日も不発だった。
午前4時に出船。引き潮になっているのでいつものポイントより少し下流に投錨。いくつかのルアーをキャストしたがことごとくダメであった。

今日はもうひとつおととい同様ツバスを本格的に狙ってみた。
ポイントも前回同様水軒沖の一文字前からスタート。アタリはすぐにあった。



それからはコンスタントにアタリが続く。ツバスとはいえ、あと一息でハマチクラスだ。アタリは大きい。指に道糸を巻いておくとアタリがあった時にはグッと締め付けられる。
10匹を釣り上げたところでそろそろ貰ってもらうところが心配になってきた。1匹追加したところでちょうどアタリが遠のき、午前7時で終了。

脂がほとんど乗っていないので刺身にするには1日置いていた方がよさそうだ。真冬の加太のハマチと比べるというのも酷な話でまあ、これはこれでよしとしておこう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2017年08月28日 | 2017釣り
場所:水軒沖
条件:小潮 4:10干潮
釣果:ツバス 4匹 マルアジ 12匹


船底塗装後の最初の釣行はどこにしようかと悩んでいると、フェイスブックグループのTさんから水軒沖でタチウオとツバスが釣れているとの情報が入った。船底を塗装しているときに声をかけてくれた元組合長さんはチョクリでマルアジを釣ったということだったので、これを合体して狙ってみることにした。ツバスはあまり自信がないのでまずはタチウオといきたかったが、8月の休日は連日の早朝起床で釣りに行ったり船の底を塗ったりでさすがに疲れていたようだ。
少し涼しくなって寝苦しくなくなったので今日は寝過ごしてしまった。気が付けば午前4時半。トイレにも行かずに家を飛び出したが出港時間は午前5時10分。もう、すっかり明るくなってしまっていた。



タチウオには遅いかと思ったがとりあえず仕掛けを下してみるといきなりアタリがあった。かなり引く。ドラゴンかと思ったが、異常に引く。なんだと思えばツバスが掛かっていた。長いことこの仕掛けでタチウオを釣っているがツバスを釣ったのは初めてだ。そしてしばらくしてまたアタリ。今度もツバスのような感じだ。これはバレてしまったが、これはヒコーキを引っ張るほうがいいのではないかと仕掛けを切り替えてみた。海面を観察しているとボイルも見えている。そのそばをかすめて通るとアタリが出る。
7月に釣ったものからはかなり成長している。重量では5倍くらいになっているのではないだろうか。お腹の中にはカタクチイワシがいっぱい入っていた。



この」ヒコーキの仕掛けは引退した隣の船のおじさんからもらったものを使い続けていたのだが、多分ハリスは6号のようで、糸が多少劣化しているというのもあるだろうが、貴重なタコベイトをひとつ切られてしまった。けっこう大きな魚も混ざっているようだ。
このトローリングヘッド、結構お高い。ひとつ買ってみたが、310円。これは太い糸を使っておかないともったいない。

1時間足らずでアタリがなくなったので沖を目指す。底は塗りたてなので快調だ。水深45メートル前後という情報だったので沖ノ島を真南に見るところまで出張って仕掛けを下す。こっちもすぐにアタリ。飽きない程度にアタリが続く。
そこそこ釣れたし午前7時を過ぎたころからまったくアタリがなくなったので午前7時半で終了。
秋のスタートしてはまあ、許してもらえるくらいだとしておこう。

せっかく速度は快調になったのに、今度は舵が重くなってきてしまった。もう、“ぱ~わ~~すてありんぐ”というくらいに力が要る。毎年、カキがたくさん付くと重くなるので掃除をしたら元に戻るかと思ったが、今回はどうも様子がちがうようだ。家に帰ってボックスレンチとグリスを持ってきて舵輪を外して様子を見てみようと思ったがナットは外れるものの舵輪は外れない。あんまり変なことをして壊してしまうとえらいことになるので何の手出しもできずに終わってしまった。舵輪の真ん中のカバーを止めているネジは腐ってしまっていてネジ切れてしまうほどなのでこのヘルムポンプも寿命がきているのだろうか・・・。



また修理代が・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀ノ川河口釣行

2017年08月21日 | 2017釣り
場所:紀ノ川河口
条件:大潮 5:22満潮
釣果:ボウズ

8月も残りあとわずか、なんとかスズキを釣っておきたいと今日も紀ノ川河口を目指した。
夜明け前にポイントに到着したいと急いだつもりだが出港は午前4時半になってしまっていた。

水温が相当高くなっているのか、エンジンを回すと航跡が夜光虫で幻想的に光り出す。この蛍光色は自然のものが作り出したとは思えないほどだ。



画像処理ソフトを使って写真を処理すると夜光虫の輝きが浮かび上がってきた。実際の輝きはもっと美しい。
美しいのには違いがないが、僕の船に巣食っているフジツボたちはこの夜光虫を食ってどんどん大きくなり船足を遅くする。ある意味、憎き相手でもあるのだが・・・。


ポイントに到着し、ルアーをとっかえひっかえキャストするもアタリはない。



かなり明るくなってきて、トップウオータープラグが船のすぐそばまでやってきたときにルアーの下で魚が反転した。
おお、今日はいるぞと気合を入れてルアーをキャストすると水面がさく裂した。残念、フッキングには至らず。すぐにキャストしなおすと今度はしっかりフッキングした。
それほどの大きさはないが慎重に引き寄せ、魚の姿をみてタモ入れしようとしたが失敗した。りもう一度引き寄せタモ入れを試みたが魚は水面深く潜りそのままバレてしまった。
残念、アタリはこの1回だけであった。

スズキをあきらめタコ狙いに切り替えたが潮は引き始めの時間になり流れが強くなってきた。船を流しながらの釣りは無理なので錨を下し、即席で作った竹竿のカタパルトでテンヤを投げ込んでアタリを待つもまったく反応無し。
まあ、この流れではタコも海底にしがみつくので精一杯というところなのだろうか。
そんな時間を過ごしているとき、かなり遠い場所だがスズキがボイルを始めた。これはチャンスとルアーを投げ込むとそのルアーの真後ろでスズキがジャンプした。残念、リトリーブが早すぎたか・・・。

場所を移動し、青岸の防波堤の南側、旧の堤防のそばでテンヤを下してみた。ここはそれほど流れがなく、底もテトラの残骸だろうか、障害物も少しありそうだ。
今日はアタリがなかったが、次回はじっくり攻めてみたい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2017年08月17日 | 2017釣り
場所:水軒沖
条件:若潮 0:53満潮 8:21干潮
釣果:エソ 4匹

船もいよいよ動かなくなってきたし、今日は智辯和歌山と大阪桐蔭の試合がある。そろそろ気になってきたタチウオの様子を調査しに出かけてみた。
夜明け前にはポイントに入らないといけないから午前3時50分に家を出た。この時点では空はどうってことがなかった。
いつものスーパーでお茶を調達して港に向かう途中、三輪車のシールドにポツポツ水滴が付き始めた。予報では雨が降るなんていう情報がなかったのでまあ大したことはないだろうとそのまま走り続け、水軒川に差しかかったころ、なんだか本降りの様子になってきた。

これはちょっと出港できる状態じゃないんじゃないかと渡船屋さんの事務所で小雨になるのを待たせてもらった。
データ放送の雨の表示ではここだけが雨になっている。



もう、なんでやねん・・という感じだ。どうして僕にだけ神様はつらく当たるのだと思ってみたけれども、よく考えたら、渡船で防波堤に渡った人たちも同じ目に遭っているのだから僕だけが不運なわけでもないのだ。

午前5時まで待ったが雨が止む気配はない。もう、夜明け間近だ。これ以上出港が遅れるとまずタチウオは無理だ。
風はないのでとりあえず出港だ。もう、すっかり明るくなってしまっていた。



一文字の切れ目を出てすぐに仕掛けを下して北上を開始。
この付近で船を流しながら何かを釣っているらしき船が2艘。カマスでも釣れているのだろうか。



そのまま向きを変えずに新々波止をぐるっと回ってエソが4匹。
午前6時に終了。

帰港しても雨は止まず、帰宅したころにやっと小降りになってきた。



一体あの雨はなんだったんだ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2017年08月14日 | 2017釣り
場所:水軒沖
条件:小潮 4:35干潮
釣果:チヌ 49センチ 1匹
 
台風5号をはさんで気が付けば小船には20日近く乗っていなかった。そして僕の法則からいくと双子島でスズキが釣れるチャンスは8月15日までなのだ。
と言いながら紀ノ川沖に行こうか、双子島にしようか迷っていたのだが、フェイスブックのグループのメンバーの情報では昨日、番所の鼻のところでスズキのボイルがあったらしい。紀ノ川も濁りがほどよく残っていい感じかもしれないが、ここはやはり僕の心の中の法則に従って双子島沖を目指した。



今日は暗いうちに出港して暗いうちからルアーを投げる。
いつものポイントで数投したとき、大島と中ノ島の間の水道から無灯火のボートが僕がルアーを投げているポイントを横切りやがった。
僕もエンジンを止めて無灯火で停泊をしているので偉そうには言えないが、暗闇の中を無灯火で航行するとは何事だ。それもあんな磯際すれすれをよく行ったものだ。
人に見られるとやばいことでもやっていたのだろうか。それなら、何を捕っていたか僕にも教えてほしい。僕もやりたいものだ・・。
それから少し釣り続けたがボイルもアタリもなく、まだ薄暗いうちにと番所の鼻のに移動。



ここでもアタリがなく、再び大島の際に移動。



ここでもアタリがない。

最後にと思って鷹ノ巣の沖へ移動。イワシの群れも泳いでいていい感じだ。
風もなく、潮は大して流れていないので船を流しながらルアーを投げていて、番所の鼻に近いシモリに差しかかったとき、なんだかアタリがあった。“なんだか”というのは、こっちはもう全然釣れる気がしていなくてそろそろ帰ろうかと思っていたときだったのだ。引きからしてスズキだ!と思ったが、後半の締め込みがない。小さいのか?と思って船の下に入ってきた影を見るとなんとチヌだ。
テレビではこの魚をルアーで釣っているところを見るが、自分に釣れてくるとは思わなかった。チヌは紀州釣りで釣るものだから。

とりあえず獲物ができたし、今日は腰痛の診察の日だ。午前10時には診察券を放り込まなければいけない。
午前6時に終わって帰途に就いた時にはまだ太陽は低く、僕の影が畑にくっくり映っている。



まあ、夏はこのくらいの時間に上がってくるのが一番楽だ。

8月も半ばを過ぎると朝は秋の気配を見せてくれる。夜明け前はこの夏最初の冬の星座、オリオン座が東の空に低くではあるが見ることができた。雲も空に高く、秋の雲のように思える。



まあ、魚がどうであれ、こんな景色を見ることができるだけでうれしいものだ。



魚をさばいて燃料補給に回り、とりあえず墓にも参って病院へ。
お盆でも病院は大繁盛だ。ウチなんかガラガラだけど・・・。というか、今まで、病院というところはお盆休みをしているのだと思っていた。



先生曰く、「おお、前より腰が柔らかくなっている。」どれだけの患者を診ているのかはしらないが、個人の腰の柔らかさなんて実際覚えてくれているのだろうか。日焼けで顔を真っ黒にしている患者だと腰痛といっても大したことはないに違いないと高を括って言っているだけではないのだろうかと、訝しくなる。
家族に医者を目指す人間なんかがいると、こんな無責任な人間たちが医者をやっているのだと思うと訝しくなるのもしかたがない。
まあ、こっちも、湿布薬をもらいに行っているくらいにしか思っていないのも事実ではあるが・・・。



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜の宮沖~マリーナシティ沖釣行

2017年08月11日 | 2017釣り
場所:浜の宮沖~マリーナシティ沖
条件:中潮 8:06満潮
釣果:キス 26匹

今年はキスが全然釣れない。台風が過ぎて少しはよくなっているかもしれないと今年最後のキス釣りに出てみた。
まずは浜の宮沖から。



祝日なのに1艘も船がいない。釣れていない雰囲気がムンムンしている。
ごくたまにアタリはあるがなかなかハリに乗ってこない。やっぱり調子はよくなさそうだ。エサ代を300円にしておいてよかった。
なんとか10匹は釣り上げないとおかずにはならない。ダメ元で移動を決意。ワックン灯台の前で仕掛けを下すが、ここは海底がかなり汚れているようでバイオフィルムが仕掛けにいっぱいくっ付いてくる。
ここも期待ができないのでポルトヨーロッパの観覧車の前に移動。



ここはよく釣れるポイントらしい。船も1艘浮かんでいる。
淡い期待を抱いて仕掛けを下してみると間もなくアタリが出た。その後もポツポツとアタリが出る。うまく群れの上を通過すると一瞬だが自転車操業状態になってくれる。300円のエサじゃ足りないじゃないかとセコい自分を恨んでしまう。

しかし、そんな時間も長続きしない。潮が動かなくなってくるとアタリが遠のき始めた。風がなく、太陽が顔をのぞかせてくるとものすごく暑い。結局午前9時でギブアップ。300円のエサも余ってしまう始末だ。
エサ代をケチっておいてよかったとなぜだか得をした気分になったのだ。
何とか夕食のおかずは確保できた。

釣りを終えて今日はユズコショウの最後の仕込み。
叔父さんの畑で植えてもらっている韓国激辛唐辛子をせっせと収穫し塩漬けにしておいたものに青柚子をすりおろして熟成させる。

 

この柚子のすりおろし作業には苦労する。小さなおろし金で小さな柚子を握って18個も皮をすりおろすと指がこむら返りしてしまう。
智辯和歌山と興南の試合が始まる前から作業を開始し、6点のビハインドをひっくり返した時にようやく擦り終わることができた。
今年も1年分として保存ビン3本半を仕込んだ。



そして今年は、「麹南蛮」というものを仕込んでみた。



これは東北地方でよく作られているものらしくて、僕の奥さんのお父さんの実家からおこぼれがたまに回ってくる。
これがものすごく美味しいので自分でも作ってみようとネットの情報を集めてレシピを考えてみた。
熟成にはもう少しかかりそうだが、さて、新作のお味はどうだろうか・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初島沖釣行

2017年08月02日 | 2017釣り
場所:初島沖
条件:若潮 8:56干潮
釣果:マゴチ 1匹 チャリコ 1匹

今日は隣に係留している、元同僚の船に乗せてもらってタイラバを使っての釣行だ。
あの、寂びれた街の場末のバーのカウンターの内側に立っている場違いなほど美人なママにたとえたボートだ。
彼の友人にタイラバの名人がいるらしい。その人に極意を教えてもらおうという魂胆だ。

ボートのエンジンは150馬力。軽く20数ノットは出る。



初島沖まで20分ほどで到着してしまった。僕の船とは速度の差は圧倒的だ。一緒に出港するのはやめておこう・・・。

そしてこのタイラバも名人と圧倒的なテクニックの差がでてしまった。
アタリを取る数がまったく違う。
彼を含めて同船したメンバーは次々とアタリを取るのに僕にはまったくアタリが来ない。同じ赤い色のラバーを使っているのだがまったくダメだ。
結局小さなアタリが1回だけあっただけで、その後見るに見かねた名人が私のタイラバを使ってくれということで用意をしてくれた。

それでも彼らとのアタリの数の差は開くばかりだったが僕にもなんとかアタリがありマゴチを1匹。その後チャリコを1匹。
なんとか形にはなったが、なんとも煮え切らない釣行であった。

しかし、いくつかのヒントももらえた。
僕のタイラバと名人のタイラバには大きな違いがいくつかあった。

まず、シンカーの大きさだ。僕は一番小さなサイズが20号であったが、名人がメインで使うシンカーは60グラム。号数でいうと15号くらいだろうか。
そしてハリも小さい。これは半分くらいの大きさだ。使っている糸も細い。
メインのラバーはS字で、ヒゲのゴムの本数も少なくて同系色を使っているようだ。



ぱっと見だけでもとりあえずこれだけの違いがあった。参考にさせてもらおうと使わせてもらったラバーとハリをもらってきたのでじっくり分析をしてみたいと思う。

もともと僕が作ったタイラバも別の同僚が使っていたものを真似て作ったものなので釣れないことはないのだろうが、そこのところがわからない。
そうなってくると致命的だが誘い方が下手なのだということになってしまう。
聞いてみると、5~10回巻き上げてアタリがなければ仕掛けを下しなおしていたらしい。
その時々で違うそうだが今日はそうだったということだ。
僕はダラダラ中層辺りまで巻き上げてみたりだったのでアタリを捉える機会というのは名人の方が断トツに多かったのかもしれない。
それと、帰ろうとしない。その執念も差を広げられた要因のひとつだと言えるのは間違いがない。今日は正午ごろまでやっていたが、この暑さでは体力が持たない。
彼らは朝からなぜだか日焼け止めを塗っていて、ぼくはまあ遅くても10時までだろうとしか考えていなかったもので、そこまで気にしなくてもと思っていたが初めから気合の入れ方がちがったのだ。

そして場末の美人ママのオーナーの船のいたわり様もこれまた違いすぎた。
帰港してからポリタンに用意した真水でキャビンを洗い始めた。すでにワックスもかけられているので水滴は玉になって落ちてくる。隣に係留している僕の船の塗装は傷みすぎていて船体のどこを触っても白い粉が指にたっぷりくっ付いてくる。
そりゃ~、そんなに大事にしてもらっているのを隣で見ている僕の船はひがみもすれば魚を釣らせてやろうなどとはみじんも思わないだろう。
これは困ったものだ。いつになったら機嫌を直してくれるのだろう・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀ノ川河口釣行

2017年07月30日 | 2017釣り
場所:紀ノ川河口
条件:小潮 4:10干潮 10:04満潮
釣果:ボウズ

台風が2個日本に接近してはいるがまだうねりは小さそうだ。
長らく大きい方の船を動かしていないのとそろそろもう一度キスにも行っておかないと僕にとってのシーズンが終わってしまう。

夜明け前に出港して浜の宮に向かおうとしたが、一文字の切れ目を出るとそこそこうねりがある。
これはあまり気持ちがいいものではないので紀ノ川沖に向かう。潮が込み始める時間なのでそんなに流れも強くはないだろう。
今日は朝からなんだか嫌な雰囲気の空気が漂っていた。雲の厚さと太陽の位置のせいだろうが、空気が黄色い。液晶テレビのシネマモードで景色を見ているようだ。
写真の画像ではわかりにくいが、白いはずのデッキも薄っすらと黄色く見える。空では雷が鳴っていて気のせいか、リールを触るとピリピリする。電気を帯びた空気は黄色くなったりするのだろうか・・・。



エネルギーセンターのテトラ帯の下流で船を止め仕掛けを入れてみる。
流れは大したことはないが、ゴミが多い。なんだか木の葉が腐ったようなものだ。ハリにゴミが掛かるようなところはあまり釣れないので少し場所を変わろうかと考えながらふと淡路島の方を見ると間違いなく雨が降っている。




あの雨はきっとこっちの方に流れてくるぞと思っているとすぐに雨が振ってきた。どんどん雨が強くなる。オーニングの下に逃げ込んで小降りになるのを待っていたがその気配がない。
諦めて港内に入り数日前から停泊しているらしい海上自衛隊の輸送船「おおすみ」を海上から見学。全長178メートル。300メートル級のばら積み船にはほど遠い大きさだが兵器だと思うとまた別の迫力がある。



こんなことをしながら雨の具合を見ていてもやっぱり治まる気配がない。ゴカイはもったいないがあきらめて帰港。
渡船屋の事務所で雨宿りさせてもらっていたが余計に雨が強くなってきた。



どうやらこの時間がピークだったようだ。



こんな状況なら今日は仕方がない。無事に帰れただけでよかったとしよう。

一向に雨がやまないので濡れるのを覚悟で帰宅。腕は濡れても顔に雨がかからないのがなかなかいいではないか!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする