イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行?

2010年01月10日 | Weblog
昨日は磯釣りだったので今日は軽くイカ釣りにでも行こうと船を出したがとんでもないトラブルを起こしてしまった。
係留用の碇のロープをスクリューに巻きつかせてしまった。船を引き継いだときからロープの一部に水に浮く素材のものを使っていたのだが、それが水の流れの加減で船の下にもぐりこんでいたらしい。えらいことだ。ハッチを開けてほどきにかかるが相当きつく巻きついてしまっている。なんで年明けからこんなことになるんだと悪態をつきながら約2時間の格闘の末、なんとかロープを切り離した。
これでまた新しい碇のロープを仕込まなければならない。なんとも・・・。

とりあえず、船に異常がないかどうか確かめるため出港。ついでにイカの仕掛けをおろしてみたがあまりにも風が強くまったく釣りにならないので10分あまりで切り上げてしまった。

昨日の釣りといい、今日のトラブルといい、年始からとんでもないことが起こってばっかりだ。年末からでは魚群探知機の故障からずっと悪いことばかりだ。
しかし、いいように考えると今日のトラブルももっと暖かくなって水が濁ってからだともっと大変な状況になっていただろう。またマリンフレンド○マのお世話になってたくさんのお金を使わなければならない羽目になっていただろう。
船については悪いことは今のうちに出し切ってしまうのがいいと思うのだが、その前に自分自身の危機管理能力の無さに嫌気がさしてしまう。今日のロープも前から気にはなっていたがそれを直しておこうとはしなかった。もっといろいろなことに注意を払っているとこんなことにはならなかったのではないだろうか。
早いうちに「思考の整理学」を読み直さなければならないのではないだろうか。

いまのところ、悪いこともいいように考えられる余裕もあるが、いつまでこの余裕が続くか・・・。次はどんなトラブルが起こるのだろうか?
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「思考の整理学」読了

2010年01月10日 | Weblog
外山滋比古「思考の整理学」読了
どこの本屋に行ってもたくさん積み上げているのと東大での学生はほとんど読んでいるということもテレビでやっていたことがあるのでとりあえず買ってみた。
いろいろなアイデアの整理法やアイデアをまとめていく方法が紹介されているが、どの方法も時間に余裕のある人たちがおこなえるものばかりのように僕の目には映った。
アイデアが思い浮かぶ場所に三上というものがある。馬上、枕上、厠上というらしい。朝、起きたときすぐに布団から出ないで今考えていることに思いをめぐらすといいとか、馬上(今の時代では乗り物に乗っているとき)では何もしなくてリラックスしているからひらめきが起こりやすい。とか、トイレの中でもしかりということだ。こんなことができるのは生活の時間にゆとりのある人の言うことだ。
朝5時に起きて往復4時間かけて会社に行っている人間にこんな時間の余裕があるわけがない。
目が覚めたらすぐに会社に行く準備だ。トイレでもさっさとひねり出さないと電車に間に合わないし、電車に乗ったとしても寝不足ですぐに居眠りをしてしまう。こんなあわただしい生活でアイデアもひらめきもあったものではない。
思えばむなしい日常だ・・・。
アイデアは寝かせておくと向こうのほうからもっといい考えになってやってくるといっても会社ではスピード、スピード、スピード、早くしろ、早くしろ、思いついたらすぐやれ!!だ。寝かせられるほどいっぱいネタもないし・・・。

去年の春に合併になって支店となった近くの店にいつの日か異動になるようなことがあったら、この本をもう一度読み返して実践してみようと思う。それまでは古本屋に売り飛ばさずに持っておこう。
そういえば、これだけたくさん売れている本だったら新刊で買わずに古本屋で探せばよかったか。これも思考の整理学、発想の転換だな。残念。
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