イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

タラノメ採り3回目

2017年04月02日 | Weblog
去年は3月24日が最後のタラノメ採りで、遅きに失したような感があったが、今年は約10日遅れであった。
それもまだまだ採り頃だ。
港近くのスポットは前回採り残しのものまでことごとく失しており、第2ポイントへ。

ここはちょうど採り頃。この1週間、少し暖かい日があったので後発で伸びてきたタラノメはフン詰まりにならずに伸びていてくれた。



そうであれば、前回、慌てて採らずにいたらそれらももっと大きくなっていたと思うとあまりにも拙速であった。
師のよく使った言葉に、「毒蛇は急がない。」というのがあるが、まったくそのとおりだ。僕が採らなくても誰かが採ってくれればいいじゃないか。なんていう寛容な心があればいいのだが、残念ながらそんな心根の人間ではない。
誰かに盗られるくらいならいっそ枯らしてしまいたいのだ・・・。


このポイントにも開発の波が押し寄せてきているのか、タラの大木が切り倒されてしまっていた。



この木はたくさんの枝が分かれていたのでたくさんの芽が採れていた。あまりにも大きいのでいくつかの高い芽には手が届かず、いつも悔しい思いをしたものだ。

そんな悲しみを引きづり第3ポイントへ。ここはすでに大きくなってしまっている芽とまだまだ固い芽が混在してしまっている。去年見つけた第4の木の芽はまだ固いまま。
もう、今年の気候の不安定さをものの見事に表しているようだ。

ポイントから眺める里山もどこかまだまだ寒さを残しているように見える。



ちょっと不完全燃焼だが、春のミッションをひとつ終えたということにしておこう。




コメント
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