イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

山菜採り2回目

2020年04月28日 | Weblog
4月28日は生石山での山菜採りのベストの日と思っている。
標高の高い生石山ではワラビがやっと大きくなりコシアブラも少し紫がった葉っぱの軸を覗かせ、ヤマウドも少し地面から芽を出し見つけやすくなる頃だ。ゴールデンウイークに入るとドッと人が押し寄せるのでこの日がゆっくり採れる最後の日なのだ。
しかし、今年はどうも様子が変だ。この冬は暖冬だったが4月の中旬から気温がグッと下がった影響か山菜の生育具合が遅くなったようだ。
ワラビは前回の山行きからは大きくなっていたが、



今年見つけたコシアブラはまだプレミアムの一歩手前だ。この芽も連休中に刈り取られてしまうだろう。



山頂のコシアブラもひとつだけいい芽があったが他はまだまだ小さい。これらも連休中に刈り取られてしまうだろう。



ひまじんさんの庭にあるコシアブラもこの頃には食べ頃を迎えているけれどもやっぱり小さい。ひまじんさんも、「今年はおかしい。」とおっしゃっていた。

同じく今頃は大きなワラビが採れるはずの北の斜面では新芽が枯れてしまっている。



きっと突然訪れた低温にやられてしまったのだろう。

ヤマウドもまだ地面から芽を出していないので見つけるのが難しい。



それでも4時間ほどさまようとイタドリやフキを含めていいおみやげができた。

ここもコロナウイルスの影響で駐車場が閉鎖されていたのでできうるならば誰にも盗られずに連休を乗り越えてもらいたい。もうその頃にはコシアブラもヤマウドも大きくなりすぎて食べ頃を逃してしまっているけども他人に盗られるくらいなら誰にも盗られることなく来年のために活力を蓄えてもらいたいのだ。



全くのエゴではあるのだが、何年かに1回はそんな年もあっていいのではないかとも思うのである。
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