イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口釣行

2020年11月09日 | 2020釣り
場所:紀ノ川河口
条件:小潮 6:17干潮
釣果:サゴシ2匹、ハマチ1匹

今日は冬型の気圧配置ということで北風が強いらしい。潮も小さいので無理に加太まで行く必要もなかろうと、紀ノ川河口で復活してきたというタチウオを狙ってみようと考えた。
もう、冬型の気圧配置という言葉が普通に聞かれる季節になってしまった。



時だけがどんどん過ぎていくという感じだ。

午前5時過ぎに港に到着して準備をしているとタチウオ名人も港にやってきた。おお、これはやっぱり釣れているのに違いないと希望を与えられる。



ひと足早く出港してキリンのクレーンの前から仕掛けを流し始めるとすぐにアタリがあった。鉤には乗らなかったが、やっぱり魚はいるようだ。風と波を気にしながら少しずつ沖へ向かう。まだ暗いうちにまたアタリがあった。タチウオが釣れたことは釣れたが、かなり小さい。ベルトサイズ以下だ。幸い口元に鉤がかかっていたのでリリース。
それからはアタリなし。だんだん明るくなってきたのでもう期待はできない。
しかし今年はタチウオに恵まれない。釣れていないことはないようだが、タイミングを逸してばかりだ。沖の方でもかなり釣れているらしく、今日の潮で天気が穏やかなら洲本まで行っちゃおうかというところだが、天気がいまいちでおまけにエサもストックしていないというのではまったく仕方がない。まあ、エサをストックしていないという段階ですでにあかんというところではあるのだが・・。。
チャンスの神様は前髪しかないという。常に準備をしていない釣り師にチャンスが回ってくることはないということか・・。

これからどうしよう・・。そのまま港に帰ってひさしぶりに「わかやま〇しぇ」に行ってみるか、もう少し沖に出てサゴシを狙ってみるか。夜明け前はかなり風が吹いていて雲も低く垂れこめていたが少しずつ西の空は明るく開けてきて風も治まってきたようだ。住金(いまは日本製鉄だが)の護岸に近づけばもっと風をしのぎやすくなるだろうと考えて釣りを続行することに決めた。



流し始めて間もなくアタリが出た。今日もサゴシが釣れた。僕のほかにも船外機の船が1艘と、タチウオ名人も戦線に加わってきた。やっぱり釣れているんだ。
少しやる気も出てきてアタリがあった辺りをうろうろしてみる。
次に来たのは型は大したことがないがハマチだ。そして次はそこそこ型がいいサゴシがきた。クラッチを切って魚を回収するのだが、風の流れを計算に入れていなかったもので仕掛けを梶棒に巻いてしまった。魚を落とすのも残念だが、タコベイトのヘッドを落とすのはもっと残念だ。これ、意外なほど値段が高い。
腕を思い切り伸ばして魚を回収してからボートフックでタコベイトを引っ掛け、巻き付いているところを全部切ってしまってすべてを回収してことなきを得た。
その後はアタリも無くなり、午前7時半を待たずに終了。

叔父さんの家にサゴシを届けると、「あんぽ柿作ったから持っていくか?」と叔父さんから。今年は渋柿がいっぱいできたらしく、ぷよぷよの柔らかそうなあんぽ柿が出来上がっていた。これ、ウイスキーと一緒に食べるとすごく美味しい。お前も作ってみるかと大きな実を6個もらった。



早速昼間から新しいボトルの封を切って賞味してみた。



家に帰って早速仕込み。といっても皮をむいて干すだけだが・・。


さて、うまくできるだろうか。

もうひとつのお楽しみの獅子ゆずの実りはもう少し先だ。
去年は1個しか実っていなかったが、今年は2個実っている。これ、叔父さんは普通のゆずだと思って接ぎ木をしたそうだができたのを見てびっくりして切ってしまおうとしたのを、僕が加工して食べるからといって残してもらっているので実ったゆずは全部ぼくのものになる。ちからさんに美味しいピールの作り方を教えてもらってからはもっぱらそれを作っているが今年はたくさん作れそうだ。



秋は過ぎ去っていくが寒くなればそれはそれで楽しみが待っている。
コメント
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