12/30恒例の『出資馬成績振り返り』。。
今年も実に様々な出来事がありましたが、落ち着いて一頭一頭の2022年をなぞっていくと、時間がいくらあっても足りません。とは言え過去を振り返り、反省を生かしてこそ大いなる前進があるワケで、来年の応援をより気合の入ったモノにするために、今年活躍した馬についても、あまり活躍できなかった馬についても、分け隔てなく振り返りたいと思います。
■クレッシェンドラヴ(牡8) 林徹厩舎
私の出資馬という枠を超え、広尾TCを長く支えてきたと言っても過言ではないクレッシェンドラヴが引退しました。2016年10月のデビューから今年9月のラストランまで、実に6年の長きにわたって31戦を走り抜き、2億8千万円以上を稼ぎ出してくれたことには感謝しかありません。いや、今年に限ってもG1、G2を4戦して2千3百万円も稼いでいるのですから本当に頭が下がります。(新馬や未勝利で大敗を繰り返していたデビュー当初のトボけっぷりは何だったんでしょうねぇ。。(^^ゞ) あとはそうですねぇ、できることなら弟のボンドオブラヴに気合を注入してあげて欲しい…ですm(_ _)m
■カナロアガール(牝6) 田村康仁厩舎
今年のカナロアガールは(当初から引退レースと決まっていた)1月の一戦のみ。結局1勝クラスを突破できなかったにもかかわらず、5千万円近い賞金を獲得したのは、本馬の能力の高さがあってこそだったと思います。母カナロアガールの情報はまだ入ってきていませんが、できることなら産駒に出資するチャンスが欲しい…そう思わせる才能豊かな牝馬でした。
■パンサラッサ(牡5) 矢作芳人厩舎
今年のパンサラッサは本当にすごかったです。昨年後半にオクトーバーS、福島記念を勝ち、有馬記念で果敢な逃げを打った時点でも相当に感動していたわけですが、今年に入って中山記念、ドバイターフを連勝したことは、今後の一口馬主人生で再び味わえるかどうか…というほどの衝撃でした。その後も、札幌記念、天皇賞の2着で中距離路線における実力がホンモノであることを証明しましたし、後世に語り継がれるであろう逃げっぷりで、今や一般の競馬ファンからも注目される存在になりました。そして、来年も更なるチャレンジ、世界を相手にした戦いを続行してくれるのですから、これはもう無条件に応援し、存分に楽しませてもらうしかありません!
■プライムライン(牡5) 田中克典厩舎
*上記獲得賞金に地方在籍時の賞金は含みません。
今年のプライムラインは、再ファンド馬は成功しない、という定説を覆す活躍をしてくれたと思います。暑さに弱いとの理由から、1年の半分しか走れないのは難しい条件ではありますが、それでも年間7戦して二つも勝ってくれたワケですからね。そして、この馬には3勝クラスも勝ってオープン入り!を期待していますので、現状に満足せずに貪欲にチャレンジして欲しいと思います。
■カイザーノヴァ(牡4) 矢作芳人厩舎 → 鈴木慎太郎厩舎
エフフォーリア、シャフリヤール、ステラヴェローチェといった馬たちとシノギを削ったこともあるカイザーノヴァですが、結局、骨折休養後の不調から脱することができずに引退となりました。今年は矢作厩舎から鈴木慎厩舎へ転厩し、出走機会を確保したことで年間9走と頑張ってくれたのですが。。本来持っていた能力を考えれば、この成績が不本意なのは確かです。でも、果たせなかった夢は同期のバスラットレオンや弟たちが引き継いでくれますので、カイザーノヴァには新天地で頑張って欲しいと思います。
■バスラットレオン(牡4) 矢作芳人厩舎
こうして改めて今年のバスラットレオンを振り返ると、何と1/5の京都金杯9着から始まったんですよねぇ。。それが3月にはゴドルフィンマイルで圧巻の逃げ切り勝ち、そして夏には欧州遠征を敢行し、あの歴史的名馬Baaeedに挑戦したのですから、もう何が何だかわからないほどの経験をさせてもらいました。来年は5歳になりますが、この秋には武蔵野S、阪神カップで(着順以上の)一線級の走りを見せてくれましたし、今後も芝砂問わずの大活躍が期待できると思います。
■ヴィジャーヤ(牡4) 奥村豊厩舎
再ファンド馬でも活躍できる!という証明をしたのがプライムラインだとすると、最後まで気性難は治らない…という現実を見せられたのがヴィジャーヤだったかもしれません。地方で連勝をして奥村厩舎に入った時は、何とかして上手に競馬ができるようにm(_ _)mと思ったのですが…。結局、9月の地方交流競走でも実力を発揮できず、残念無念の登録抹消となりました。ただし、私は半妹デプロマトウショウ’21にも出資をしていますので、この無念は妹に晴らしてもらうつもりです!
■キングエルメス(牡3) 矢作芳人厩舎
今年のキングエルメスは、骨折休養明けのアーリントンC、NHKマイルCまではとてもうまくいっていたと思います。マイルでもそれなり以上にやれる手応えを掴みましたし、夏のマイルシリーズ参戦表明にもワクワクさせてもらいました。ただ、電撃発表となった夏の海外遠征については(ワクワク&ドキドキ楽しませてもらったのは確かですが)結果的には失敗だったと言わざるを得ず…。失敗を恐れて挑戦しない姿勢からは大きな成功は生まれないのですが、現状、除外地獄でチャレンジすらままならなくなっているのも確かです(^^;) と、愚痴を言っても始まりませんから、年明けのニューイヤーSを皮切りに、4歳シーズン怒涛の快進撃を期待したいと思います!
■アンジアン(牝3) 藤原英昭厩舎
久しぶりに藤原先生にお世話になるということで、当然、大きな期待をしていたアンジアンなのですが、馬体が思うように成長しなかったこと、晩成傾向が想像以上に強かったことなどから、一度もそれらしい走りを見せることなく引退となってしまいました。。ただ、今でもこの馬はとても綺麗な良い牝馬だと思っていますので、何とか母としてのチャンスを…と祈るのみです。
■アシタカ(牡3) 矢作芳人厩舎
期待という意味では、これほど大きな期待を受けていた馬も珍しいと思いますが、結果は3戦未勝利での引退に。。パンサラッサの弟でキズナ産駒、ほれぼれするような馬体であっても、競馬で結果が出るとは限らないのですから難しいです。まあ、正直なところ、あんなに大きくなってしまうとは思っていなかった…という言い訳はあるのですが、今さらそれを言ってもどうにもなりませんしね。考え方はそれそれだと思いますが、私の場合は『こんなに良い馬に出資できたことに後悔ナシ!』と思うことにしています(^^ゞ
■テラステラ(牡2) 矢作芳人厩舎
全体的に出遅れ気味の20年産世代だったのですが、テラステラが12月の連勝を決めてくれたお陰で、一気に雰囲気が変わりました。万両賞で負かした相手はかなりのツワモノでしたし、当面、出たいレースにどこでも出られる立場になれたのは大きいです。それにしても、ステラリードは本当に素晴らしい繁殖になってくれました。来年、まずはキングエルメスに『3勝目の壁』をブチ破ってもらい、テラステラには『G1の壁』突破に挑んでもらいたい… そんな妄想ができるようになってとてもありがたいです。
■カグヤ(牝2) 池江泰寿徹厩舎
12/18に無事デビュー戦を走ってくれたカグヤ。まだ期待された潜在能力の全てを出し切ってはいませんが、逆に言えば、これからいくらでも良くなる可能性を感じることはできました。池江厩舎なので、これからどういうカタチで何度のチャンスがもらえるのか分かりませんが、2戦目、3戦目の上昇度で何とか勝負に持ち込みたいですし、それができるだけのスピードは持っていると思います。こういう馬は『最初のひとつを勝ってしまえば…』ですからね。頑張って上をめざして欲しいと思いますm(_ _)m
以上、今年出走してくれた12頭の出資馬についいて、ごく簡単に振り返ってみました。
クレッシェンドラヴの引退など、これまで頑張ってきた馬たちが去ったにもかかわらず、それを感じさせないほど充実した一年だったのは、パンサラッサ、バスラットレオンの活躍による部分が大きいですが、逆に言えば、彼らに続く馬たちに出てきてもらう事が来年の課題なのかもしれません。(ハードル高過ぎかなぁ(^^;))
その点、2歳デビューを果たしたのがテラステラとカグヤのみなのは少し寂しいですが、1/5にはセントアイヴスがデビュー予定になっていますし、メリタテスやトリフィス、さらにはボンドオブラヴも…。
来年の話はまたゆっくり考えるとして、一年間、どの馬も(関係者の皆さんも)本当にお疲れ様でした。
これからデビューをめざす馬、波に乗ってチャレンジし続ける馬、復活をめざす馬と立場はいろいろですが、きっと来年が今年以上の良い1年になるよう、引き続き反省と精進、一日一善に励みたいと思いますm(_ _)m
やはり、この時季は順調なのが一番ですよね。
その点、WINDさんの出資馬はほぼ順調のようなので、これからが楽しみですね。
早くからしっかり使えるというのは、やはり大きなアドバンテージですから(^^)
2歳馬6頭の内訳。自分なりの出資基準で新種牡馬を積極的に検討&早めに行けそうな馬を選んだらたまたますべて新種牡馬になった感じです(笑)サトノクラウン2頭、ホッコータルマエ、ブリックスアンドモルタル、ホークビル、シュヴァルグラン。DMMのルナティアーラ21がサトノクラウン産駒で坂東牧場で15-15まで進んでて、かなり順調に来てるので、来年チャンピオンヒルズ移動1番乗りになりそうな予感がします。奥村豊調教師も体幹しっかりしてブレずまっすぐ走るしスピード軽快で仕上がりめちゃ早そうとのコメントが出てるので、楽しみです。ユニオンでも1頭だけ、ドリアードと同じ日進牧場の提供のシードオブハピネス21のホークビル産駒に出資してるけど、この馬も順調に進んでるので楽しみです。
今年もありがとうございました!
しかし、2歳馬は新種牡馬に全振りなんですね!
いつもながらWINDさんの思い切りの良さには感心します(^^ゞ
来年も引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
こちらこそ、今年もありがとうございました。
(何とか毎日更新も継続できました)
そうですねぇ、パンサラッサの年度代表馬は確定ですよねぇ…
来年と言わず、今後超える馬がいるかを聞かれると黙ってしまうぐらい凄かったですから(^^;)
でも、一口馬主は常に前向きじゃないとやってられませんからね。
パンサラッサの『自分超え』を含め、これからも出資馬たちを信じて応援していきます!
来年も引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
来年も引き続きブログ楽しみにしてます。
来年もよろしくお願いします。
ポイント等を駆使して、2022年はコストを抑えながら出資頭数も少なくしながらでしたが、頭数の割には、昨年63走より11走くらい多く終わることができました。コンスタントにレースに出て欲しい派としては、2021年より多く走ってくれたので結果オーライでした。広尾はドグマの1勝のみに終わりましたが、ユニオンのドリアードがコンスタントに10回程レースに出て入着重ねてくれたので、2022年の総獲得賞金トータル額はドリアード1頭に助けられた感じです(笑)
来年は、広尾12頭、ユニオン5頭 DMM1頭の18頭。2歳馬に関しては出資7頭すべて新種牡馬なので、このまま順調に早期デビューに向けガンガン行ってくれたらと思います(笑)
全ての出資馬に感謝したいと思いますが、やはり私の今年の年度代表出資馬はパンサラッサでしょうね。
3年前のホープフルステークスの時に故伊藤調教師が「この馬は強くなります」とおっしゃられたことが印象に残っていますが、まさかここまでとは。ドバイターフで初G1制覇というのも漫画みたいで出来過ぎですし、現地応援した天皇賞秋では大逃げで歴史に残る名勝負を演じてくれました。
来年もパンサラッサの新たな挑戦をはじめ、自分自身の課題に挑む各出資馬の応援に身を入れたいと思います。
引き続き、Azのブログ更新も楽しみにしております。引き続きよろしくお願いします。
来年、現地での初口取りが実現することをお祈りします。
今年もお世話になりました。
来年が今年以上に楽しい一年になりますように。
良いお年を!
お晩です!
パンサラッサ、バスラットレオンの時点で、中身が濃いのは間違いないですね。
現3歳世代の件ですが、全体的に勝ち上がりが今ひとつでしたから、仕方がない面はあると思います。
(私の相馬眼なんて全然ですから(^^ゞ)
こちらこそ、いろいろお世話になりました。
来年もまたよろしくお願い致しますm(_ _)m
明日でもカキコしようかと思いましたが、大晦日ですから…何が起こるかわからないので。
今年は3勝に終わりましたが、中身は濃かったですね。
パンサラッサにバスラットレオンが縦横無尽に大活躍してくれました♪
課題は2年連続3歳馬が勝ち上がりがなかったことですねぇ(/ _ ; )
結局は僕にAzさんの相馬眼に勝てなかったのです。
このコメント欄で『ウワサを信じちゃいけないよ!』『♪言い訳は〜もういいの〜♪』が繰り返し使われて、
Azさんにいろいろツッコミをしました。
今年はいろいろお世話になりました。来年もまたよろしくお願いしますm(_ _)m
気にしない気にしない!
全く何事もなく、今年ももうすぐ暮れていきます(^^)
今年も無事に終わろうとしているのに…
何か事件が勃発したのでしょうか(,,・д・)
細かい失敗はありましたが、本当に得難い経験ができて大満足の一年でした。
来年もこの調子で楽しく過ごしたいものです!
ちなみに関門橋Sの件は、しれっと直しておきました(^^ゞ
お疲れ様でした!
ちょっとやそっとでは語りつくせない一年でした。
今年以上…というのはなかなか難しいですが、来年も楽しい一年になって欲しいです(^^)
勝てないまでもパンサラッサの天皇賞秋の激走2着、バスラットレオンのバーイード相手の健闘4着、クレッシェンドラヴ日経賞意地の4着など熱くなるレースがたくさんありました。年末のテラステラの連勝も良かったです。
自分自身としても格別の1年でした。みんな元気そうですし来年もいい予感しかありません。
楽しみです。
ちなみにパンサラッサの関門橋S2着は昨年ですね。1650万円の壁に悩んでいたころです。懐かしい(笑)
まあ、これだけいろいろある1年もなかなかないですよね。
来年も何があるかわからないので、楽しみです。
いえいえ、全ては頑張ってくれた馬と関係者様のお陰ですm(_ _)m
こちらこそありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願い致します!
ご一緒のクレッシェンドラヴの引退は淋しさもありますが、これだけ頑張ってくれたので感謝の気持ちで一杯です。
今年も一年間、楽しく拝見させて頂きありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。