【ローズS】アートハウスが力強く抜け出しV!牝馬ラスト1冠へ名乗り:サンスポZBAT!
第40回ローズステークス(3歳オープン、牝馬、G2、芝2000m)は、川田将雅騎手の1番人気アートハウス(栗東・中内田充正厩舎)が重賞初制覇。道中は前4頭を見る絶好の位置につけると、直線で力強く抜け出し、後続の追撃を振り切って先頭でゴール。秋初戦を快勝し、牝馬ラスト1冠へ名乗りをあげた。タイムは1分58秒5(良)。
半馬身差の2着には後方から猛烈に追い込んだサリエラ(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にエグランタイン(7番人気)が入った。上位3頭は、秋華賞(10月16日、阪神、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。
ローズSを勝ったアートハウスは、父スクリーンヒーロー、母パールコード、母の父ヴィクトワールピサという血統。通算成績は5戦3勝。重賞は初制覇。ローズSは中内田充正調教師は2019年ダノンファンタジー、20年リアアメリアに次いで3勝目、川田将雅騎手は08年マイネレーツェル、19年ダノンファンタジー、20年リアアメリアに次いで4勝目。
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秋華賞トライアル、ローズSは1番人気のアートハウスが優勝、2番人気のサリエラが2着と堅い決着でした。
レースは矢作厩舎勢の2頭、5番人気のパーソナルハイ、4番人気のラリュエルがそれぞれ吉田豊騎手、坂井瑠星騎手を背に1、2番手で逃げるという、日頃お世話になっている立場の私としては、なかなか痺れる展開に。。1000m通過60.2秒のペースは悪くなかったですし、2頭ともチャレンジャーらしい競馬は出来たと思うものの、最後は地力で捻じ伏せられてしまいました。(札幌記念のユニコーンライオンとパンサラッサを少しだけ思い出しました(^^ゞ)
勝ったアートハウスは、そのパーソナルハイ、ラリュエルを視界にとらえる4番手先行。落ち着いたペースの中で、いつでも動ける位置からレースを進めたのは、1番人気らしい堂々とした内容だったと思います。オークス(2番人気)では3番手先行から1秒差の7着に敗れていますが、レースセンスが良く大崩れしないタイプだけに、本番でも楽しみだと思います。
2着に追い込んだサリエラは惜しい競馬になりました。正直、脚を余しての敗戦だっただけに、そこまで控えないといけないの?という位置取りが響いた印象ですが、420kgの小柄な馬体は運動神経の塊のように見えましたし、ここが3戦目と経験が浅いながらも、さすがサリオスの妹らしい素質の高さは見せたと思います。
本番の秋華賞は阪神の2000mになりますが、中団待機から3着に食い込んだエグランタインも含め、ローズS上位組には充分チャンスがあるように思います。(坂井騎手惜しかったなぁ…)
**2022/9/18中京11R ローズステークス(3歳牝/G2/芝2000m)・良**
関西TVローズS【2022年9月18日中京11R】出馬表、予想:競馬ラボ
サリエラは相手強化で厳しいペースになっても伸びてきたのは立派でした。次走さらに注目ですね。
しかし矢作厩舎のパで始まる名前の馬が吉田豊jkを乗せて逃げていると気になってしまいますね(笑)
矢作厩舎の2騎も頑張りました。
アートハウス強かったです。
サリエラは素質で走っている印象ですが、その分、上積みが期待できそう。。使い減りしていないのも良いですね。
吉田豊騎手は、ある意味パンサラッサで新たな道を切り拓いたかも…。
これからも注目していきたいです(^^)