リアルウイポ！？ 豪州Ｇ１にパンサラッサ、キングエルメス登録！

オーストラリアＧ１・３競走にＪＲＡ所属の１５頭が予備登録：サンスポZBAT!
ＪＲＡは１０日、４月１日および８日にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われるＧⅠ３競走に予備登録したＪＲＡ所属馬を発表した。
▽ドンカスターマイル（１日、Ｇ１、芝１６００メートル）＝ウインカーネリアン（美・鹿戸、牡６）、キングエルメス（栗・矢作、牡４）、ホウオウアマゾン（同、牡５）
▽クイーンエリザベスＳ（８日、Ｇ１、芝２０００メートル）＝ウインマイティー（栗・五十嵐、牝６）、キングオブドラゴン（栗・矢作、牡６）、ジャックドール（栗・藤岡、牡５）、ダノンベルーガ（美・堀、牡４）、ディープモンスター（栗・池江、牡５）、パンサラッサ（栗・矢作、牡６）、ヒシイグアス（美・堀、牡７）、プリマヴィスタ（栗・矢作、牡６）、ユニコーンライオン（同、牡７）、ユーバーレーベン（美・手塚、牝５）
▽シドニーＣ（８日、Ｇ１、芝３２００メートル）＝キングオブドラゴン（栗・矢作、牡６）、ボッケリーニ（栗・池江、牡７）

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４／１と８に豪州で行われるザ・チャンピオンシップス。１日のドンカスターマイルにはキングエルメスが、８日のクイーンエリザベスＳにはパンサラッサが予備登録をされました。

ところで、豪州Ｇ１にはあまり馴染みがない…という方も多いかもしれませんが、私の場合はウイニングポストで両レースにとてもお世話になった記憶がありまして、何だかとても親しみ深かったりするのです。ウイポでＧ２、Ｇ３に出す意味がないほど強くなってしまった馬って、どうしても使うレースが限られるんですよね(^^ゞ

それはさて置き、３／２５ドバイ（ワールドカップかターフ）に出走希望のパンサラッサは、おそらく問題なく選出されるはずなので、クイーンエリザベスＳに出走することはないでしょう。ただ、一応、アルクオーツスプリントとゴールデンシャヒーンに登録があるものの、マイラーズＣ又は京王杯ＳＣが本線と考えられているキングエルメスはどうなのか？？

ドンカスターマイルはこの時季に行われるマイルＧ１としては最も賞金が高いレースですし、欧米から距離があるので、いわゆるビッグネームの参戦がない可能性も高く、狙いとしては面白い気もするのですが…。ただ、昨年あたりから（動物愛護観点からの）検疫・事前チェックが強化され、現地到着後の門前払いリスクが高まったとされる豪州競馬ですし、その事情に何らかの変化があったのかどうかも含め、どういう結論になるのかとても興味深いのは確かです。

あ、自分の出資馬なので、そんな他人事ではいけないですね(^^;)

パンサラッサもキングエルメスも念のため（選択肢を広げるため）の登録だけ…かもしれませんが、いずれにしても、そのうちにクラブから『こんな感じで登録だけしておきました』、あるいは『キングエルメスはドンカスターマイルから安田記念をめざします』みたいなコメントが出ることを期待します。（可能性は高くない気がしますけれど…）

 

2023 LONGINES クイーンエリザベスステークス（G1）（LONGINES Queen Elizabeth Stakes）
施行日： 2023年4月8日(土) （ザ・チャンピオンシップス第2日目）
施行場： ランドウィック競馬場
距離・馬場： 2,000メートル・芝
負担重量： 馬齢重量

賞金総額： 5,000,000豪ドル
1着：2,950,000豪ドル（２億７千万円ぐらい）
2着：850,000豪ドル
3着：425,000豪ドル
4着：210,000豪ドル
5着：125,000豪ドル（１千１百万円ぐらい）
6着：75,000豪ドル
7着：60,000豪ドル
8着：60,000豪ドル
9着：40,000豪ドル
10着：40,000豪ドル
11着：20,000豪ドル
12着：20,000豪ドル
＊2023 豪 クイーンエリザベス S、シドニー C、クイーンオブザターフS、ドンカスターマイル、TJ スミス S、オールエイジドS、タンクレッドSの登録要綱 - 公益財団法人　ジャパン・スタッドブック・インターナショナル　(JAIRS)

 

2023 The Star ドンカスターマイル （G1）（The Star Doncaster Mile）
施行日： 2023年4月1日(土) （ザ・チャンピオンシップス第1日目）
施行場： ランドウィック競馬場
距離・馬場： 1,600メートル・芝
負担重量： ハンデキャップ（負担重量：2023年2月21日(火) 現地時間正午に発表予定）

賞金総額： 4,000,000豪ドル
1着：2,300,000豪ドル（２億円ぐらい）
2着：750,000豪ドル
3着：375,000豪ドル
4着：175,000豪ドル
5着：100,000豪ドル（９百万円ぐらい）
6着：60,000豪ドル
7着：40,000豪ドル
8着：40,000豪ドル
9着：30,000豪ドル
10着：30,000豪ドル
＊2023 豪 クイーンエリザベス S、シドニー C、クイーンオブザターフS、ドンカスターマイル、TJ スミス S、オールエイジドS、タンクレッドSの登録要綱 - 公益財団法人　ジャパン・スタッドブック・インターナショナル　(JAIRS)

 

ランドウィック競馬場（競馬場・コース紹介）　オーストラリア競馬：ＪＲＡ
ランドウィック競馬場は右回りの競馬場で、1周が2224メートルとニューサウスウェールズ州では最大規模を誇るメインコース（最後の直線は410メートル）と、その内側にある1周2100メートルのケンジントントラック（最後の直線は401メートル）の2コース（ともに芝）が競馬用となっている。メインコースには4本のシュート（引き込み線）が設けられており、たとえばG1のドンカスターマイルが行われる芝1600メートルは2コーナー奥に伸びたシュートからのスタートとなっている。また、最後の直線は緩やかな上りになっていることから“ザ・ライズ”と呼ばれている。
馬場状態に関しては、たとえば芝1600メートルのコースレコードが1分32秒73と良馬場であれば速い時計も出るが、水はけがいいとは言い難く、降水量が多くなる3月から6月頃の馬場は悪化しやすい印象。実際、4月のドンカスターマイルは過去10年、良馬場で行われたことは1度もない。（一部のみ抜粋）