ZBAT!競馬 『【マイルCS】“2階級女王”グランアレグリアがG1・3連勝&史上8頭目の春秋マイルG1制覇!』
第37回マイルチャンピオンシップ(G1、芝1600m)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気グランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が勝利。G1ホース8頭と豪華メンバーが集結した秋のマイル王決定戦を制しG1・4勝目。2008年のブルーメンブラット以来12年ぶり6頭目となる牝馬Vを決めた。タイムは1分32秒0(良)。
2着はインディチャンプ(3番人気)、3着にはアドマイヤマーズ(5番人気)が入った。なお、3歳馬サリオスは後方から脚を伸ばすも5着までが精いっぱいだった。
安田記念、スプリンターズSを制し“2階級女王”となったグランアレグリアはG1・3連勝。安田記念&マイルCSの双方制覇は史上12頭目で、同一年の達成は昨年のインディチャンプに続く2年連続で8頭目。また、同一年のスプリンターズS&マイルCS制覇は2003年のデュランダル以来、17年ぶり3頭目となった。
秋競馬絶好調のC.ルメール騎手は、天皇賞・秋(アーモンドアイ)、エリザベス女王杯(ラッキーライラック)に続くJRA・G1騎乗機会3連勝。今年のJRA・G1・7勝目を挙げ、自身が2018年に記録した年間最多勝記録「8」まで、あと1勝と迫った。
マイルCSを勝ったグランアレグリアは、父ディープインパクト、母タピッツフライ、母の父Tapitという血統。通算成績は10戦7勝。重賞は18年サウジアラビアRC、19年桜花賞、阪神C、安田記念、スプリンターズSに次いで6勝目。マイルCSは管理する藤沢和雄調教師は93年シンコウラブリイ、97・98年タイキシャトル、01年ゼンノエルシドに次いで5勝目、騎乗したC.ルメール騎手は初勝利。
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安田記念ではアーモンドアイを一蹴し、スプリンターズSを後方一気の競馬でブッコ抜くなど、グランアレグリアが強いことは分かっていましたが、今日もホントに強かったですね(^^;)
いや、直線で前にアドマイヤマーズ、外にインディチャンプの態勢になった時は、『これで大丈夫なの?』という気にもなりましたが、インディチャンプが前に出て、外が開くのを待ってからの追い出しで悠々と差し切ってしまうのですから…。インディチャンプもアドマイヤマーズも良いパフォーマンスを見せたと思いますが、グランアレグリアが改めて力の違いを見せつけるカタチになりました。
一方で、残念だったのは5着に負けたサリオスでしょうか。先行する有力馬をみながら末脚勝負に賭ける作戦でしたが、1000m通過58.5秒の流れであの位置からでは、さすがに届きませんでした。ただしサリオスはまだ3歳ですし、大外を回って上り最速3F33.1秒の脚を使ってはいますから、『上位勢との順位付けはこれから、来年は分からないぞ!』ということも出来そうです。
しかしアレですよね、これから先、マイル以下でグランアレグリアに勝つのは相当に大変そうですね。幸い(?)私はここに出るような馬に出資をしていないので大丈夫ですけれど┐(´~`)┌
**2020/11/22阪神11R マイルチャンピオンシップ(G1/芝1600m)・良**
というのも、単純比較にならないのは承知の上で、デイリー杯とタイムを差をきにしてましたが、なんと勝ちタイムは0.4秒差。
あのレースは、2歳戦としては大変レベルが高かったんじゃないかと改めて思ってます。
はい、そもそもデイリー杯2歳Sはレコードでしたしね。
そう考えると、今日はレシステンシアさんが控え目過ぎた感じもありますかね(^^;)