外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

伊豆大島への旅~2日目~

2021-03-28 04:19:56 | 国内旅行

 

伊豆大島での2日目。

 

たっぷり寝た後(多分9時間くらい)、朝6時に起きて温泉に入った。全体的にこじんまりとしているが、お湯の水圧が強く、露天風呂も付いていて悪くない。先に入っていた人が出て行った後は、私一人だった。少し寒かったが、露天風呂で空を見上げ、風に木の葉が揺れる音や小鳥の囀りを聴いていると、朝っぱらから詩人になってしまいそうな気分になる。

 

他のお客さんが入ってきたので湯から上がり、部屋に戻る。露天風呂付の部屋に泊れる身分になりたい。でもきっと一生ムリね・・・ふっ

 

7時半に朝食に行く。昨夜夕食を食べたのと同じ部屋だ。旅行の時くらいしか朝起きないので、朝食を取るのはおそらく1年ぶりくらい。朝起きてお風呂に入ってご飯を食べるのって、とっても清々しい気分だ。旅行って、素晴らしい。

 

小鍋で温めて作る自家製豆腐がメインの朝食。私にはちょうどいい量で、ご飯も美味しく炊けていた。

 

 

10時にホテルのシャトルバスに乗って岡田港に出て、そこから路線バスに乗り換えて三原山の山頂口に行った。

 

乗り換えの待ち時間が少しあったので、岡田港周辺を散策。

 

お地蔵さんの祠をのぞき込む

 

 

趣のある旅館。 よく見たら看板猫がいた。

 

 

警戒警報発令中

 

 

「ち、場所を変えるか」

 

 

なんだか絵になる風景

 

 

すぐ近くにある八幡神社という神社に行ってみたら、そこにも大きなハチワレ猫がいた。(左の方)

 

 

「こいつら誰?」

 

 

「とりあえず避難しとくか」

 

 

八幡神社

 

 

微笑んでいる狛犬の親子。子犬が大人顔な気もするが。

 

 

別の家の屋根にも昼寝猫がいた。

 

 

二度寝ですかね。

 

 

脇道を抜けて海に向かう。

 

 

 

 

カモメが大勢いた。

 

 

防波堤にはメジロさん(なんとなくさん付け)

 

 

バスは時間通りに出発し、11時頃に山頂口に着いた。13時30分の帰りのバスまでに山頂まで往復することになる。山頂に登る観光客は他にも何組かいたが、全体的に閑散としている。コロニャ(コロナ)の時代の観光にはピッタリだ。

 

バスを降りて少し歩き、このお茶屋さんの誘惑を振り切って先に進む。

 

 

ここの右手の道を降りていく。

 

 

 

山頂までは1本道なので、方向音痴でも迷いようがない。

 

 

前方には、乳飲み子を抱っこし、別の子をのせたベビーカーを押している若そうな女の人と、年配の女性が歩いていた。ベビーカーを押している人は辛そうな顔をしていたし、年配の方の人は手助けをする気配もなく、気ままに歩いていた。これは何かの罰ゲームなのだろうか・・・

 

スーツに手ぶらというスタイルで登っていく3人組の男性のグループも気になった。彼らは私たちより先に登頂したのだが、戻ってきたのは1人だけだった。後の2人はどこに消えたんだろう・・・どうも三原山は謎が多いスポットのようだ。

 

 

溶岩にはススキが良く似合う。

 

 

こういう人工的な洞穴のようなスペースが何か所かあった。何のためのものだろう。

 

 

歩き疲れたことを見透かしたように、恐ろしいタイミングで休憩スポットが出現。

 

 

座って遠くを眺めると、青い海が見える。確かに素晴らしい眺望だ。

 

 

道の両側にロープが張られた場所に来たら、山頂まであと少し。

 

 

三原神社を越えて少し行くと

 

 

火口展望場に着く。

 

 

煙が上がっている。この日は寒かったので、降りて行って温まりたかったが、そういうわけにもいかない。

 

 

帰り道

 

 

最初のバス停に戻り、しばらく待ったらバスがやってきた。

 

 

岡田港に戻って、良さそうな食堂に入って、遅めの昼食をとった。

 

 

「一峰」という店だ。(食べログ) 建物の2階にある。

 

 

メニュー アルコールの品揃えがけっこう充実している。

 

 

私は白身魚のべっこう漬けをつまみに地元の焼酎を飲んだ。どちらも美味しかった。

 

 

焼酎のお湯割り、冷えた身体が温まる。おつまみ付き。

 

 

コースターはウサギと椿のデザイン入り。ウサギがなんだかなまめかしい。

 

 

妹は明日葉そば。麺に明日葉が練り込んであるらしく、ほんのり緑色をしていた。

 

 

出されたお茶も明日葉茶だった。明日葉も伊豆大島の名物らしい。

 

 

店の片隅にあったアボカドの種(?)

 

 

元町港に戻るバスを待っていたら、また猫を見かけた。岡田港周辺には猫が多いようだ。みんなまるまる太っていて、毛並みがよかったので、飼い猫かもしれない。

 

 

ちょっとしょぼくれた顔の猫さん

 

「かゆかゆ」

 

 

「・・・視線を感じる」

 

「やっぱり、まだいたか」

 

 

猫には港が良く似合う。

 

 

元町港に戻ったら、もう夕方だった。海辺に出て、夕陽を眺めなければ。

 

 

夕陽が海に沈む瞬間。誰がどう撮っても良い写真になりそうな予感。

 

 

 

 

酒屋に寄ってから宿に帰り、きれいに掃除されて布団が敷かれた部屋でごろごろして、食前酒のチューハイを飲みつつ夕食を待った。

 

 

この日の夕食は、魚や野菜の蒸し鍋がメイン。魚中心だが、鴨肉のローストもあった。肉派の私には嬉しい。

 

 

食べた後は、また早く寝た。慣れない山歩きをして疲れたのだ。

 

 

こんな生活してたら、健康なヒトになってしまう気がして、ちょっとコワい・・・(2泊3日や)

 

 

(続く)

 

 

 


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2 コメント

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ウンム・キタト・ミチさんへ (Zhen)
2021-03-29 01:14:05
やっぱり、島猫は、愛想が悪いにゃぁ、もう少し、可愛くしてくれにゃぁ、と思う。
僕が、とやかく言うことではないが。

「人工的な洞穴」は、火山が噴火した時に非難するシェルターですよ。知らなくても、石ころが飛んで来たら本能的に逃げ込むでしょうからあえて説明書きがないのかな。

白身魚のべっこう漬けをつまみに焼酎お湯割りをグビグビやる姉と明日葉そばをすする妹って、なかなか絵になっていたんじゃないかな。

是非、この旅行を機に健康的な生活になってくださいね。

何だか、棘のあるようなコメントになって、すみません、悪意はありませんので。次を楽しみにしています。
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Zhenさんへ (ウンム・キタト・ミチ)
2021-03-30 05:55:11
おお、あの洞穴はシェルターだったんですね~目からうろこです~妹と「なんだろうね、これ」って話してたんですよ。

健康的な生活、なかなか身に付きません。もうやけくそ・・・

泰安のダフ屋さんの仲間内の義理人情のお話、ステキですね☆彡
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