お正月、一年ぶりに友人のケイコさんとビルさん夫婦が訪ねてきてくれた。
友人夫婦が住んでいるのはアメリカで、ご主人はアメリカ人。
私の友人が里帰りの為、年に1~2度日本に帰ってくるのだが、その時には、いつも我が家へ遊びに来てくれる。
そして、うちへ来てくれた時には必ず食事をしてもらうのだけれど、いつもながら頭を悩ませるのは食事のメニュー。
友人は日本人なので、いつものうちの献立でもいいか・・・と思えるのだが、はたしてアメリカ人のご主人には何を出したら喜んでもらえるだろうかと頭を悩ませる。
友人曰く「納豆と梅干以外なら何でも食べるから、何だっていいよ」と言ってくれるのだけど、やはり「美味しかった」と思って帰ってもらいたい。
今回は、どんな料理を作っておもてなしをしようか。
ご主人はアメリカ人とは言え、普段は肉類はあまり食べず、妻が日本人の為か、野菜やシーフードが多いと聞いていた。
そこで野菜たっぷりでシーフードを入れたお好み焼きを作ることにした。
お好み焼きは大阪出身の義弟に作り方を聞いて以来、うちの定番料理にまでなっている自信作?だ。
やはり作り慣れているものを出すのが一番かもしれない。
他にもいなり寿司を作った。
いなり寿司にはスモークサーモンや錦糸卵などをのせて、ちょっと豪華にした。
それから野菜料理を2品ほど作り、デザートにはかぼちゃのチーズケーキを焼いた。
飲み物は地酒とビールとコーク(ビルさんはコーラの事をコークと言う)
これが大正解で、特にお好み焼きは好評だった。
ソースとマヨネーズの味がとても気に入ったらしく、何枚もおかわりをしてくれた。
ところで、ビルさんには日本語が全く通じない。英語オンリー。
そして、私たち夫婦は相手の話す英語はなんとなく分かるものの、話したいことは英語では無理。
中学一年生で初めて英語を習い、その後、何年英語をやってきても結局話せなかった。
もっと話せる英語教育をやってもらいたかったわ・・・とかなんとか、学校教育のせいにしてしたりね。
やはり英語をもっと真剣に勉強してこなかったのが悪かった。
パインには「中国語勉強するより、英語やったほうがいいよ」と言われ、確かにその通りだと思った。
そこで、込み入った話はいつもケイコさんに通訳をお願いしていたのだが、なんと今年は心強い「通訳」が2名もデビューした。
それは長男パインと次女ピーチ。
ピーチは高校で英語の成績(だけが)良かったと豪語するし、パインに関しては今春、大学の語学研修で、カナダへ一ヶ月間行ってくる事になっている。
よ~し、今回は英語だけで話そう!
そう決めて、さっそく友人夫婦の前で「トーク イン イングリッシュ~」と子供たちに向かって高らかに宣言すると、ビルさんはとっても喜んでくれた。
ケイコさんによると、ビルさんは日本人が英語で必死に話をしようとしてくれると、すごく喜ぶのだとか。
しか~し、結果は残念なことに。
ピーチは恥ずかしがって話そうとしないし、パインについては「それでホントにカナダに行く?」と不安を覚えるほどの英語力だったことが判明した。
それはさておき、ビルさんの「日本の不思議発見」話は面白かった。
「なぜ日本のスタチューはマフラーや帽子をつけているのか?アメリカでは、スタチューに服は着せない」
スタチューとは、ビルさんが見たお地蔵様のことを言ってるらしく、並んでいたお地蔵様が、前掛けをして帽子をかぶっているのがとても不思議だったそうだ。
日本にいると、お地蔵様が前掛けをつけていたり、帽子をかぶる姿に違和感はないが、あらためてそう言われると、そういえばそうかもしれないと思う。
思うに、あれはただの彫像ではなく、特別なものだからだと思うが、それをうまく説明することができなかった。
ビルさんとは、もっとたくさん話がしたいという願望があるのだが、言葉の壁が立ちふさがって、細部まで語り合うことができない歯がゆさもある。
しかし帰り際、ビルさんには「とても楽しかった」と言ってもらえた。
もちろん、私たちもすごく楽しかったので、「お・も・て・な・し」は、うまくいったのではないかと思う。
そして、私は今年の目標が見つかった。
もっと英語が話せるようになろう。
友人夫婦が住んでいるのはアメリカで、ご主人はアメリカ人。
私の友人が里帰りの為、年に1~2度日本に帰ってくるのだが、その時には、いつも我が家へ遊びに来てくれる。
そして、うちへ来てくれた時には必ず食事をしてもらうのだけれど、いつもながら頭を悩ませるのは食事のメニュー。
友人は日本人なので、いつものうちの献立でもいいか・・・と思えるのだが、はたしてアメリカ人のご主人には何を出したら喜んでもらえるだろうかと頭を悩ませる。
友人曰く「納豆と梅干以外なら何でも食べるから、何だっていいよ」と言ってくれるのだけど、やはり「美味しかった」と思って帰ってもらいたい。
今回は、どんな料理を作っておもてなしをしようか。
ご主人はアメリカ人とは言え、普段は肉類はあまり食べず、妻が日本人の為か、野菜やシーフードが多いと聞いていた。
そこで野菜たっぷりでシーフードを入れたお好み焼きを作ることにした。
お好み焼きは大阪出身の義弟に作り方を聞いて以来、うちの定番料理にまでなっている自信作?だ。
やはり作り慣れているものを出すのが一番かもしれない。
他にもいなり寿司を作った。
いなり寿司にはスモークサーモンや錦糸卵などをのせて、ちょっと豪華にした。
それから野菜料理を2品ほど作り、デザートにはかぼちゃのチーズケーキを焼いた。
飲み物は地酒とビールとコーク(ビルさんはコーラの事をコークと言う)
これが大正解で、特にお好み焼きは好評だった。
ソースとマヨネーズの味がとても気に入ったらしく、何枚もおかわりをしてくれた。
ところで、ビルさんには日本語が全く通じない。英語オンリー。
そして、私たち夫婦は相手の話す英語はなんとなく分かるものの、話したいことは英語では無理。
中学一年生で初めて英語を習い、その後、何年英語をやってきても結局話せなかった。
もっと話せる英語教育をやってもらいたかったわ・・・とかなんとか、学校教育のせいにしてしたりね。
やはり英語をもっと真剣に勉強してこなかったのが悪かった。
パインには「中国語勉強するより、英語やったほうがいいよ」と言われ、確かにその通りだと思った。
そこで、込み入った話はいつもケイコさんに通訳をお願いしていたのだが、なんと今年は心強い「通訳」が2名もデビューした。
それは長男パインと次女ピーチ。
ピーチは高校で英語の成績(だけが)良かったと豪語するし、パインに関しては今春、大学の語学研修で、カナダへ一ヶ月間行ってくる事になっている。
よ~し、今回は英語だけで話そう!
そう決めて、さっそく友人夫婦の前で「トーク イン イングリッシュ~」と子供たちに向かって高らかに宣言すると、ビルさんはとっても喜んでくれた。
ケイコさんによると、ビルさんは日本人が英語で必死に話をしようとしてくれると、すごく喜ぶのだとか。
しか~し、結果は残念なことに。
ピーチは恥ずかしがって話そうとしないし、パインについては「それでホントにカナダに行く?」と不安を覚えるほどの英語力だったことが判明した。
それはさておき、ビルさんの「日本の不思議発見」話は面白かった。
「なぜ日本のスタチューはマフラーや帽子をつけているのか?アメリカでは、スタチューに服は着せない」
スタチューとは、ビルさんが見たお地蔵様のことを言ってるらしく、並んでいたお地蔵様が、前掛けをして帽子をかぶっているのがとても不思議だったそうだ。
日本にいると、お地蔵様が前掛けをつけていたり、帽子をかぶる姿に違和感はないが、あらためてそう言われると、そういえばそうかもしれないと思う。
思うに、あれはただの彫像ではなく、特別なものだからだと思うが、それをうまく説明することができなかった。
ビルさんとは、もっとたくさん話がしたいという願望があるのだが、言葉の壁が立ちふさがって、細部まで語り合うことができない歯がゆさもある。
しかし帰り際、ビルさんには「とても楽しかった」と言ってもらえた。
もちろん、私たちもすごく楽しかったので、「お・も・て・な・し」は、うまくいったのではないかと思う。
そして、私は今年の目標が見つかった。
もっと英語が話せるようになろう。