ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

ひな鳥

2015-02-12 17:52:35 | 日記
毎年、庭に来る野鳥のためにバードテーブルに餌を置いている。

餌を置いた当初は来る野鳥が少なかったが、今はもう毎日次から次へとたくさんの鳥が餌を食べにやって来るようになった。



上の鳥は「ミヤマカケス」

体の大きさはちょうど鳩くらい。

カケスは九州以北から全国に生息しているそうだが、このミヤマカケスは北海道にしかいない鳥だとか。

羽にすこし入った鮮やかなブルーが美しく、緑が少なく幹と枝ばかりになった森林に彩りを添えている。

他にもヒヨドリやシュジュウカラ、それからゴジュウカラとシロハラゴジュウカラ、アカゲラなんかも来ている。

また、可愛らしい姿のエゾリスも庭の近くまで来ているのだが、バードテーブルの餌は食べてくれない。

ひまわりの種や乾燥とうきびなんかも置いてあるんだけれどなぁ。

エゾリスちゃんも来てくれないかなぁ・・・

ところで森林に囲まれた市街地に住む私と違って、街の中心部近くに住んでいる妹と電話で話をしていたら、最近小鳥が道に落ちているのを見かけるそうだ。

先日も小さな子すずめが道にうずくまっていたので、家に連れて帰ってドライヤーを当てて温めてあげたそうだが、残念ながら死んでしまったとか。

ここ数日はとても冷え込む日が多かったので、体力のないひな鳥は冬が越せないのかもしれない。

「寒さに負けないように、せめてたくさん食べて栄養をつけてね」

冷え込んだ日は特に、そんな気持ちでバードテーブルに餌を置いている。

ところで、うちの一番大きいひな鳥(長男)から「スーツケースを送って欲しい」と電話が来た。

卒業旅行に使いたいそうだ。

「スーツケースをカラのままで送るのはもったいないから、中に何か入れようか?」と聞くと、「ブラウニーを入れて」と言われた。

うちのブラウニーは子ども達が小さい頃、なんとか「おから」を食べさせたいと思って中におからを入れて作ったのが始まりだった。

おからの煮物はあまり食べてくれないが、お菓子にするとおからだと分からないのでパクパクと喜んで食べてくれた。

そして、おから入りのブラウニーは今でもパインの大好物のおやつだ。

・・・というわけで、おからを入れたブラウニーを焼いた。



天板に大きく焼いて冷めたらカットしようと台所を離れたのだが、帰ってきてみたらあれれ?横の方に切り取った跡が・・・

犯人は一番小さなひな鳥(次女)の仕業でした。

他にもスーツケースの中に、こんなものを入れた。



「最近、忙しくて晩御飯を作っていない」というパインが手軽につまめて、日持ちがする物とスーパーを探したら「いかめし」を見つけた。

常温保存できて、湯煎かレンジで温めると良いらしい。

写真右のいか飯はセブンイレブンの商品だが、全国で発売しているのだろうか?

どちらにしろパインのいる県(青森県ですが)はセブンイレブンが無いそうなので送ることにした。

「たくさん食べて栄養つけて、風邪引かないようにね」と思いながら、他にも食料品をたくさんスーツケースに詰め込んで発送した。

あれ!?鳥に餌をあげる時と一緒だ。

うちの三羽のひな鳥たちは、身体だけはひなとは呼べないくらいに大きくなった。

三人が巣立つ日はいつになるだろうか。

長女チェリーには障害があるが、それでもいつかは離れて暮らさなければならない。

私や夫の方が先にいなくなるはずだから・・・

子ども達には早く巣立ってほしいと思いながらも、巣立ってしまったあとの寂しさを思うと、今こうして食べたいという物を作ってあげられる幸せを思い、一緒に過ごす時間を大切にしていきたいとしみじみ思う。









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