ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

ひよどり

2015-02-16 17:27:00 | 日記
週末はずっと暴風雪の悪天候だったので、庭のバードテーブルに餌を置くことができなかった。

庭に野鳥は来ていたのかもしれないが、小さな鳥なら吹き飛ばされてしまいそうな強い風が吹き荒れていたのでほとんど鳥の姿を見ることはなかった。

しかし今日はやっと天気が回復してきた為、すっかりカラになっていたバードテーブルにひさしぶりに餌を置いた。

すると、来るわ、来るわ、あちらこちらからぞくぞくと鳥たちがやって来た。

千客万来、満員御礼の札を出したいくらいで、鳥好きな私にはたまらない光景だった。

悪天候だったので餌が取れず、皆よほどお腹を空かせていたのだろう。

がつがつと餌をついばむ鳥たちを微笑ましく見ていたら、一羽のヒヨドリがやって来た。

ヒヨドリはカケスに比べると小さいが、他の小鳥たちに比べると身体が大きい。

ヒヨドリが来ると、他の小さな鳥たちは慌ててバードテーブルから飛び去った。

そして近くの木の枝に止まって、ヒヨドリが食事を終えるのを辛抱強く待っている。

野鳥の様子を見ていると、どうも力関係は身体の大きさに比例しているようで、ウチの庭に来る鳥たちで言うと強い順にカケス→ヒヨドリ→シロハラゴジュウカラ→ゴジュウカラ・シジュウカラという順番になっている。

カケスは早朝しか来ないので、日中はヒヨドリの天下なのだが、それにしても今日のヒヨドリはひどかった。

餌を独り占めして、他の鳥たちが来ると追い掛け回して追い払う。

そのせいで他の小さな鳥たちはすっかり来なくなってしまった。

でも、ひどいと思うのは人間の考えであって野生動物の世界では弱肉強食は当たり前の事なのだろう。

バードテーブルは家の中からよく見えるので、ついつい気になって見ていたら、な~んとヒヨドリは今日一日ずっとバードテーブルのそばを離れなかった。

時々餌を求めてやってくる小鳥たちを威嚇して飛び回ることはあっても、ほぼずっと我が家の庭にいた。

最初は憤慨しながら見ていた私だったが、ヒヨドリの仕草を見ていたら、ウチのオカメインコのP太郎と似ているかもしれないと思い始めた。

おなか一杯になって首をぐ~んと回して背中を掻く仕草なんて、もうP太郎そのもの。

ヒヨドリも餌がたくさんあると、こうしてのんびりとくつろぐのね。

なんだか可愛い。。。

とはいえ、ヒヨドリを飼うつもりはないので、明日は他の鳥たちの為にも居座らないでほしいと切に願っている。










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