ニセコ方面へドライブをした。
蝦夷富士と呼ばれて親しまれている羊蹄山(ようていざん)が綺麗に見えていました。
羊蹄山の周辺は、羊蹄山からの伏流水が豊富に湧き出していて、水が綺麗なことでも有名であり、湧き水は誰でも無料で汲める場所がいくつか設けられている。
休日ともなると、湧き水を汲もうとペットボトルを持った人たちがたくさん来ている。
こちらは、そんな湧き水を汲むことのできる場所のひとつで「京極ふきだ公園」
国内最大クラスのもので、一日の湧き水量は8万トン、なんと30万人の生活水をまかなうことができるのだそう。
神の水「カムイワッカ」と呼ばれるにふさわしい澄み切った清流です。
今回はうっかり水汲み用のタンクを持っていくのを忘れてしまったので、清流を見ながらの散策だけだったが、公園内でなんとも可愛い建物を発見した。
切り株型のトイレです。
「トイレ」ではなく「便所」と書かれている所もいいですね~
ところで農園が広がる羊蹄山周辺では、今の時期は収穫されたばかりの新鮮な野菜を買うことができる。
直売所や無人の販売所、それから公営浴場内でも安くて新鮮な野菜が売られているので、あれもこれもとついつい買い過ぎてしまうが、野菜の買出しもまたここへ来る楽しみのひとつになっている。
そして昼食は、自社で栽培した野菜を使った料理を出す「ファームレストランじゃが太」でコロッケセット(840円)を頂いた。
きたあかりと男爵を使った二種類のコロッケは、衣がさくさくで中身がほくほく。
熱々のコロッケは最初は何もつけず、そして次はソースをかけて食べてください・・・とのことで、素材が良いので何もかけなくてもじゅうぶんに美味しかった。
ほかにはポテトサラダと豆乳グラタン、野菜スープ、付け合せ野菜、イナキビ入りご飯かパンが付く。
どれもみんな美味しかったが、とりわけ美味しくてびっくりしたのが「パン」だった。
以前来た時にはなかったパン屋さんがレストランの隣にオープンしていて、そちらでは自家栽培の小麦と天然酵母を使ったパンを作っているそうだ。
パンの販売もやっているが、こうしてレストランでも食べることができる。
お皿からあふれ出さんばかりのパンは、噛むほどに甘さと香ばしさが口の中に広がってうまい~!
道理で隣のパン屋さんに絶え間なくお客さんが入っていくわけだった。
パン屋さんの名前は「地粉パンまる麦工房」
じゃが太、まる麦工房の詳細はこちらから見ることができますので興味のある方はどうぞ→アグリステーションようてい
さて羊蹄山周辺は、どこまでも見渡す限りの農地が広がっている。
まさに豊かな大地といった感じがする。
ところが、こうして私たちの食料をまかなってくれる農家や酪農の次世代がなかなか見つからないことが問題になっているという。
若者は都会に出て行き、どんどん高齢化と過疎化が進み、誰も耕さなくなった畑が放置され荒れ果てていく。
これは北海道に限らず日本全体で起こっていることなのかもしれない。
東北のある村を車で通りかかった時、大きな立て看板が目に入った。
「たがやせ!日本」
そこにはこんな力強いスローガンが書かれていたが、やはり後継者不足なのか放置されたような農地が見られた。
現在、新規の就農者に対して研修や支援を行っている地方の自治体が多くある。
やる気さえあれば知識がなくても農業や酪農を始めることができるそうだ。
数日前、テレビにリストラされたという男性が出ていた。
高齢の父の年金を頼りに暮らしているそうだが、ずいぶん生活が苦しそうだった。
もしも私が彼ならば、老いた父親を連れて農村へ行くだろうと思う。
今いる世界だけが全てではなく、生きていく道は百通りもある。
自然相手の農業や酪農は、やったことの無い者にはきっと想像もつかない苦労があるだろうが、天候を気にしながら土にまみれて動物や作物を育てて暮らす生活は悪くないと思う。
(なにより土は癒しを与えてくれる)
現在、日本の食料自給率は40%以下。
北海道は200%近いが、全国にある後継者のいなくなった土地をみんなで耕せば、じゅうぶんに自国でまかなえるだけの食糧自給率にすることができるだろう。
「たがやせ!日本」
人がほとんど通らないような場所に立てておくにはもったいないくらいの良いスローガンだと思うのだが・・・
蝦夷富士と呼ばれて親しまれている羊蹄山(ようていざん)が綺麗に見えていました。
羊蹄山の周辺は、羊蹄山からの伏流水が豊富に湧き出していて、水が綺麗なことでも有名であり、湧き水は誰でも無料で汲める場所がいくつか設けられている。
休日ともなると、湧き水を汲もうとペットボトルを持った人たちがたくさん来ている。
こちらは、そんな湧き水を汲むことのできる場所のひとつで「京極ふきだ公園」
国内最大クラスのもので、一日の湧き水量は8万トン、なんと30万人の生活水をまかなうことができるのだそう。
神の水「カムイワッカ」と呼ばれるにふさわしい澄み切った清流です。
今回はうっかり水汲み用のタンクを持っていくのを忘れてしまったので、清流を見ながらの散策だけだったが、公園内でなんとも可愛い建物を発見した。
切り株型のトイレです。
「トイレ」ではなく「便所」と書かれている所もいいですね~
ところで農園が広がる羊蹄山周辺では、今の時期は収穫されたばかりの新鮮な野菜を買うことができる。
直売所や無人の販売所、それから公営浴場内でも安くて新鮮な野菜が売られているので、あれもこれもとついつい買い過ぎてしまうが、野菜の買出しもまたここへ来る楽しみのひとつになっている。
そして昼食は、自社で栽培した野菜を使った料理を出す「ファームレストランじゃが太」でコロッケセット(840円)を頂いた。
きたあかりと男爵を使った二種類のコロッケは、衣がさくさくで中身がほくほく。
熱々のコロッケは最初は何もつけず、そして次はソースをかけて食べてください・・・とのことで、素材が良いので何もかけなくてもじゅうぶんに美味しかった。
ほかにはポテトサラダと豆乳グラタン、野菜スープ、付け合せ野菜、イナキビ入りご飯かパンが付く。
どれもみんな美味しかったが、とりわけ美味しくてびっくりしたのが「パン」だった。
以前来た時にはなかったパン屋さんがレストランの隣にオープンしていて、そちらでは自家栽培の小麦と天然酵母を使ったパンを作っているそうだ。
パンの販売もやっているが、こうしてレストランでも食べることができる。
お皿からあふれ出さんばかりのパンは、噛むほどに甘さと香ばしさが口の中に広がってうまい~!
道理で隣のパン屋さんに絶え間なくお客さんが入っていくわけだった。
パン屋さんの名前は「地粉パンまる麦工房」
じゃが太、まる麦工房の詳細はこちらから見ることができますので興味のある方はどうぞ→アグリステーションようてい
さて羊蹄山周辺は、どこまでも見渡す限りの農地が広がっている。
まさに豊かな大地といった感じがする。
ところが、こうして私たちの食料をまかなってくれる農家や酪農の次世代がなかなか見つからないことが問題になっているという。
若者は都会に出て行き、どんどん高齢化と過疎化が進み、誰も耕さなくなった畑が放置され荒れ果てていく。
これは北海道に限らず日本全体で起こっていることなのかもしれない。
東北のある村を車で通りかかった時、大きな立て看板が目に入った。
「たがやせ!日本」
そこにはこんな力強いスローガンが書かれていたが、やはり後継者不足なのか放置されたような農地が見られた。
現在、新規の就農者に対して研修や支援を行っている地方の自治体が多くある。
やる気さえあれば知識がなくても農業や酪農を始めることができるそうだ。
数日前、テレビにリストラされたという男性が出ていた。
高齢の父の年金を頼りに暮らしているそうだが、ずいぶん生活が苦しそうだった。
もしも私が彼ならば、老いた父親を連れて農村へ行くだろうと思う。
今いる世界だけが全てではなく、生きていく道は百通りもある。
自然相手の農業や酪農は、やったことの無い者にはきっと想像もつかない苦労があるだろうが、天候を気にしながら土にまみれて動物や作物を育てて暮らす生活は悪くないと思う。
(なにより土は癒しを与えてくれる)
現在、日本の食料自給率は40%以下。
北海道は200%近いが、全国にある後継者のいなくなった土地をみんなで耕せば、じゅうぶんに自国でまかなえるだけの食糧自給率にすることができるだろう。
「たがやせ!日本」
人がほとんど通らないような場所に立てておくにはもったいないくらいの良いスローガンだと思うのだが・・・