ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

認知症予防のための9つの習慣

2018-08-18 12:31:03 | 日記
父やお姑さんが認知症になり、元気だった頃には考えられないようなことをしたり、また当たり前にできていたことができなくなるのを見ていると、私も他人事ではないと思う年齢になった。

認知症は脳の生活習慣病と言われているそうで、認知症を遠ざける為の9つの習慣というのがあるそうだ。

これらの習慣は国内外の研究で予防効果があったと証明されたものなので、やってみる価値はありそうだ。

習慣その1

日常生活の中で有酸素運動をする。
ウォーキングなどの有酸素運動をすると、神経細胞に働きかけるBDNF(脳由来神経栄養因子)が増えて、認知症が発症しにくくなる。
ちなみに買い物や通勤など日常生活の中で40~60代なら1日5000~1万歩、70代なら5000歩以上、80代以上なら4000歩以上歩くのが良いそうだ。

習慣その2

1日3食バランスよく食べ、血糖値は低めにキープする。
これはちょっと意外で、私など最近はますます食べられなくなって、一日2食でいいわと思っていたのだが、ポイントはバランスよく3食食べるということで、例えば朝食を抜いて昼食にたくさん食べると、血糖値の乱高下を繰り返して、脳の神経細胞にダメージを与えるそうだ。
つまり少量の食事でもバランスよく分けて食べて、血糖値を急上昇させないことが大切ということだろうか。

習慣その3

筋肉をしっかりつけて転びにくい体にする。
転倒して頭を打ったことによる脳のダメージが、将来認知症を引き起こす可能性もあるそうで、スクワットなどをして日々筋肉をつけることが大切。
また65歳以上になったら、肉や魚などのたんぱく質を多めにとることも大切だそうだ。

習慣その4

お酒はほどほどにして、喫煙は厳禁。
赤ワインなどの適度な飲酒はまだしも、過度な飲酒は脳の前頭葉を委縮させアルコール性認知症を引き起こす。
また喫煙は言うまでもなく体に悪い。神経細胞や血管にダメージを与え、認知症の原因となる。


習慣その5

自分の歯は15本以上残そう。
東北大学が70歳以上の高齢者を対象に行った調査では、認知機能が正常な人は14・9本、認知症の疑いのある人は9・4本で、自分の歯を失った本数が多いと認知症になりやすいという結果になったそうだ。ちなみに父は自分の歯は4本程度で、お姑さんに至ってはゼロという状況です。

習慣その6

生きがいを作り、いくつになってもときめくこと。
趣味やボランティアなど、楽しみながら続けられる生きがいを持つと、脳が活性化されて認知症の発症を遅らせる効果があるそうだ。
特に予防効果が高かったのが、フォークダンスや社交ダンスで、これらは異性と交流しときめきながら楽しめるということで効果が大きいそうだ。


習慣その7

仲間とのコミュニケーションで脳を活性化する。
人とのコミュニケーションは脳への刺激となり、脳内のネットワークを活発にする。
人との交流が多いと、すでに脳にアミロイドβが蓄積されていても、認知症の発症が遅いという報告があるそうだ。
やはり趣味やボランティア活動などを通して、人と交流することが大切なんですね。

習慣その8

ぐっすり眠って脳内のゴミを除去する。
アルツハイマー認知症の原因物質であるアミロイドβは、眠っている間に脳の中で掃除されて蓄積が抑えられる。

習慣その9

薬の副作用に注意する。
薬によって、あるいは複数の薬の相互作用によって、認知症と間違えるような症状を引き起こすことがあるそうだ。
抗不安剤や風邪薬などで薬剤誘発性認知症、薬剤性せん妄と呼ばれる状態になることがあるそう。
注意が必要な薬は以下。
ベンゾジアゼピン系の抗不安剤や睡眠薬・パーキンソン病の治療に使われる抗コリン薬・風邪薬やアレルギーの薬に含まれる抗ヒスタミン薬・シメチジンなどの一部の胃潰瘍薬または胃腸薬・ステロイド剤・抗うつ薬。

認知症を遠ざける習慣のポイントは、生活習慣を改善して脳をいたわること。そして、適度な刺激を加えて脳をいじめることだそうだ。

認知症になると、どうしても周囲の人に迷惑をかけるので、そうならないように今からできることはやっていきたいと思うが、それにしてもフォークダンス、社交ダンスが効果絶大だとは知らなかった。

フォークダンスはまだしも、社交ダンスというと私の身長に合うパートナーを見つけるのが難しいかもしれない。

ヒールのある靴を履いたら175~6センチくらいになるしね・・・それ以上の身長があるおじいさんを見つけるのが大変かもしれない。

いっそ宝塚のように男役になってみようか・・・





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