ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

必要なものは・・・

2018-10-24 16:01:04 | 日記
お姑さんが高齢者住宅へ移ったので、お姑さんの部屋を片付けている。

二人の義理の姉たちが、高齢者住宅で生活をするために必要な品を選んでくれて持って行ってくれたのだが、まだまだ部屋には大量のものが残されている。

と言っても、お姑さんはまだ元気でぴんぴんしているので、部屋の中のもの全てを片付けるわけにはいかないのだが、もうここに戻って生活することはないので、使わない箪笥や食器、衣類などを処分をしている。

最初にお姑さんの持ち物の選別だけを義理の姉たちにやってもらったが、ここからは私がやらなければならない。

私の父の時は一軒家で荷物が大量にあった為、業者にすべてを任せたのだが、お姑さんの部屋は二間だけなので業者に任せなくても自分でできるのではないかと思った。

夫は業者に任せたらと言ってくれたが、専業主婦なので時間はたっぷりある。

というわけで、毎日少しずつ片づけをしていた。

大きな家具は市の大型ごみに申し込んで引き取ってもらい、食器類は燃えないゴミとして市の回収に出した。

衣類はゴミとしても出せるのだが、こちらはリサイクルしてもらえるそうなので、リサイクル業者の無料引き取り所まで持って行った。

また家電は13年以上が経ち古くなったので、お姑さんが高齢者住宅へ持って行ったテレビ以外は捨てることにした。

電子レンジなどの小型家電はリサイクル業者が無料で引き取ってくれるのだが、困ったのが冷蔵庫で、冷蔵庫は家電リサイクル法に沿って廃棄処分しなければいけない。

一番安く済むのは、新しい冷蔵庫を購入した時にその店に引き取ってもらうことだが、あいにく新しい冷蔵庫を買う予定はない。

次に安いのは、市が提携している民間業者にお願いする方法なのだが、こちらは玄関の外まで自分で出さなければいけないそうで、それは難しい。

というわけで、家の中から運んでくれる業者さんにお願いすることにした。

引き取りと廃棄の料金は合わせて約9000円ほどだったが、他の大型ごみ料金、有料ゴミ袋の購入など、すべての料金を合わせても2万円しないくらいだろうか。

やはり自分でやる方が断然安上がりになると思う。

さて、お姑さんの持ち物を押し入れから出してみると、出てくる、出てくる、大量の浴衣が出て来た。

一体、誰がこんなに着るの?というくらいある。これらの浴衣は、お姑さんが自分で縫ったものだ。

他にも縫っていない浴衣や着物の反物がいくつもあって、反物を見るとつい買ってしまったお姑さんの姿が目に浮かぶ。

大量にといえば、毛糸もたくさん出て来た。

そういえばお姑さんは編み物も好きだったので、毛糸を見るとつい買っていたのだろう。

お姑さんの同じ物ばかり大量買いを見ながら、私も買うものは違えど、むかし同じようなことをしていたことがあったなぁと思い出した。

昔は石が好きで、きれいな石を見ると欲しくて、つい買っていたことがある。

その前はインテリア小物だった。

インテリアのお店を見て歩くのが大好きで、いろいろとインテリア小物を買っていた。

何年か前に生活をシンプルにすることに目覚めた時に、それらはずいぶん処分してしまった。

今はほとんど欲しいものは無くなったし、どうしても欲しいと思った物でも数日考えに考えて、それでも気になれば買うし、そうじゃなければ買わない。
(ほとんど買うことはないが・・・)

あまり物を買わなくなると、そんなにたくさん物がなくても生きていけるということがわかった。

生活に必要な物って、実はそんなに多くなかった。

ただ、綺麗なものを身の周りに置いて、それで幸せな気持ちになったりテンションが上がるということも分かるし、それを否定する気もないが、私の場合はモノを持たない生活の方が心地よく感じる。

というわけで、義母の部屋を片付けたついでに、今日は我が家のキッチンの戸棚も整理した。

久しぶりに戸棚の整理だったので意外と不用品が潜んでいて「これは使っていないし、これからも使うことはないだろう」と思われるものをゴミ袋いっぱい捨てた。

そのほとんどは銀行などからのもらい物が多いのだが、それでもまだ使えるのにもったいないという気持ちになる。

ただ使わずに取っておいて場所が無くなる方がもったいないし、多くの物が台所にあることで作業の効率が下がると最近は思うようになった。

台所は、使いたいものがすぐに使えるようにシンプルにしておきたい。

要らないものはもらわない。買わない。

そして余裕のできたお金は、保険ではできなかった歯の治療に使った。







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