ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

もったいない、もったいない

2019-02-27 17:21:25 | 日記
娘の引っ越しの荷物が届き、片付けに忙しくしていた。

段ボール箱が18個と布団袋が2つ。

それ以外にテレビやプリンターなどの家電とベッド、テーブルなどなど。
あれやこれやで自宅の八畳間がいっぱいになった。

電子レンジと冷蔵庫、それからプラスチックのタンスなどは向こうで中古品業者に買い取ってもらったのだけど、買取ができないと言われたベッドや照明器具、物干し台などは持ち帰って来た。

とりあえず、自宅で使えるものと処分するものに分けたのだが、処分するものが意外と多くて大きなゴミ袋を買い足して、ゴミ袋に入らないものは行政に連絡して大型ごみとして引き取ってもらうことになった。

それにしても、まだまだ使えるものばかりで、ゴミとして捨てる前に何かに使えないかと熟考するのだが、やはり思いつかず「もったいない」と思いながらゴミ袋に入れていく。

あまりにもったいないので、娘の持ち帰った鍋や食器をキッチンに置いてみたら、キッチンの使い勝手が断然悪くなって、やっぱり置くことをあきらめた。

今まで使用していた鍋や食器の数が、今の私にとってベストなので、それ以上増えると出しにくくて作業効率が悪くなる。

綺麗なものは取りあえず段ボール箱に保管して、しばらく時間を置いてから要らなかったら捨てることにした。

そして、問題は娘の洋服の多さ。

こちらは娘自身が仕分けをしたのだが、「これはもう要らないから捨てて」と言うので、要らないと言った服を見に行くと、洋服の大きな山ができていた。

「これなんか、まだ着れるじゃない?」と服の山から取り出した一枚を娘に見せると、「それも着ないからいらない」と言う。

「もったいない。そうだ、長女は着ないかな?」

似合いそうな洋服を持って長女に見せると、「う~ん要らないかな」と言う。

「まだ十分着れるのに要らないの?もったいない」と言いつつ、最後の手段は鏡に向かって自分の身体にあててみる。

「だめだ、顔と合わない」

二十歳をちょっと超えたくらいの子の洋服は、とてもじゃないが私には似合わず断念。

今は服や小型家電、金属類などはリサイクルとして無料で引き取ってくれる所がいろいろある。

お姑さんが高齢者住宅へ引っ越す時もリサイクルできるものは持って行ったのだが、今どきの若い子の洋服ならば多少の値がつくかもしれないと、中古品を扱うお店に持って行くことにした。

洋服が50着近く、あとはバック二つを紙袋に詰めて持ち込んだ。

洗濯をしてアイロンをかけて、汚れがついているものは除いて持って行ったので、そのほとんどを引き取ってもらえることになった。

そして言われたお値段は、なんと・・・570円でした。

娘のものはブランド品ではなく、全部安く買っているものなので、その値段は妥当なのかと思う。

というか、私としては金額よりも必要としている人がまた使ってくれたら嬉しい。

捨てられるところだったものが、また生き返ることができるから。

もらった570円は、帰りに娘との外食の足しにした。

それにしても、たった数年しか使わずに捨ててしまう物たち・・・本当にもったいないと思う。

地方から来ている学生はどうせ4年くらいしかいないのだから、もっとレンタルなどが充実していればいいのにと思う。

買うのも大変だが、それ以上にそれらを処分したり持ち帰るのが大変だ。

そして、洋服の山・・・おしゃれが楽しくて仕方がない年代なので、つい服を買ってしまうようだが、こちらも最近よく聞くようになった洋服のレンタルなども使えばいいのに・・・と、娘には話しているが、今の所、聞く耳もたずってところでしょうか。

引っ越し荷物が届いて5日ばかり。やっと片付いてほっとしている。






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