妹から久しぶりにラインが送られてきた。
今、東京に居るのだという。
ラインにはたくさんの人が映っている写真や動画もあって、妹の嫁ぎ先の親戚たちが集まっているのだとか。
妹の嫁ぎ先の親戚の方を見るのは、妹の結婚式以来だから30年ぶりくらい。
結婚式の時に会った方もいたが、ほとんどは初めて見る方ばかりで、なんだか垢抜けた方が多い。
やっぱり東京に住んでいる人は違うわ〜と思って返信したら、「その人は歌手で、隣の人は女優だよ」と妹から返ってきた。
どちらの方も私は知らなかったが、YouTubeなんかを観ると出ているらしい。
妹の旦那さんは、ごく普通のサラリーマンだが、聞けば親戚はバラエティーに富んだ人材が揃っているそうだ。
それが良いのか、そうじゃないのかは別にして、日本だけに留まらず世界へ出て行く人が多いのも親戚の特徴だとか。
それに比べて、海外どころか日本の中でさえ地元から出ることなく、良く言えば質素で実直だが、非常に地味なのが、私の嫁ぎ先の親戚の特徴だと思う。
同じ環境で育った姉妹なのに、結婚相手に選んだ相手の背景が180度違うのが面白いなと思う。
でも、姉妹とはいえ性格も興味の対象も違うので、そうなるのは当たり前なのかも知れない
ところで最近、その傾向がさらに子どもたちへも受け継がれていることを発見した。
子どもたちが大きくなるに連れて、それぞれの家系の影響を色濃く受け継ぎ、親や親戚たちと同じような道を選んでいると思う。
やはり子どもは、親の背中を見て育つのか、、、と思ったら、たまに親も親戚もそうでは無いのに、突然お笑い芸人になる子が現れて、よく調べたら何代か前に芸人だった先祖がいたなんて話を聞く。
これは不思議。お笑い芸人になりたいという遺伝子が、長い年月を経て受け継がれて来たのだろうか?
何代もかけて先祖からバトン(遺伝子?)が受け継がれてきたのかも知れない。
もしもそうなら、、、
自分たちから子どもたちへ(又は親戚の子に)、そして孫、曾孫へ、その先もずっと受け継がれて行くかも知れないバトンなら、悪いバトンではなくて良いバトンを渡してあげたいと思う。
生きている間、できる限り善きことを想い、善き行いをして、よいバトンを作っていけたらと思う。