ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

散歩の楽しみ

2023-10-14 15:26:54 | 日記

趣味と健康維持を兼ねて、よく散歩をする。

散歩途中にあるパークゴルフ場は、いつもたくさんの方で賑わっている。

こちらのパークゴルフ場は、少し前にご親切に誘って頂き、お試しもさせてもらったのに、実はそのあとまだ行っていない。

まわるのが遅い初心者は、人が少ない時の方がいいのではないかと思っているうちに、時間だけがどんどん過ぎてしまった。

でも見る限り混んでいない日は無いんじゃないかと思う賑わいで、空いている日を待っていたら、行く前に雪が降ってパークゴルフも今季終了となってしまうのかもしれない。

とはいえ、趣味と健康維持にパークゴルフはもってこいだと思っていた当初の熱意が、冷めて来てしまったのも事実。

もう来年でもいいかとトーンダウン気味で、通りすがりに眺めて満足している。

ところで雪といえば、今日は散歩中に雪虫を見た。

お尻に白い綿毛を付けた雪虫が飛ぶと、初雪が近いと言われているが、あと二ヶ月もすれば雪の季節がやって来るのかと思うと、季節のうつろいの速さに驚いてしまう。

しかし通りに面した家々の庭には、まだポツポツと花が咲いている。

植物好きなので、きれいな花だなあと思ったら、すぐにスマホで写真を撮って調べている。(道路に面して撮れそうな時だけ、、、)

今日見た紫色の花が美しい植物は「友禅菊」というのだとか。

小ぶりの花が可愛らしく、またどことなく風情があってとてもいい。

洋服とかブランド品とかは、見ても欲しいと思わないのだけど、植物だけは見ると欲しくなってしまう。

友禅菊、欲しいな〜と思う。

「もう植える場所がないでしょ」と頭の中で言ってる自分が居て、横からもう一人の自分が「いやいや探せばある」と言う。

「探せばある」と言った自分に一票で、帰ったら早速園芸店へ行ってこようと、心はすっかり友禅菊一色になった。

ルンルンした気分で歩いていたら、今度は森林の方にきれいな紅葉を見つけた。

「なんてきれいな紅葉だろう」と、しばらく見惚れているうちに、さっきの友禅菊が欲しい気持ちはクールダウン。

園芸店へ行こうという気持ちもすっかり無くなって、それより紅葉を見に行きたい気持ちになった。

まったくもうブレブレの揺れる心だと、我ながら苦笑してしまう。

ところで賭け麻雀の裏プロとして活躍していた桜井章一さんが、「揺れない心」について書かれている。

「運を支配する」より

人の心は、絶え間なく動く。

問題は、いい揺れ方をするか、あるいは悪い揺れ方をするかである。

結局、どんな揺れ方をするか、どんな動きや変化をするということが大事であって、いい揺れ方をし、いい動きをし、いい変化をしていれば、それこそが「揺れない心」と呼べるだろう。

たとえば、感情に曇りがなく穏やかな気分でいるときなどは、心が揺れていない状態である。

心が激しく揺れている人は、何かに強く囚われていたり、リズムが一定していない揺れ方をしている。つまり悪い揺れ方をしている。

私の今回の揺れる心など大した話ではないが、著者がいう「悪い揺れ方」と言うのはよくわかる。

私自身これまで何度、悪い揺れ方をしてきたことか。

もちろん今でも悪い揺れ方をしているなと思うことがあって、苦しい想いをする。

ただ悪い揺れをいい揺れに改善はできると書かれている。

考え方なり、行動なりを意識して変えていけば、「いい揺れ」に近づいていくことは可能だ。

つまり、なにもないところから「いい揺れ」を目指すより、「悪い揺れ」が起こる原因を理解し、それを取り除いていけば、心は自然と「いい揺れ」になっていくものである。

まさに私が悪い揺れ方になるのは、一つのものごとに囚われてしまった時。

これに気づけばよいのだけど、それが出来ずに悪い揺れ方を続けているということがある。

長い時間をかけて習慣になってしまったものを、すぐに変えることは難しいものだが、少しずつ気をつけていい揺れ方にしていきたいなと思ってはいる、、、

というわけで還暦すぎても、まだまだ学ぶばかり。

この世にやっと生まれて来た魂は、人生という長い道を散歩するかの様に、あちこち寄り道しながら、学んで行くものなのだろうなと思う。

そう思ったら、これからの人生の散歩も楽しみになってきた。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする