7月になり徐々に暑い日が増えてきた。
暑くなってくると食べたくなるのが、グリンめんのトマトだれ。
グリンめんというのは、「緑色のひやむぎ」のようなもので子供の頃からの食べなれた味だが、これが北海道発祥だと知ったのは最近のことだ。
(ちなみに同じく道産子の夫も子供の頃から食べていて、子供の頃はひやむぎ=グリンめんだと思っていたとか)
北海道以外でも売っているのかどうかわからないが、道内ではどこのスーパーでも売っているのではないかと思う。
グリンめんの緑色はクロレラを練り込んでいるからだそうだが、味はごく普通のひやむぎと変わりない。
変わりないのだけど、ひやむぎとグリンめんの二つが並んで売っている場合は、食べ慣れているせいかグリンめんの方をカゴに入れてしまう。
というわけで、グリンめんでもひやむぎでもどちらでもよいのだが、冷たい麺をトマトだれで食べるとたいへん美味しい。
トマトだれの作り方は簡単で、普通のひやむぎのたれにトマトをサイコロ状に切って(あまり小さすぎない方がよいかも。一口大よりやや小さめくらい)入れる。
そこへごま油をたらりと入れたら出来上がり。
辛いのがお好きなら、さらにラー油をたらしてもいいし、酸っぱいのが好きならお酢をちょっぴり入れてもよい。
また、白ごまや青じそを追加してもおいしい。
ほかにも好みでいろいろ試して入れてみるとよいと思うが、絶対に外せないのがトマトとごま油。
私は、これだけでも十分おいしいと思うのだが、家族がどうしても青じそを入れたいと言った。
青じそは、毎年庭にたくさん生えてくる。
そこで庭に青じそを見に行ったのだが、まだ収穫するには小さすぎた。
少量しか使わないのに買ってくるのがもったいなくて、仕方が無いので小さな青じそから一枚だけ葉っぱを頂いた。
右側の葉っぱを採ったあとの青じそ↓ なんだか痛々しい姿になってしまった・・・
青じそは毎年こぼれた種から芽がでて大きく育ってくれる。
8月には食べきれないくらいになるのだが、今はまだどれも小さい。
ところで青じそは認知症の抑制に効果があるそうだ。
アルツハイマーは、たんぱく質のアミロイドベータが凝集蓄積されることで発症することが分かっているが、青じそにはそれを抑制する効果があるのだとか。
今のところ青じそに匹敵する効果のある植物は見つかっていないそうだ。
アルツハイマー予防の為にも、まだ小さな青じそを大切に育てねばと思う。
家族には、しばらくは青じそ無しで食べてもらおうか・・・