日曜日に気温が下がると、天気予報で言っていたので、今日は庭の片付けをした。
春に植えた野菜の苗を片付けて、同じく春に庭に植えた越冬できない花やハーブを、家の中に入れる為に鉢に植え替えた。
もう何年も同じことをやっているので、手順はすっかり頭に入っている。
土を触っていると時間を忘れる。やっぱり自然はいい。落ち着く。
毎年同じことをしているが、考えてみればこの植物たちは去年のものとは違うのだなと思う。
同じ種類の花やハーブだけど、去年咲いていた花は散り、今は新しい花が咲いているし、ハーブは新しい枝が伸びている。
そして、私自身も去年の私とは違う。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」(方丈記)にあるように、自然は止まる事なく変化し続けて、自然の一部である人間もまた日々新しく生まれ変わっている。
毎日同じことの繰り返しのようでも、実は日々新しく生まれ変わっているということを、自然は教えてくれる。
庭仕事をしていたら、いつものカラスがやって来てこちらを見ていた。
「きみも毎日生まれ変わっているんだね、、、」と心の中で話しかけた。
さて話は変わるが、秋が深まってきて思い出したのか、次女にアップルパイを作ってほしいと頼まれた。
そこで早速、作ってみた。
私がいつも作るのは、りんごを煮ないで作るお手軽なアップルパイ。
煮たりんごを使うより、さっぱりとした味のアップルパイになるので、家族にはこちらの方が喜ばれる。
毎年秋にしか作らないので、レシピを探すのが大変。
そこで自分の覚書として、レシピを書いておこうと思う。
材料
りんご(あかねとか紅玉とか酸っぱい方がいいです) 小さめなら4個、大きければ3個。
冷凍のパイシート1袋(4枚入り)
グラニュー糖か、あればてんさい糖を大さじ6。塩を少々。強力粉と薄力粉をそれぞれ大さじ1強ずつ。シナモンを小さじ4分の一くらい。あればナツメグも小さじ4分の一入れると本格的な味わいになるが、ウチには無いのでいつも入れない。
作り方
1. 大きめのボウルに砂糖以下、粉類を全部混ぜ合わせておく。
2. りんごは皮をむいて12等分に切り、1のボウルに入れていく。ボウルを揺すって、りんごの全部の面にまんべんなく粉がつくようにする。
3. 解凍したパイシート2枚を型に敷く。空気穴をフォークで開けておく。
4. 3に2のりんごを隙間ができないように詰めて、上から残っているパイシート2枚をかぶせ、艶出し用の溶き卵を塗って(卵が残ってしまうので、私は塗りませんが)、200度に予熱したオーブンで35〜40分焼く。焦げる時は、途中でアルミ箔をかぶせて。
型は21センチくらいのガラス容器を使いましたが、25センチくらいまでのパイ皿で作るとちょうど良いかと思います。
秋になると、毎年作っているアップルパイ。今年も美味しくできました(笑)