毎年漬けている梅干し。
梅を店頭で見かけるようになってから、けっこう時間が経つ。
もうそろそろ漬けないと、、少し焦り気味だったが、やっと梅を買ってきた。
写真より実物はもう少し黄色く熟していて、いい感じ。
全部で六キロ買った。
六キロ全部を一度に漬けるのは、容器の関係と洗ったり漬けたりするのが大変なので、二日に分けて三キロずつ漬けることにした。(写真は三キロ)
まずは洗うところから。
野菜や果物を買ってきたら、しばらく重曹に漬けておいて、それから洗うようにしている。
重曹に漬けると、残留農薬が落ちやすくなるのだとか。
また重曹は入浴剤としてお風呂にも入れている。200リットルのお湯に大さじ2〜3杯くらいをテキトーに、、、
もう10年以上、重曹を入れたお風呂に入っているので慣れすぎてしまって、どんな効果があったのかなんて説明できないのだけど、重曹泉という温泉もあるくらいで、それによると皮膚の表面を柔らかくして、脂肪、分泌物を洗い流し、肌をツルツルにする効果があるそうだ。
ただし湯冷めするのが早いので、暖かい時期に入れる方が良いのかもしれない。ちなみに私は春夏は重曹、秋冬はエプソムソルトを入れる。
でもお風呂に重曹を入れ始めた一番の理由は、なんと言っても皮脂汚れが落ちるので、お風呂掃除が楽になることだった。
掃除オタク?としては、お風呂にザラザラ汚れが付いていると、すぐに洗い落としたくなるのだが、これが重曹風呂に入った後だと軽く擦るだけでツルツルになる。
皮脂汚れも残留農薬も落ちやすくする重曹は素晴らしい〜と思う。
あっという間に消費するので、25キロ入り(食用のもの)を購入して、最後の方はカチカチに固まるため、金槌で叩いて使っている(笑)
すっかり話がずれてしまったが、梅干しを作る話。
梅干しの作り方は、ネットなどを見るとたくさん出てくる。
一番の違いは塩の量なのだが、昔ながらの20%、18%、15%、減塩の10%に8%というものもある。
梅干し作りで一番問題なのはカビで、カビが生えにくいのは塩分が高い方だが、減塩にすると焼酎や酢などを混ぜないとカビが生えてしまう。
カビの発生を最小限に抑えたい方や昔ながらの梅干しを食べたい方は、塩分18%以上で作るのがオススメだが、私はいつも減塩梅干しを作っている。
なぜかというと、塩分が高い梅干しは口がとんがって食べられないという、、、
カビの発生は嫌だし、できれば塩だけで漬けた梅干しの方を食べたいのだけど、毎朝、口をとんがらせて食べることに疲れてしまったため、いたし方なく減塩にした梅干しを作って食べている。
ところで昨年漬けた梅干しは、氷砂糖を入れるというものだった。
はちみつを入れた梅干しも売っているくらいなので、氷砂糖を入れるのも有りかと作ってみたら、作る過程の管理が悪かったせいか、カビが生えてしまった。
塩分は10%で氷砂糖の他に焼酎も入れたのだが、減塩はやはり難しいのかな、、
その後、カビは綺麗に除き、梅酢を沸騰消毒して、梅を焼酎で洗ってと手間はかかったが、なんとか梅干しが出来上がった。
そしてまもなく一年が経とうとする先日、出してきて食べてみたらなんとおいしい!
減塩なのでしょっぱ過ぎず、微かに甘さも感じてとても好み。
家族にも味見をしてもらったらやっぱり美味しいとのことで、どちらかというと、女性は好きな味かもしれない。
というわけで、今年も氷砂糖入りの減塩梅干しにした。(カビが生えないように手袋をして、焼酎で消毒を念入りにしたが)
しばらくは梅干しから目が離せない。(カビのチェック!)
でも、とても楽しみでもある。