お姑さんが生ごみを窓の外に置くという前回に書いた記事の続き。
あの日、デイサービスから帰ってきたお姑さんに話をした。
日中に鳥が食べるか見ていたけれど食べに来なかったこと、お隣さんの敷地にまで置くのはやめた方がいいということ。
そして、お姑さんが最も恐れている?自分の息子に見つかったら、たぶん烈火のごとく怒るだろうということを話した。
これはまったく予想がつくことなのだが、夫は自分の母親にはとても厳しい。
普段は義母の身体を気遣ったり世話を焼いたりと優しいのだが、「やってはいけない」と何度も注意したことを義母がやってしまったりしたら、それはもう大そう怒る。
そして、息子に叱られた義母は言い訳をいろいろと考えて言い返すのだが、これが火に油を注ぐことになる。
言い訳をすればするほど、ますます夫の怒りは大きくなり叱る声も大きくなっていくのだ。
かわいそうに夫に怒られた義母は、小さな体をますます小さくして「はい、もうやりません」と謝るのがこれまでの常になっている。
だからこれを見たら夫は絶対に怒るに違いなかった。
今までも何度となく注意してきたことだったから・・・
私の話を聞いてくれたお姑さんはすぐに分かってくれて「片付けに行く」と言ってくれたので、二人で一緒に片付けることにした。
片付け終わるとお姑さんは「このことは息子には内緒にしておいて。言わないでね」と何度も言うので、元々夫には話す気はなかったが「わかりました。内緒にしておきますからね」と言って、めでたく終了・・・となるはずだった。
ところが翌日、お姑さんの部屋から夫の叱る声が聞こえてきた。
「今度は何を怒っているのだろう?」
そう思って、憮然とした顔で戻ってきた夫に「どうしたの?」と聞くと、「窓の外にたくさん生ごみが散らばっている」と言った。
慌てて窓の外を見ると、なんと昨日きれいに片付けた場所に再び生ごみが散乱しているではないの!!
昨日と違ったのは、昨日はプラスチックトレーに載せられていた生ごみが今度は見事に散乱していたことだった。
なぜ?なぜ?私の頭の中も混乱していた。
昨日は「もうやらないから息子には内緒にして」と言っていたはずなのに、なぜこうなるのだろう?
夫が義母に問い詰めると「鳥にやりたいから」と言ったそうだ。
(鳥は食べていなかったよと教えた時、お姑さんは「そうかい」と言ってわかってくれたように思ったのだが)
「片付けてくる」そう言いながら、夫は外へ出て行った。
本当に昨日のことはきれいさっぱり忘れてしまったのだろうか?もしそうなら、これはまずい・・・
一応、義母には夫には内緒にすると言ったが、こうなっては話しておいた方がよいだろうと思い、前日のことを夫に話した。
「きっと忘れてしまうんだろうな」と夫が言った。
夫がかなり叱ったことで(本当は叱らない方がいいのだが・・・)お姑さんの脳には外に生ごみを散乱させてはいけないということがしっかりと定着したようだった。
とは言え、しばらくするとまた同じことを繰り返すのだろうが。
先月のお姑さんの風邪以来、認知症がまた進んだような気がしている。
だんだん物忘れが激しくなる義母。
昔の自分が一番輝いていた頃の思い出はいつまでも忘れないが、今起こったことはすぐに忘れてしまう。
特に義母は昔の思い出の中に生きていることが多くなった。
仕方がないことだが、ちょっと悲しい気持ちになってしまった。
あの日、デイサービスから帰ってきたお姑さんに話をした。
日中に鳥が食べるか見ていたけれど食べに来なかったこと、お隣さんの敷地にまで置くのはやめた方がいいということ。
そして、お姑さんが最も恐れている?自分の息子に見つかったら、たぶん烈火のごとく怒るだろうということを話した。
これはまったく予想がつくことなのだが、夫は自分の母親にはとても厳しい。
普段は義母の身体を気遣ったり世話を焼いたりと優しいのだが、「やってはいけない」と何度も注意したことを義母がやってしまったりしたら、それはもう大そう怒る。
そして、息子に叱られた義母は言い訳をいろいろと考えて言い返すのだが、これが火に油を注ぐことになる。
言い訳をすればするほど、ますます夫の怒りは大きくなり叱る声も大きくなっていくのだ。
かわいそうに夫に怒られた義母は、小さな体をますます小さくして「はい、もうやりません」と謝るのがこれまでの常になっている。
だからこれを見たら夫は絶対に怒るに違いなかった。
今までも何度となく注意してきたことだったから・・・
私の話を聞いてくれたお姑さんはすぐに分かってくれて「片付けに行く」と言ってくれたので、二人で一緒に片付けることにした。
片付け終わるとお姑さんは「このことは息子には内緒にしておいて。言わないでね」と何度も言うので、元々夫には話す気はなかったが「わかりました。内緒にしておきますからね」と言って、めでたく終了・・・となるはずだった。
ところが翌日、お姑さんの部屋から夫の叱る声が聞こえてきた。
「今度は何を怒っているのだろう?」
そう思って、憮然とした顔で戻ってきた夫に「どうしたの?」と聞くと、「窓の外にたくさん生ごみが散らばっている」と言った。
慌てて窓の外を見ると、なんと昨日きれいに片付けた場所に再び生ごみが散乱しているではないの!!
昨日と違ったのは、昨日はプラスチックトレーに載せられていた生ごみが今度は見事に散乱していたことだった。
なぜ?なぜ?私の頭の中も混乱していた。
昨日は「もうやらないから息子には内緒にして」と言っていたはずなのに、なぜこうなるのだろう?
夫が義母に問い詰めると「鳥にやりたいから」と言ったそうだ。
(鳥は食べていなかったよと教えた時、お姑さんは「そうかい」と言ってわかってくれたように思ったのだが)
「片付けてくる」そう言いながら、夫は外へ出て行った。
本当に昨日のことはきれいさっぱり忘れてしまったのだろうか?もしそうなら、これはまずい・・・
一応、義母には夫には内緒にすると言ったが、こうなっては話しておいた方がよいだろうと思い、前日のことを夫に話した。
「きっと忘れてしまうんだろうな」と夫が言った。
夫がかなり叱ったことで(本当は叱らない方がいいのだが・・・)お姑さんの脳には外に生ごみを散乱させてはいけないということがしっかりと定着したようだった。
とは言え、しばらくするとまた同じことを繰り返すのだろうが。
先月のお姑さんの風邪以来、認知症がまた進んだような気がしている。
だんだん物忘れが激しくなる義母。
昔の自分が一番輝いていた頃の思い出はいつまでも忘れないが、今起こったことはすぐに忘れてしまう。
特に義母は昔の思い出の中に生きていることが多くなった。
仕方がないことだが、ちょっと悲しい気持ちになってしまった。